世界設定 概観

 
政治などのチェックポイントを考察してみる。
 
まず、
北の新しき民(メセンブリーナ連合)
 と
南の古き民(ヘラス帝国)とがある。
 
ここはまぁ置いておこう。
 
次に中立国としては、
アリアドネーと、
物語の舞台になっているオスティアがある。
 
アリアドネーは総長がヘラス帝国側に立っていた(確定?)という部分もあるけど、ともかく積極的に中立化しようとしている点。
一方でオスティアは、政争の中心地になってしまっていることから、受動的に中立の立場にいると思われる。
 
 
更に対立する組織として、

完全なる世界
 と
赤き翼 
 
……がある。厳密に「悠久の風」が「完全なる世界」と対立しているかどうかは不明だが、“世界の守護”は「悠久の風」の存在意義に近いような気もする。ところで「四音階の組み鈴」は?(笑)
 
 
それから関係組織かどうかはわからないけれど、ドルゴネスの商団はかなりの規模を誇っている様子。亜子達が何も考えずにオスティア関連の闘技場周辺で働いていることを思うと、政治にも入り込んでいる可能性すらある。
 
 
なんにせよ、北の盟主メガロメセンブリアは、旧世界で麻帆良学園とのつながりがある。(たぶんメルディアナも)
ゲートポートが破壊されている状況ではあまり関係はないが、ヘラス帝国やアリアドネーが旧世界側に何らかの拠点を持っているかどうか?ということも考えておきたい部分である。
(愛衣が留学してたことがある→コレットやエミリィが麻帆良学園にくる可能性も?……ヘラス帝国の美姫ってのも)
このことは、メガロメセンブリア側に旧世界に対する領土的野心があるかどうか?ということも含めて考えないといけない気もする。例えば、鬼神兵をメセンブリーナ連合側に描いていることがある。19巻169時間目の明日菜の夢の中でオスティアを攻めたのはメセンブリーナ連合兵だった可能性が高くなった。
 
逆にヘラス帝国側は故郷を魔法世界にあることから旧世界に興味がないとか、逆に進出したいと考えているなどの民族性からくる心理部分にも想像力を働かせたいところ。
 
 
黄昏の姫御子が真の狙いだったとした場合、明日菜を麻帆良学園で匿っていたことの意味も考えなくてはいけない。それも特にタカミチについて。タカミチの罪悪感の原因は何なのだろうか。
 
また、各組織間の関係も考える余地がある。完全なる世界や悠久の風のスポンサーになる組織があるのかどうか?といったことだ。アリアドネーやドルゴネス商団がどう動いているかは分からない。
 
有名人ランキングみたいなものを考えてみると、
ナギと赤き翼はS級だと思われる。闇の福音ことエヴァ様は、名前だけなら特S級だろうけど、顔を見たりする機会がないと思われるので、総合的な有名度はちょっと落ちてAランクぐらいかと。
で、ネギ(ナギの方)とかタカミチは今だとBクラスぐらいではないか?と予想したりする。
 
タカミチの有名度を思うと、オスティアの祭で自由に動けるかどうかは微妙なところだ。
ネギと連絡をとるにしても双方とも秘密裏に、ということになりそうだ。 
 
 
222時間目の展開で、ネギがブチ切れてフェイトとの交渉を打ち切ってしまい、多くの情報を引き出せなくなってしまったことが考えられる。

フェイトの目的とは何か?
明日菜を必要とした理由は何か?(明日菜の使い方とは?)
 
ネギ達からすれば、明日菜を守るとはどういうことか?という点が問題になる。例えば記憶を回復させてはいけないだとか、巨大な魔法無効化を発現させないとか、死なせてはいけないとか、血(古い血筋の血だし)を数滴とられてもダメとか、処女?を奪われてはいけないとか、とある場所に近づけちゃダメとか……などなど、明日菜を何から、どう守るべきなのか?という点も問題になる。まぁ、取りあえず誘拐されないようにするのだろうけど、フェイトの目的からして223時間目でいきなり誘拐されちゃうかもしれない(笑)、そうなると守ろうとする状態から、奪い返すという話にシフトすることになる。明日菜を取り返すまでは、現実世界に帰還できなくなる、だとか。(ありそうで怖い)
 
 
旧オスティアの浮遊島も100近くあったらしいから、探すだけでも一苦労。
222時間目のフェイトの交渉内容から、ゲートポートの奪い合いになる可能性があること、その理由は魔力の対流が集まるポイントになることなんかが考えられる。
 
……魔力の対流でオスティアの島々を再浮上させるとか? うーん、まだ保留だな。