雑記(ジャンプ感想・他)

 
B-CASつぶしキタコレ!
嬉しいなぁ。これは世界が動いてる感じがするね。  
 
…………さすが、麻生内閣(笑)*1
 
  
●ハンタ
「疾風迅雷」はネギまと被ったね(笑)
電光石火を雷光と変えて、雷神。疾風迅雷で風神。……という趣向のバランスの良さというか。何にせよ、魅せ方が巧いね。本音としては筋肉痛とかじん帯大丈夫?とか思ってしまうんだけど、念でカバーだよね(笑)
 
その頃、バキでは克己の右腕が弾け飛んでいた(グロっ)
勝つという目的のための手段であるはずが、マッハを超えることを目的としての結果だから、尊敬はするけど憧れないといった感じ。
 
 
バクマン
本編の他にも赤松健による解説が楽しめるという、なんというお得なマンガ!
才能を何と定義するかによっても大きく変化するのでなんともいいようがないんだけど、簡単に例を挙げてみるとすると、画力って何さ?という問題があったとする。「思いのままに線が引ける」地点に到達したとして、その人の器用さを100点満点で評価して90点や80点だとしても、そこから先には「絵が巧いとはどういう状態なのか?」という定義が必要になるのだろう。
今回、もう少しデフォルメして漫画の絵にするようにと指摘を受けていたように、「現実」から「絵として」、「どう切り取るか?」という無限の選択の前に投げ出されることになるだろう。ここで基礎研究というのは、「俺はコレが巧い絵だと思う!」という我の強さのことでもある。そのこだわりの深さであったり、直感した未来への信頼であったり。
 
現代における問題の多くは、「他者が認めるかどうか?」という地点にある。
才能というのが、「自己の内部で完結するものではない」という気付きというべきか。高い才能もまた、多様性を認める世界では外部化されてしまう。外部に評価されることによって、自分に才能があるかどうか?を確認するという作業がどうしても必要になる。
 
これを打破するためには、どうすべきだろうか? つまり、どこかで絶対的な共感を引き出すシステムを装備しなければならない。それはもう生命を是とする方向しかない。それが美しさであったり、快適さであったり、(時には気持ち悪さであったり)……カテゴライズしたら身体性にしかならないような何かを持ってくるのが王道だろうね。
 
じゃあ、快適な絵って何?っていう(笑)ここからが基礎研究の世界だよね。基本的には、一にも二にも柔らかさでしょう。ふわふわもふもふはみんな大好きってね。それが快感原則*2って言われているものだと思うわけで。
 
バクマンの感想からズレたけど、特に感想もないというか。
バクマンは今のところ評価法の再定義で作られている部分が見所というか。そういうどう評価するか?という議論部分、記号的な部分が記号的な人気を引き寄せると思う。記号は体感を前提に創るしかないんだけど、その癖して記号化した途端に体感の反義語的なものになってしまう。記号は体感から生まれ、体感を損なうという不思議。この記号の優位の運用でちょっとポイントを間違うとポシャるんじゃないかと思うけど、……ヒロイン亜豆の方を動かして来たから、素人の考えは通用しないらしいのが見て取れる(笑)
 
一応、友情・努力・勝利で由緒正しいジャンプ漫画にするんだろうね。シュージンに巧いこと感情移入させる仕組みを用意し始めているし、メタ的にかなり計算高いと思う。
 
関係ないけど、逆にマガジンの西山先生の方は分かり易い感情移入先が無くてどうしようと思ってたり(笑)のけ者の話なんだよね。アウトサイダーだよね。でもイケメンとチビ+アフロじゃゴメンナサイだなぁ。
この感情移入先のコントロールとかってのが喪男の哲学史関係から来てるツールで、書いてて痛いのは俺の方だよなーとチラッと思ったり。
 
 

*1:嬉しかったので、無理矢理に関連付けしてみたw

*2:アニメだとおいしそうなメシの描写だとかと言われてますね