雑記

 
●馬鹿って言う方も、言われるほうも馬鹿
なんのかんのと理由をつけては、他人に「努力しろ!」とか言いたがる傾向とは自分の努力不足を棚上げにすることによって成り立っている。たしかに大抵の他者ってヤツは本当に単なる努力不足でしかないのだが、いぜんとして残るその他一部の方々に「そのセリフ」を書いてしまうのはデリカシーが無さ過ぎる。それは努力不足なのだ。
 
でも書く側の身分としては、願いだったり、自分に対する努力しろ!の呪いだったりするわけで、どうか勘弁してください!と思ってしまうものでもある。貴方のことを言ったつもりはないのです、ってね。それだって甘えでしかないのだけど。
もしくは、その人にそれを言わせてしまうほど傷つけているのかもしれない、と思うべきなのかもしれず。我々の努力不足はその人に救難信号を出させている、とかね。…………かと言って、人として強すぎるのも辛いものがあって、我慢が上手だと本当にヤバイ時に気が付いて貰えなくなる。表面的には敢えて心配させつつ、深刻な部分で本物のダメージを追っていたりしてね。←まぁ、自分のことだけど(笑) ←とやったりするわけ。いやぁ、シャレにならないんだって。本気で。
 
こころに痛みを抱えている人の気持ちが分かったとしても、それだけではどうしようもない。
クラナドASをちょっとまともに見ているのなら、恋人を亡くした人に向かって「新しい恋人を作ればいいじゃん」とか簡単に言えやしないだろう。そういうこったね(なんか物凄く安っぽい処理をした気がしたかもしれないけど、それは絶対に気のせいというものですw)ああっ、汐はどうなっちまうんだろう……。「新しい子供作ればいいじゃん」の方向?
 
結局、「他人に努力しろ!」なんてエントリはどうしようも無くつまらないものでしかないのだ。それが言いたいのであれば、もっと面白くしないといけないである。これが結論だね。だから、そーっと誰にも気付かれないように当たり前の水準を上げていくのがいいのである。実際、これにはかなりのタクラミ・パワーを要する。生まれた時から善人である私にはそういうタクラミパワーが小さく、多様性にも欠けているのです。困ったものです。
 
 
ハイパーインフレ
最近ネギまでのネギの急成長を捉える用語がないのが気になってます。
インフレの意味は把握しているんだけど、でも(代わりになる言葉が無いから、)「インフレだ!」って言いたくなってしまうようなストレスがあって、なんというか(見てて)辛い。…………もういっそ、バブルとか言っちゃう?(笑)
 
使用例:最近のネギってバブルだねw(意訳:その内にハジケるんだろうねwww)
 
縁起でもねぇ〜。こんなのは冗談ですけど、この手の用語は出現した時に固定していくしかないわけで。ちょっと急成長をインフレの名前で呼んじゃうと勿体無い気がしてます。作品の構造として「フレームの拡大」みたいな要素まで捉えて「そう呼んだ」ってことが面白かったわけで。といっても言葉は簡単に意味が変わっちゃうものでもあるんですけどねぇ。
逆に言えば、バトルのインフレを構造として扱いにくくなっている原因だったりするのかもしれませんが。それと綺麗にあの構造になっていないと分析しにくいというのはありますね。
 
ハイパーインフレダンバイン的なハイパー化と連想が飛んで、あのハイパー化のバブル感は一体何だったんだろう?みたいな。
(オチなし)
 
 
●敗北感を与える女性と、男の競争性
別にそんなに美人とかじゃないんですけど、男性に敗北感を与えるような女性がいるんですよね。だけど、単純な勝負で男に「勝って」いるわけじゃない。何をやっているのかというと、一歩引いたところで男同士を比較とかをすることで、敗北感を作っているらしいのです。
それで競争が発生して、男の側がその子を持ち上げちゃうっていうか。「負けないために」チヤホヤと持ち上げているような状態。敗北感メーカー、勝負メーカーみたいな。
 
これって「あんまり可愛くない女の子主人公(ヒロイン)」の常套手段の気がするんですよね。通常の「モテ・ヒエラルキー」を無視して、アンタなんかサイテー!みたいなことを言う。するとそのヒロインの基準でエリート・イケメン連中が階級を駆け上がってヒロインをゲットするのが新たな最上の価値観だ!みたいな。(花より男子とか?)
 
青年誌みたいなところで女の子同士がチ●ポの大きさ談義でもやっていると敗北感を作り易いんでしょうけど、そういう連中は下衆でしかない、と簡単に見下せてしまうのでこの手の競争性を持たせにくい、とかがあるでしょうね。
 
男の方は周囲の大半を否定することで自分の有能さだとか善的なアイデンティティを確保しようとする人がいたりしますね。それでも意外と男同士では人気があったりして。毒舌がキツいと見張っておかなきゃいけないような気分になる人もいますけど(笑)、そんな感じなのかも。
 
この女性と男性の組み合わせが面白かったので、なんとなく。
 
 
●正解の判断基準としての快
ALN日記 3月6日から。タイムリーというか。
感想なんかは単純に「リアクション」の割合が多かったりするので、多くの場合には自分の快・不快を基準に判断してしまうんですよね。感想を書くということはそれを外部に配置するということになって、自分の快・不快をも(ある程度客観的にして)評価・判断できるようにする、という意味を持っているのでしょう。
 
正直な話、未だに批評とは何か?ということがさっぱり分からないのですが、絶対的に変わらないものとしての快・不快を再生産して繰り返して行くということでは無さそうです。
 
「感覚でしかないもの」を「積み上げた思考」で踏みにじる瞬間をどこかに持っておかないといけないのかもしれません。……その結果が提灯記事になっちゃいけないんですけど(笑)
 
 
●アニメとか
ムント2話・3話を今頃みた。ちょっとやっべとか思いつつ、何がヤバイのかは分かる人にだけわかればいいやと思うことにする。まだ5話ぐらい残っているが頭いたひので無理できそうもない。しかも黒神も6話ぐらい残っている気がする。タイタニアも脱落かも。うーん、どうにもなんないなー。
 
結局、ガンダム腐女子向け妄想装置のレベルに堕しちゃったね。先週とか中華おっぱいを持て余してたんだなぁ、としか思えなかったよ。最初の動機とか欲求のレベルではアレでも構わないのだけど、そんなものは昇華させといて欲しかった。健全に狂っていた彼女は2期になってまるで役者が交代したみたい。客観的ないわゆるメタ視をしている人間を追い落したい欲求が作中の動きになって表れたのかも。現場主義的というか、前線マンセーみたいなのとかイオリア・シュヘンベルグ、イラネとか。その辺も時代の反映かな? 種死の方がマシだった、でFA? orz