日記(越女剣・狼と香辛料・オトーの死)

 
金庸越女剣」読了
 ・白馬は西風にいななく
 ・鴛鴦刀
 ・越女剣
3作品入っていて、後半の二つはどっかで見たような気もする。年齢的に記憶力も怪しくなって来ているし、映画のネタとかになっている可能性もあるから仕方ないのだけど。
短編ということで心に残っているのは個人的には山本周五郎なんだけど、長編は「正雪記」を読んで合わなかった苦い思い出がある。これとは逆に、金庸には長編の方が圧倒的に良いように思う。別に悪くはないんだけど、スロースターターな所があるので伸びていかないウチに終ってしまう。面白いところが長く続かないのだ。星なら3つというところだろうか。
 
 
狼と香辛料
アニメで2話まで。
1話は良かったんだけど、2話のバランスだとちょっとクドいと思ってしまう。
ホロってのは3×3アイズでいう三只眼みたいなキャラだな〜と。ネギまで言えばエヴァか。外見と年齢が不一致なご年配キャラ。この系統は何かと人気があるようだ。年配キャラの幼稚な部分をつついて萌えをほじくる感覚ならみなくてもいいなぁ。
基本的にはホロの特殊な能力を商売に利用しようという話だろうか? むしろ背景になっている世界観とかに興味があったりするので切るのが惜しい。ローマを下敷きにした世界観というのには改めてナルホドと思う。「ローマ人の物語」さまさまだ。
 
 
ローマ人の物語・ガルバ〜オトーの死まで
引き際に関しては、「いざとなれば潔く、しかし往生際は悪く!」としか言い様が無い。我々は自分の人生を生きているわけで、この見極めは他人事のようには行かない。皇帝オトーの死はなんとも潔く、良すぎた。早過ぎるのだ。平和な時期に皇帝になっていたらクラウディウスぐらいに善政を敷きそうだっただけに「もったいなーい」という気持ちにさせられてしまう。
ガルバの老人風な「せこさ」だとか、オトーの早過ぎる決断。ローマ人の物語は時々とんでもなく面白い。
それでいて中弛みも酷くなって来ていてネギまとももはや関係ないし、もういいかなぁ〜という気分にさせられる。
せめて五賢帝まで〜と思っていたんだけど、どうしよう(笑)
 
 
●マックの薄いノート
>「薄い」のはいいけど、バッテリーが5時間でスペアが使えない
 
……非常に納得し易かった。