援軍に関して

 
タカミチと龍宮が来てからどうするだろうか。その諸々を考えてみたい。
 
●ドネットの立場
取り敢えずドネットさんの位置付けをネギやゆーなの味方として考えておくとします。ネギによる楔破壊の映像が出てきて憤慨しているものと考えておきましょう。ここがズレていると予想もへったくれも無かったりするんですけどね。
 
●来た道
どうやって来るかはともかく、援軍自体は予想していたり。(主にいいんちょの出番に関しての考察関係で。)
 
いいんちょルート再考
http://d.hatena.ne.jp/adagium/20070930/p1
 
ネギパ15でのインタビュー記事もあるので、援軍自体はほぼ確定事項だったりしますしね。龍宮は出番がありそうでした。タカミチの方がむしろ微妙だったぐらいですね。
それでもまさかメガロメセンブリアのゲートから来るとは思いませんでした。なんせ、とっくに壊れたと思ってましたし。でも世界(ムンドゥス=宇宙)を繋ぐものが一瞬で壊れちゃうのもアレなので今は納得しています。
 
ドネットがタカミチを呼ぶのは「ネギの味方になってくれる人物を確保したかったから」だと考えるのが妥当です。いざ呼んだ援軍が自分の希望とは別の行動を取ったら意味が無いでしょう。つまり、タカミチや龍宮が来た時点でネギの味方という可能性の方が大きいことを示しています。(でも決め付けたりはしません。)
 
ここまでが前提部分。
 
 
●援軍の意味
まず、本編とは関係のなさそうないいんちょ部分」に触れておきます。
 
いなくなった運動部+夏美を置き去りにして日本に帰る気分の悪さがあるため、勝手に帰った感を削ぐ必要があったと思います。いいんちょの責任感をなだめて、日本に帰らせてやる必要があるのです。そのためにはタカミチ(元担任)が来て言葉を掛けてやるのはとても良い気配りと言えるでしょう。
 
「ネギ君や明日菜君のことは任せてくれ……」と言えば、いいんちょ的には日本にとても帰り易くなります。(魔法世界に付いて来て欲しいという本音はともかく)
 
メガロメセンブリアのゲートポートから来たのだから、例え出番がなくてもそういうことがあったのだとストーリーが補間できます。そこが大事な部分ですね。ネカネに何かを言われたとしても いいんちょの心は動かなかったと思います。独力で、否、財力を投じてでも探し出す決心ぐらいはしていたに違いなく。
今回の援軍はタカミチが来た時点でこういった意味もあったのだということを強調しておきたいですね。
一緒に来ていてもおかしくない明石教授(ゆーなパパン)からも娘を頼む……ぐらいの台詞はあったのかも。
 
 
●タカミチと隊長の行動
ハッキリ言うと、殆ど分かんないんですけどねぇ(笑)
ネギま!は論理的に記述できる可能性が高いんで、その辺りに期待しましょう。(この記事を書き始めた段階では195時間目の感想で没にした部分しか考えていません)
 
○何があったのかを確認する
瓦礫だらけかと思ったんですが、案外原型を留めていたゲートポート(笑)そこから何か見つけるかもしれません。
例えば龍宮の魔眼が隠された機能をもっていて、魔力の動きが分かるとか?
もしくは戦闘の跡を見つけられれば、少なくとも誰かと戦っていたことはわかるかもしれません。
(要するに、そういった痕跡ごと「冥府の石柱」で破壊している、ということですが)
 
○ドネットの視点
ドネットからは記録映像が出てきたこと自体がおかしい出来事と認識されるハズです。隔絶された空間から突如として証拠が出てきた。捏造としか思えない心境にいるでしょう。
彼女は内部に手を引くものがいる可能性を考えています。そこから事件の全容を知ろうとするのかも?
 
○真犯人の予想
ネギはこんな事件を起こさないと考えると思いますが、フェイトだと予想できたら凄すぎでしょう。とかいって、渡航者として名前だけ変えて顔写真が登録されてたら笑うしかありませんが。
正体がわからない分、何が目的なのかについて意識が行くように思います。
湯川「さっぱりわからない。実に面白い。」(ガリレオ
 
例えば、各ゲートの破壊に「時間的なズレ」があったとすると、順に破壊されていることに気付く可能性があります。ゲートポートを易々と破壊できるような連中がそう何組もいるとは思えません。いても2チーム程度ではないかと。
そしてゲート破壊に時間差があったことを発見できれば、移動にゲートの転移機能が使われたという推測が成り立つかもしれません。
そこから、ネギ達が強制転移されたと仮定する……仮定を重ねているので難しいですね。
殺して口を封じなかったこと自体の意味も難しい。
龍宮「何故、殺して口を封じないのだろうか。私ならそうする。」
 
 
○ネギ達はどこへ行ったのか
本当なら殺されて跡形もないと考えるのが普通でしょうけれど、次点では連絡が付かない状況にいると考えるのが自然ですね。更に懸賞金が掛かったので、ネギ側から連絡が入る可能性は低くなったと考えるかもしれません。
流石に「強制転移」で「バラバラ」ということに論理的に気が付くのは厳しいでしょう。それならゲートポートの魔力の爆発・暴走でどこかに吹き飛ばされたとでも考えた方が自然なぐらいです。
 
 
○論理化
簡単に書くと、一連の作業は、
・事実の確認
・仮説・推論を立てる
・行動する(検証)
・(以上を繰り返す)
 
……ということですね。
タカミチ達が特殊な方法を使わない限り、どう行動していいかは分からないと思います。
 
逆に理想的にはどう行動すればいいのかをなるべく正確そうな表現で考えてみると、
「クジラ飛空艇か何かで世界中を飛びまわってネギ達を回収し、身の潔白を証明して、無事に現実世界へ連れて帰る」といった具合ですね。
 
これで3つのパートに分解できるわけですが、
 
・世界中にバラバラになっていること自体を知る
・回収手段として高速かつ多人数を乗せられる乗り物を調達
・ひとりひとりの居場所を見つける
 
・事件の証拠を得る
・真犯人を公に告発し、名誉を回復する
 
・現実世界に帰る手段を発見する
・邪魔されないようにする
 
難問だらけだなー(笑)
まず最初の一つにどうやって辿りつくんだか?乗り物はいいとして、居場所の発見も既出の方法では厳しい。占い師とか?(アーニャの師匠に是非とも出番が欲しい)証拠は茶々丸の映像が残っているでしょうけど、信憑性が……。名誉の回復っていっても、真犯人との対決を全国中継とかして(朝倉が)報道するって感じにするとか?
どっちにしても、フェイトと戦って何とかしないとどうしようもないんですが、どうやったら会えるのやら?勝つことすら悲惨なぐらい無理めだというのに……。ひとつアイデアはありますけど、キメがしまらないのでイマイチという。(千雨によるゲートポート制圧から強制転移の逆用
 
 
○ヒントは外側からやってくる?
例えば、パルとかがメガロメセンブリアに辿り付いていて、タカミチに事件のあらましを伝えることになるかもしれませんね。いっそ捕まった方が早いと思うぐらいです。
そして奴隷にさせられて、賞金分を働くように言われてしまうのです(笑)
 
奴隷による大規模農園か何かに連れて行かれて、下っ端奴隷になると……
「新入りかよ、こりゃお上のお情けか?」「よし、頂いちまおうぜ」「どうせ犯罪者かなんかだろ」「ああ、分かりっこねぇよ」「うひゃー、おぼこい嬢ちゃんだぜー」「こういうのが好きなんだろ?ぐへへ」…………ということに。
 
冗談はともかく、
カエサルの逸話の一つに、海賊に捕まった時に身代金を自分から吊り上げた話があります。敢えて高額にすることで、自分の命の保障を得たわけです。亜子達も無闇に高額なので大事にされることでしょう。
 
しかし、犯罪者として捕まったらどうなるか、これはホントに分かりませんしね。
 
○まったく別のことをする可能性も?
内通者の発見を優先する可能性がまず考えられます。
その他にもゲート機能の回復や、他のゲートポートの調査なんかもするかもしれません。
 
 
 
●今の心境は?というと
○龍宮の場合
「賞金首か、全員まとめて売り払えばひと財産になるな」……ぐらいに思っているに決まっています(ガクブル)
いやー、シリアスなシーンでは決して言わないでしょうけど、冗談が許されるような状況になれば楓辺りに向かって言い放つことに期待したいですね。
 
○タカミチの場合
明日菜との過去の経緯があるので、全てを忘れて幸せに暮らしていたお姫様のことを思えば、少し複雑な心境にいることでしょう。
ネギにしてもサウザンドマスターの忘れ形見ですし、もはや「過去の呪縛」クラスの雁字搦めっぷりかも。おお、そう考えるとネギがそのまま大人になるとタカミチみたいになるのかもしれませんね。雁字搦めな部分は似てしまいそうです。
 
 
●まとめ
うーむ、まとめようがないっすね。
なるべく事実に基づくようにしていますが、妄想部分との区別には気を付けてください、としか(笑)
 
 
●その他

ALN日記:〜17日(11/18時点)
196話目完成。
一見、内容の薄い新展開スタートの回ですが(^^;)、実は今後の展開を全て決めてしまうある重要なファクターが・・・・・?!

恐ろしい。一体何を描いてしまったのやら……?
新展開かぁ、視点を変えるのが一番オーソドックスだと思うけど。