●近衛塚このっくんのスケバン凶子
木乃香「でわー、関東スケバン連合緊急しゅーかいをおこなうーっ!」
明日菜「木乃香の関東弁なんて珍しいわね。なんだか『失望先公』のポジティブ少女みたい」
木乃香「明日菜、退場〜」
明日菜「え?え?」(ガシッと刹那に捕まれて引きずられていく)
刹那「書いてる人に逆らっちゃダメですよ。京都弁は難しいんですから」
(明日菜:リタイア)
木乃香「えっと、どこまで喋ったかな?ま、ええわ。(オホン)じゃあ今日は、『空の●界』の紙芝居をやろうとおもう!でもただ紙芝居をやってもつまらないから、みんなに手伝って貰いたい。わかった?」
3−A一同「うぃーっす」「はーい」「ですわー」「ひゃっふー」
木乃香「まず、ナイフ使いの少女・式の役を……胸のおっきいそこの貴方!」
千鶴「あらあらあら?」
木乃香「それから、男の子役を……二列目のメガネの……」
千雨(あたしはやらねーぞ!)(←クワッっと目を開いて睨む)
木乃香「隣の糸目の人!」
楓「ん〜」 (千雨、隣でズルッとズっこける)
木乃香「では『空の●界』のはじまりはじまり〜 拍手ぅ!」
(ぱちぱちぱちぱち〜)
(中略)
木乃香「じゃあ、両儀式は過去に一番大変だったことを、いいました!」
千鶴「出産かしら?」
ザワ……
ざわっ……
(どよめく会場) ザワ……
ざわ……
千鶴「……飼っている犬の」
(「ふー」「なんだぁ〜」という納得のざわめき)
小太郎「あん?」
(じー) ←ネギま部メンバーの微妙な視線
小太郎「お、俺が妊娠とかするわけねぇだろ!」
千鶴「どこかのワンちゃんに孕まされちゃったみたいで」(追撃)
うちゅうのほうそくがみだれる!
パル「ふむん、そっち方面か〜(ニヤ〜)」
カモ「どうりで人間の女は眼中にねーわけだゼ」
ネギ「え?え? どういうこと?」
のどか「小太郎くん、せ、せきにん」
古菲「コタロもやるアル」
刹那「そ、早熟ですね」
夕映「交尾の本能に逆らえないのかもしれませんね」
……っていう電波を受信した。
この後、どっかの建物の屋上でイジケル小太郎を誰がどうやって慰めるのかは、電波のみぞ知る……
木乃香「またな!」(つづかない)