インドのシン首相と拡大アジア

 
●べらんめぇ日記
https://al.ssl.dai2ntv.jp/blog/aso/
……を見ているのに、「逆切れって何?」と慌てた(笑)
 
●【麻生首相ぶらさがり詳報】「ホテルのバーは安全で安い」(22日昼)
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/081022/plc0810221334005-n1.htm
 
●麻生「ホテル以外の場所に会食に行って迷惑かけたらどうすんだ、答えろ」 マスゴミ「はい逆ギレww」
http://logs.dreamhosters.com/new2ch/datview.php?res_id=all&thread_id=1224656552
 
上が全文(?)で、逆ギレ場面らしい。
下は2ちゃんねるのログかな?全部は読んでいないけど、官邸でメシ食ったら「密室政治」と批判され、小泉が料亭通いを止めた時は「馴染みの店を切り捨てて情が無い」と叩かれたそうな。庶民的な場所に行ったら店の人に迷惑がられ、ホテル行くと無駄金扱いということになる。銀座のバーで女の子侍らしてたらちゃんとやれ!といいたくなるかもしれないけれど、文句を言うポイントが間違っている。
 一国の総理に庶民派の店に行けと強要するマスコミはゴミと言われても仕方がないだろう。食ってる店がどんなに高くても、その金がポケットから出ているなら文句を言ってはいけない。金持ちは金使え!ってのが正しい認識だ。使いすぎて破産してしまえ(笑)
 
 
ニコニコ動画:日印首脳会談:「安保共同宣言」に署名
http://www.nicovideo.jp/watch/sm5016730
そんでこのインド首相関係はまたもやニュースでやってないらしいですね(笑)
 
インドのシン首相に関しては、
 
●株式日記と経済展望:インド首相の国会演説を大手マスコミが意図的に無視しているのは明白です。(注 2007/4/13の記事)
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/e/5ec553a838222f90659d5ea9a1827f88
いわゆる前回もマスコミは無視したらしい。
 
↓演説の全文
●小市民の一日:平成18年12月14日,衆議院におけるインド共和国首相マンモハン・シン閣下演説本文全文
http://plaza.rakuten.co.jp/shousimin/diary/200612180000/
赤字になっている部分だけでも目を通すことをオススメします。
(以下、一部を引用)

今日,インドは,日本のODAの最大の受益国でありまして,こうした援助に,我々は深く感謝しております。貴重なご支援いただいてありがとうございます。

 日本の工業は,自動車や石油化学など,インド産業の発展のために,貴重な役割を果たしてきました。90年代の初頭,インドが深刻な経済危機に陥ったときも,日本は迷うことなく支援しつづけてくださいました。1952年,インドは日本との間で,二国間の平和条約を別途調印いたしまして,日本に対するすべての戦争賠償請求権を放棄いたしました。戦後パール判事の下した信念に基づく判断は,今日に至っても日本で記憶されております。

御来席の皆様,こうした出来事は,我々の友情の深さ,そして歴史を通じて,危機に際してお互いに支えあってきた事実を反映するものであります。

 
いわゆる大東亜共栄圏の関係もあるんだろうね。小沢一郎は逃げたっぽいけど、なんなんだろうね、あれ(笑)仲良く出来ない理由でもあるのかな?おかげでシン首相の名前がマスコミに出ているけど、ホントに分かりやすく偏向報道だもんなぁ。
 
 
ニコニコ動画:【安部総理】この動画は中共の圧力により再び削除されます【神演説】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1998860
 
ニコニコを見ているとコメントで安倍ちゃん路線がどうのこうのと出てくる。
この動画はインドと仲良くします!という演説をしているのだ(端折りすぎ)
その中で拡大アジアという概念が出てくる。
 
特定アジアというのは聞いたことがあるが、拡大アジアとは何だろう?
ウィキペディアによれば特定アジアは中国・韓国・北朝鮮のことらしい。……となれば、拡大アジアはインドを中心とした対立する概念ということになりそうだ。
 
ちなみにインドは1950年までは3億5000万人だったのが、現在は世界2位の11億6000万人。日本はちょっと見習いたいところ。中国は現在1位だけど、一人っ子政策の影響で少子高齢化の道をたどっている。
 
Wikipedia:国の人口順リスト
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E3%81%AE%E4%BA%BA%E5%8F%A3%E9%A0%86%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88
 
意外とファンダメンタルの分析では人口をみたりするようだ。アジアの国を眺めてみると面白い。
 

新テロ特措法やら自衛隊インド洋派遣なんかがどのくらい必要か?はホントのところはわからないが、インド−日本のラインを考えるのであれば「必須」ということが言えると思う。アメリカのガソリンスタンドなんて無駄なことをやってんじゃねぇ!みたいな部分はあるかもしれないが、今は円高で費用負担が軽くなっているかもしれないね。
 
 
大前研一の心理経済学を読んだのだけれど、港のハブ化*1に問題があるそうな。
今、日本の港はそのシェアを韓国に奪われつつあるとか。日本を代表する港みたいなものが無いらしい。東京湾だけで2つも3つも港があって、取り合いをしているという。幕末で藩ごとの役割分担から逃げられないのとちょっと似ている。
 
中東−インド−シンガポール−台湾−日本……と繋がるべきものが、あろうことか韓国止まりなんてことになったら目も当てられない。必然として便利な港に集約していくものだろう。日本はもう少し大きな視点でことを考えないといけない。
 空港も、国内線から国際線への乗り継ぎで羽田から成田まで移動するのは不便だ!といった意見もある。それに空港から新幹線の駅なんかは接続が良好な方が良いに決まっているよね。(高速道路や新幹線によって地方の過疎化が進んだ……といった話題もあるけどね)
 
これらを大前は「集団IQが低い」と表現している。だけどこれって言ってしまえば全体主義のことだよね。全体主義っ言葉を表面的なイメージで悪者にしすぎたということじゃなかろうか。「全体主義ですか?(プゲラ)」で論破しようとするお馬鹿さんの時代は終わりにすべきだ。全体(社会)主義=悪というイメージを何にでも適用することに対して吟味すべき時期に来ているのだろう。
 
同様に、「大東亜共栄圏ですか?(プゲラ)」に対抗するための「拡大アジア」という言葉なのではなかろうか、なんてことを思ってしまう。
 
人口面で2位のインド、実は4位に食い込んで来ているインドネシア、10位の日本、12位のフィリピン、13位のベトナム。アジアの可能性について考え直す時期に来ているのだろう。……少なくとも特定アジアから逃げる方法は目の前にあるのかもしれない。
 
 
◆銀行を動かすには?
大前研一の心理経済学は、ともすれば「心理を動かすには、心理を動かせばいい」……という形式に見えてしまう。勿論、そんなことは書いていないんだけども、「結果的に心理を動かすには?」ということを政策でやる場合に、心理に対応するsomethingをもってこないといけないわけだ。その答えの一つは税金だったのが面白かった。
 
ケインズ経済学では、低金利だと景気が良くなるという。日本はゼロ金利だったり超低金利だったりしたが、一向に景気がよくならなかった。この辺りの理由が少し分かって来た。
 
個人的な感想としては、金利が低いことで「安全な企業にだけ貸していれば儲かる」というコスト意識がブレーキなのではないか?と思った。銀行に預けられている1500兆のお金に高い利子をつけたとすると、銀行が潰れないためには、リスクをとって積極的に貸していくのではなかろうか。
ただ、日本も輪転機が回ってて既にジャブジャブらしいので、ハイパーインフレが表面化するかもしれないし、体力のない中小企業が金利に耐えられないかもしれない。それに反日マスゴミは麻生閣下をきっと叩くだろう。
カエサルがやったように、マスコミを利用しないといけない。小泉はそれが出来ていた。しかし麻生さんは敵と言っている。国民もマスコミを敵と思っているのを利用するのであれば、中々のアクロバットということになるけれど……
 
●ぐっちーさんの金持ちまっしぐら
http://blog.goo.ne.jp/kitanotakeshi55/d/20081022
http://blog.goo.ne.jp/kitanotakeshi55/d/20081023
 
金融のプロの意見はシビアだ。貸しはがしかぁ。

*1:車輪の中心部分、転じてネットワークの中心部分みたいな意味