人間関係について

 
注:筆者の偏ってて誤った認識に基いて書かれております。
 
●極論のルール
ここにある項目の大半が極論だし、実際には極論しないとほとんど何も書けない。雪の結晶のように全てが違うもの、つまり「特別」なのであって、厳密な意味での「普通」は存在しない。
 
●グループ行動
通常、人は自分の身を守るためにグループ行動を選択している。このため最初のグループ作りは戦場でもある。広義のグループには家族関係も含まれるが、ここでは友人関係のこと。自信の無さの表れ、単独での責任の回避、社交性のアピール、エトセトラエトセトラ。女性であれば話しかけられたくない相手からのアクセスを予防する効果も大きい。
グループに対していきなり話かけようとすると、3対1などの状況になってしまい負担が大きくなり過ぎる。いきなりグループの全員と仲良くなるのも不可能では無いが、至難。これには別の前提が必要(→「キャラ」など)
グループ対グループの形にしたり、社交場で1人を狙い撃ちにするなどが大まかな流れとなる。
 
グループでのコミュニケーションの場合「会話の主役」になる人物と「ターゲット」が別になってしまうことがよくある。自分が男性グループの会話の主役の場合は特にターゲットに話かけられずに女性グループの会話の主役とばかり話すことになりがち。全体の盛り上げ係になってしまい易い。そのまま続けるメリットの有無、見極めが問題。あせらずに仲良しグループになるまで我慢する、など。
あからさまにターゲット一人だけ美的にレベルが違う場合はネグをしかけてちょっと笑いものにする、などが定番か。
 
○一人になる時間
常にグループで行動しているように見える相手でも、一人になる時間を作っているタイプと、作っていないタイプとがいる。当然のことながら、話しかける難易度がまったく違ってくる。
これは相手の行動の話だけではなく「自分の行動」の話でもある。話しかけられたかったら、一人になる時間や、話しかけ易い状況を作るべく行動をチェックすべきだろう。
 
常にグループで行動しといて「出会いが無い」とか言うなっつー話である。
 
 
●キャラ
キャラクター。面白い人、変な人、などの様々な属性があり、そのキャラで集団に認知されていると自己紹介的な要素が省け、後でギャップに利用できたりもする。キモ男みたいなマイナスのキャラもあるので油断は禁物。リスクもあるので諸刃の剣。
社会人は「仕事が出来る」「有能」「切れ者」みたいなキャラ付けを狙うのが王道。SEXが目的なら「遊び人」もアリかもしれない。才能に自信が持てないのであれば、黙々・コツコツと仕事を続けて「誠実」などのキャラ付けを狙うべきだろう。
キャラがあると出来ることもある。似ているのは年齢。オジンキャラはちょっとすけべーなコトを言うのがアリになったりする。
 
●駆け引き。
別の人間と天秤にかけてはいけないよ。
本当の駆け引きとは1対1オンリーで、相手の心を奪うために行なうべきもののことだよ。
 
●ネグ
ネガティブな発言。かるい嫌味だとか、相手への(どうでもいい部分への)否定・批判などを本気じゃないと分かるように笑顔で言うこと等。興味があるのに決まっているのに、興味の無いフリをするためのもの(相手にはそれが分かっているからあまり怒らない)、からかい。
ムキになって否定してくる場合はやり易くて、更にそこを攻めたり、ほのめかしたりする。しかしヒステリーを起こすようなら人格的に問題があるので撤退すべし。別のところで嫌なことがあってタイミングが悪かったのかもしれないし、言ってはいけないワード(地雷)の可能性も。
 
・ちなみに、
「ネグる」はネグレクト(無視)の意味で使われているので要注意。また「ネグレクト」は育児放棄の意味だったりする。日本語を使えよ!と思う事例。
 
 
●CCR
ネグのような否定的な発言はビックリさせたり印象付けるための会話のアクセントでしかない。本来は相手を楽しませる会話を心がけるべきだろう。特に注意すべきポイントはCCRと言われている。 
C:コンプリメンツ 褒めること 
C:コンパッション 思いやり、肯定したり同意(共感)すること
R:リシュアランス 自信を持たせる 賛成してあげる
 
○褒めること
人は褒められれば悪い気はしない。ちょっとした褒め言葉でその日1日良い気分でいられることもある。日本では男が相手を褒める文化がないので褒めると利用しよう等の裏があるんじゃないか、下心?などと思われる場合もあるが、褒め言葉というものは基本的に「相手にちょっと良い気分でいて欲しい」と思って言うだけのものである。実際には褒めたぐらいでモテるようにはならない。単にちょっと話し易くなるだけのことだ(それだけでも会話下手には福音だったりする) 褒めれば褒めるほど、褒めやすくなる。褒めるようになると視点が変化して褒めるべき部分を見つけ易くなる。始めはテレていても続けていると相手から褒める「役割」を期待されるようになる。そうなれば逆に褒めるのが義務のようになってくるので照れるどころか面倒臭くなる(苦笑) 「いいね」「可愛いね」と言ってあげよう。笑顔を見ることが出来るだろう。
 
○共感すること
相手は理解されたいと思っている。自分の話を分かってもらいたいと考えている。面白い話の場合もあれば、否定的な話の時もある。ダメだと分かっていてもダメ出しされると落ち込んでしまう。仕方がなかったと言いたいのかもしれないし、例え言い訳がましくても、今、自分がどういう気持ちなのか共感して分かって欲しいと思っている。ひとまず受け入れてあげることが望ましい。そうだったんだ。わかるよ。すっごいね! 辛かったね。大変だったねぇ。などなど。「その時、どう思ったの?」などの質問で相手の感情・感覚を十分に引き出すようにしたい。
 
○自信を持たせること
相手がネガティブな発言をしてきた場合に「そんなことないよ」と再否定してくれることを求めている場合が多い。完全に嘘を付くべきだとは思わないが、どんな場合でも希望は残されているものだ。相手が不安にフォーカスしている時には希望や勝算へと意識を引き戻してあげることが望ましい。大丈夫だよ。そんなことないって。まだまだ平気だよ。ここで弱気になっちゃダメだろ、などなど。大抵の場合はやれば出来る様になるわけだし(やるかどうか&どうやるかって話だもの)。
 
●話題の中心(ヒロイン)にすること
特に目立つのが上手な女の子などは積極的に「話題の中心」になりたがっていて、実際に中心になるのも上手い。髪を切ったとか、コートやカバンを新しくした、どこそこに出かけた、旅行に行ったなどの話題があれば(例え自分に話したい別の話題があっても)その子の話題を楽しむようにしたい。その子は会話の中心(ヒロイン)になれると期待している。意地悪しないで、褒めたり、話に共感してあげよう。自分が話題の中心になることがイコールで「楽しい」ということらしい。いろいろと質問して相手の話を引き出そう。
 
●※
「※ただしイケメンに限る」の略式記号としてしばしば使われる。この世に希望はないという意味で、安定して諦める為の用語。だから本当はイケメンの定義が問題なのだけど、そういうことを言うのはヤボなのだろう。
 
●ハーレクイン・システム
女性による定番妄想の具現化。神髄の領域に到達しているので傾向ぐらいは把握しておきたい。
出会いはムカつく男性で癖はあるが相手にも価値観があると分かる展開。自分のだらしない面は自然と受け入れて貰える。優しい男ではちょっと物足りない。喧嘩できる相手じゃないと息が詰まる。「君は僕の知るどの女性とも違う。」といった情熱的なセリフ。なんだかんだと金持ちでイケメン。一度は別れるが、再会してから結ばれる、等。
 
●社交場
書くまでもなく人と人がタムロし、話をしたりする場所のこと。喫煙コーナーだったりベンチだったり、掲示板の前(話題があるから話しやすい)だったり、話やすい時間帯などなど。
 
・「戦闘・戦術レベル」では、まず社交場に入らないと話が始まらない。喫煙コーナーが社交場の場合、女の子がタバコを吸い始めることになったりする。(そんなことになるのは男どものレベルが低いからだ(断言))
・「戦略レベル」では、社交場を意図的に作ることを考えるべきで、会話の主役になったり、サポート(参加して盛り上げ、一緒に笑ったり)して、そこを社交場化させるように動く。もちろん一度の会話では社交場にはならない。何度か会話を発生させることで「定番の場所」となる。固定されたデスクでは人が他の場所から集まりようがないので広がりは無いのだが、会話を発生させる機能は活きる。笑い声に人はつられて集まってくる。
 
●タメ口によるブロック解除
心理ブロックが掛かるとデッドロックになることがある。タメ口はブロック解除ができるが距離感やタイミングが難しい。普段がいくらおしゃべりでも、敬語や丁寧語のレベルが低いと雑談できなくなるような現象がある。(根が真面目な子に多い?)タメ口になった途端に話が弾んだりする場合も。
 
●コンテクスト(文脈)
笑いや会話のポイント・ツボに関しては、マンガを読んでいる相手はかなり楽だったりする。これは特にマンガの話をするためではなく、盛り上がったり笑ったりするタイミングが一致し易い効果こそが大きい。逆に読んでいない相手は宇宙人みたいに感じることがたまにある。何が面白くて生きているのか分からなかったり。
近頃はお笑いブームみたいなものがあるので、テレビの会話・テンポが下敷きになっている場合もあり、コンテクストは(女性側の努力によって)一致し易いように思う。
 
歌にあるように、興味の無いサッカーや野球の話題を勉強してたりするのは、自分の欲求に対してさほど能動的ではないことを意味している。能動的になった途端にBLや百合に走られても困るのではあるが。……大まかには円滑なコミュニケーション自体が彼女らの目的なのであって、その中身は二の次。必死になって女性に得意なサッカーの話題をしている男性(の器のちっちゃさ)との対比で考えたい。自分の土俵で戦えとはいうけどさー。
 
●現実を見る
「現実を見なよ」という場合、それは「表面を見なよ」という意味。これが女性の浅はかさを象徴する言葉だったりするのだが、実際には意外と正しい認識方法だったりする。なんとも侮れないものだ。
 
●「恋人段階論」と「ポイント制」の罠
段階論というのは、恋人関係になるまでの関係のステップのこと。
例えば、「赤の他人」→「見たことがある」→「顔見知り」→「知り合い」→「友人」→「恋人」→「結婚相手」など。
この段階論はかなり嘘も混じっている。「知り合い」からは、「友人山脈ルート」と「恋人候補ルート」に分岐している等といわれ、果てしない友人としての山脈を登りつめても、最高のオトモダチとして固定され、気が付けば相手には別の恋人がいたりすることもあるらしい(しらんがな)。また友人っぽい関係に見えてもそれが恋人候補ルートの時も。正しく機能するのは「知り合いになるまで」だと思っておいた方がいいだろう。
ポイント制の罠というのは、ポイントを貯めたら自動的に次の段階に進めると考えてしまうこと。ポイント稼ぎをしたって景品である「次の段階の関係」に交換しないと先には進まない。相手から変換してくる可能性も無きにしもあらず、なのだが、それで友人ルートへ入ってしまう場合も。
 
 
●押し引き
親密になった後でいきなり冷たくしたりすること。女性こそがよくやるらしいが、有名な概念なので男だってよくやっている。ナチュラルな押し引きの場合は、親密になったことに照れていたりするだけだが、結局は同じ機能を果たし、相手は不安になる。女性側から告白させるには必須テクとのこと(伝聞)これは好意の表現にとって一貫性の無い態度とも言える。
女性にいきなり冷たくされたら、その日は普通を装って会話を済ませ、別の日にチャレンジして様子をみる等が対処だろうか。
 
○好意のサイン
前提の話をすると、笑顔や会釈で「好意のサイン」を出すのは女性の役割である。特に話しかけるといった具体的な行動が「男の役割」だと思うのならば、「好意のサイン」を出し、「一人の時間」を作り、「バリア」を解くべきだろう。
基本的には、1.男性が女性を見ておく(単に視線を送る)→2.女性の好意のサインを確認する(笑顔や会釈など)→3.男性が話しかける、の順番になる。
 
ちなみに女性が好意のサインを出さない場合、かなり話しかけられにくくなる。この場合は女性側になんらかの別の作戦が必要になる。例えば「友人と喋っている時に自分も便乗する」「何かの用事で話しかけられるまで待つ(その時に笑顔とかを見せないと用事だけで終わる)」「がんばってキレイになる!(待つ)」「偶然の出会いに期待する(待つ)」「合コンや飲み会に積極的に参加する(酒の勢い or 社交性)」「ミクシィなどで(ヤリ目的だろうが関係なく)マイミクを増やしまくる」「友人とクラブに出かけてってナンパされて自尊心を保つ(でも誘いは断る)」などなど。
女性から誰かに話かけるのは好意のサインとは限らず、話しかけ易い人間(バリアが無い相手、恋愛対象外の相手)に話しかけているだけの場合が多いので注意が必要。
 
○社交性のアピール
「私は話すと楽しい人ですよー」「話しかけるといいですよー」のアピール。自分の価値を演出する態度なのでぶりっ子になり易かったり、疲れるのでストレスを貯めてたりするかも。本当に話したい人に対しては社交性のアピールはしない。そういう時は自然と「嬉しくなる」ものだ。
 
○バリア
もしくはATフィールド。歩いていて道を聞かれるかどうか?などが目安。雰囲気のコントロール初級。ツンデレでいうところのツンなど。バリアがあると社交性は下がり、「お高く」なってしまう。かといってバリアが無さ過ぎるのも問題で、「気安い相手」になってしまうと「格が下がって」しまうことも。バリアを解くところにドラマがあったりする。
これは呼吸の問題でもあって、息を吐く意識が強いと相手を押し返してしまう。特に子供はバリアに敏感。強く息を吸う意識、そして弱く吐くのがポイントか。背中呼吸をしたり単に力を抜くなどなど。(むしろ男性側に必須か)
 
 
●公平性・八方美人・一貫性
知り合いに対して公平な態度を取らないのは最低で愚劣な行いである。イケメンにキャッキャし、ブサメンに「(話かけんなクソが)」という態度を取っていたら、そもそも人間として見込みが無い。しかし、いち男性としてはそういう根性ブサイクには是非ともイケメンや遊び人を捕まえていただきたいところではある。(応援するゼ!w)
本当の問題はここからで、公平な態度を取っていると八方美人化し易くなり、本命に対して「特別なサイン」を出しにくくなったり区別がつかなくなる。ここに前項の「押し引き」が加わってしまうと(男性は一般的にサインに鈍感なので)自分に好意があるのかどうか?が分からなくなり、疑心暗鬼→混乱のパターンを辿ってしまう。
このため、女性はなるべく一貫した態度(好意の表現)を行わなければならないが、コレにはかなりの精神的な強さ(もしくは鈍感さ)が要求される。男性からすれば勘違いしないでコトを進めるためにも、公平な態度と好意のサインとを区別しなければならず、「100%の好意を確認できないと動きたくない」といった1%のリスクをも回避したい性質が発動する場合がある(→草食系)。
「リスクを避けることが賢さ」とするダメ教育を受けて来ているので仕方ない面はあるのだが、だからといって女性が100%の好意を表現するためには無尽蔵のエネルギーを必要とすることを忘れてはならない。(100%の好意を示すことが自分にできんのかって話でもあって)
好意の確認のために冷たい態度を取らなければならないこともあるが、しかしそんなことをされたら冷たい態度でやり返したくなるのが人情ってもので、これはすれ違いの原因になる。
一方で、美人・美少女から分かり易く好意を表現されてしまうと周囲から嫉妬・やっかみ・逆恨みの報復などの攻撃が始まり、男側はたいへん迷惑な事態になる。恋愛も広義の競争であるから闘争は必然かもしれないが、(出世に響いたりするので)本当に戦わないに越したことはない。このため女性側が好意のサインを出さなくなることも。
社内恋愛であれば別れた後の人間関係にも配慮しなければならないので秘密主義でいるべきであろう。 (学校やクラブ活動でも似たようなものかもしれない) 親友だと思った相手でも相談できる相手かどうかの見極めは難しい。現在は恋人がいて幸せでも、半年も経ったらそのネタをつまみに同僚と愚痴りながら酒を飲んでいるかもしれないゾ(笑)
 
●受け取るの事
社会人には単なる常識だが、小額のプレゼントは上手に貰うことが出来なければならない。特に女性にとって遠慮は美徳ではなく、ただ空気が読めないだけだ。
200円以下のモノなんかいらねーよ!という気分もあるかもしれないが、贈る側は相手が受け取る時に負担にならないようにと考えて低額のものを選んでいる場合もあるわけで、ジュース1本もガンとして受け取らないような態度には困惑してしまう。いくら下心があるからといって、たかだかジュース1本でどうにかできるなんて誰も考えてなんかいない(苦笑) ジュース1本でエッチさせる女の子なんか怖いし嫌だよ、常識で考えて。
問題になるのは「貸し借りの関係を作るかどうか?」であるのだが、その辺りの見極めは責任持てないので慎重に。相手によっては上司・センパイ・年上のフリをすることが目的だったりもするので、お返しは「その場で笑顔」で十分なケースも多い。
逆に相手との距離感の演出にも使える。ちょっと遠慮してみる(でもちゃんと受け取る)とか、一発笑顔でありがとうございます!等で差をつけたりなんだり。
 
●評価
男性の場合「努力する」→「評価される」→「褒められる」
女性の場合「努力する」→「褒められる」→「評価される」
……の順になっている。
 
男性は有能であることを褒めないと褒めたことにならないので、厳しくチェックした後で褒めるかどうかが決められている。しかも褒めていいのは立場的に上の人物だけ。立場が同じか低い場合は「賞賛」しなければならないという暗黙のルールがある。これが分かっていない相手からの褒め言葉は空気の読めない馬鹿による上から目線に感じ「褒めたのに逆にムカつかれた」という結果になる。
 女性は褒められる様なことをすれば(会話ネタとして)簡単に褒められるため、褒められた時のリアクション(態度)で評価が決定する傾向がある。もっとハッキリ言えば「褒められるのもお仕事」なのだ。上司や年上の男性は、女の子が褒めるようなことでもしてくれないと会話しにくいという事情による。女の子は何でも良いから褒められることをするのが義務であり、仕事。そして笑顔でリアクションしておけば可愛いがられ易く、所詮相手は男なので評価が高くなる(と同時に要領が良いと言われるたりする)
 努力ってヤツは報われるとは限らない。多少なりとも人間として年輪ができてくると、そのことが身に沁みて分かっているものなのだ。まともな大人であれば女の子が頑張っていれば優しい視線を向けずにはいられないものなのである。
 
●権力
権力とは、第一に人事権のこと。第二にお金の裁量権のことを言う。エントラッセーンとか言いながら地方病院に医師を飛ばすのが「権力の表現」になるのはこのためで、人事権を使うと他人の人生・運命を支配した気分になれる。これは他人の恋路を邪魔する時に「使える方法」が増えることをも意味している。単純な席替えレベルから、プロジェクトの参加不参加、ある段階を超えるとリストラやクビの裁量権を掌握することになる。
 
・頭は立場が上の時に下げてはじめて効果がある
 
 
●イイオンナ
「楽しい人が好き」だと言う美人の周りには、お笑い自慢が集まる。「優しい人」「誠実な人」「仕事が出来る人」など美人が何を評価するかによって、基準が変化し、男が高めるべき能力が決定され、環境が変化していく。面白い男を侍らせている女など所詮は二流でしかない。
イイオンナという概念は、極論すれば、極めて真っ当な評価をすることが出来る人間のことを言う。仮に真っ当な評価をしていても実際に好きになる相手は関係ない属性の人間かもしれないし、そういうことは実際に良くあるという。だが本物のイイオンナであれば、自分が高く評価する人物に惚れてみせる!という気合だか自信だかがあるもので、実に見事であったりする。
 
●心の清潔感
意外と重要。清潔感があると前の彼氏と比較される恐怖を感じにくくしたり、魅力的に見える効果も期待できる。男をとっかえひっかえしている「セックスに罪悪感が無い女性」は、まさに罪悪感がないために心の清潔感と似たものが作用していると考えられる。真面目だと逆に過去にこだわって不潔な感じをさせることになったり……。
心のサイズはコップ一杯程度ともいう。澄んだ水で満たしておくことを心掛けたい。
 
●楽しむ精神
何事であれ、楽しむ精神の持ち主と一緒にいるのは楽しい。どこに誘えばいいのか?であまり悩まなくて済んだりする。「私と一緒にいても楽しくないでしょ?」というセリフの原因はこの楽しむ精神の欠如(の自覚)にある。まぁ男は好きでもないヤツと好きこのんで一緒に居たいとは思わないんで考えすぎ!って話になり易いんだけどさ。
 
●学び
相手のことをもっと知りたいと思う場合ばかりではなく、相手から学べることはあまり無いだろうと思っていたのに、こちらの「行動」が変化してしまうこともあるみたいよ?
 
●優しさ(行為)
しかし褒める方が遥かに重要だと思われ。
優しさは主に「原因の解決」と「プライドの保護」に分類される。特に女性の場合で注意すべきなのは、たとえ原因を解決したとしてもプライドを傷つけてしまえばマイナスになる点。プライドの保護こそが女性にとっての優しさだったりするからだ*1。例外がいても、あくまでも例外だと思われる。
仕事などを任せたりした場合、困っていようとも最後のギリギリまで原因そのものを解決する必要はない。どんなに早く原因に気がついてても相手が困ってから手を貸すこと。困るまで手を貸さないこと。(これが女性にとっての「見守る」という態度) 困るまで待つだなんて恩着せがましい態度だと思うかもしれないが、相手のプライドを守る方が何倍も重要だったりするし、それが本人の選択でもある。あまり早く手を貸そうとすると、相手には解決する能力があると信じていないことになり、プライドを傷つけてしまいかねない。暖かく見守ってあげよう。
(むしろ問題になるのは自分が他の誰よりも早く手助けしたいと思うような「手柄意識」の方で、他の男が手助けしているのを指を咥えて見ているのはかなり辛かったりなんだり。手助けするなとは言わない。困るまで待て。もしくは予約を入れておくこと。)
別の意味で「優しくされたい」と女性が思う場合の「優しさ」とは、男性の色気のこともある。女性扱いされたいという願いは ほぼイコールで男性の色気を感じたいという意味だったり。………… まぁ、若い子はイイコイイコされたいという場合もあるけれど、段々とイチャイチャだとか、自分が女であると確認したがる方向にシフトしていくらしい。
 
○やさしさの許容量
あまり一貫した態度とは言えないが、誰かに優しくしようにも許容量が相手にもあって、それは距離感に比例していたりする。許容量を超えて優しくするのはあまり良くない。気持ちが釣り合わなくなるので負担になったり、裏(下心)があるのでは?と勘繰られてしまう。
この状況でも高齢者が人に優しくできるのは下心が無い(あっても別に無視できる)からだ。つまり優しくしてしまうことで逆に好意を持っていないことにされてしまう場合がある。相手に興味や好意がある場合、優しさを我慢しなければならない時もあるわけだ。
 
しかし、下心を見透かされるのが怖いだなん言ってたら恋愛だなんて無理になってしまうわけで、下心を見せつけたりチラつかせたりする辺りが駆け引きを構成する要素だったりすると思うのだけど。
 
 
●大好き
「私はあなたの存在を肯定します」の別の言い方。「好き」という言葉・表現は、対象への依存を回避し易い。自己の確立を前提とした上で、対象への好意の表明となりやすいからだ。ハルヒ風に書くと「この私がアンタのことを好きだって言ってあげてるんだからねっ!」となる。
 
●パーソナルスペース
「他人」と「友達」と「恋人」とでは実際に立ち位置や歩いている時の距離などが(センチ単位などで)違ってくる。人間は他人に踏み入られるとストレスに感じる距離・間合いがあり、親密さでその距離が変わる。このような距離と人間関係を対応させてしまうことをパーソナルスペースと言う。相合傘は恋人同士の距離などなど。
……友人だから、友人の距離にいるのか、友人の距離にいるから、友人として見られているのか、に関しては当然ながら同時に発生している。 誰かが「馴れなれしい」と感じる場合は、相手が距離感を読めていないか、もしくは計算づくでその距離に入り込み「既成事実」にしてしまおうとしているのかもしれない。大抵は距離感を読めていないだけなのだが、本人からすれば案外それで上手くいってたりするらしい。
 
●「フット・イン・ザ・ドア」と「ドア・イン・ザ・フェイス」
心理テクニックで、交渉に利用されている。
フットイン〜はいわゆる片足を入れてドアが閉まらないようにする方法。簡単な要求からスタートし、段階的に要求レベルを上げていくテクニック。
ドアイン〜はワザと門前払いさせてから、断った相手の申し訳なさを利用する方法。過大な要求を提示し、相手に断られたら小さな(本命の)要求してOKさせるテクニック。
自分が使うかどうかではなく、引っ掛からない様にするために基礎知識として必要。特にドアイン〜の方は申し訳なさが相手に優しくしてしまう動機になったりもする。
(例:その子が雨に濡れているんだけど知り合いじゃないから傘を貸してあげられなくて、後で仲良くなったんだけど、なんとなく優しくしてあげたくなったり……)
 
他にも困らせておいてから救いをチラつかせて飛びつかせる等のテクがあったりなかったり。
 
 
●礼儀正しさと対等な関係と、バカという標識
自分が「相手と対等」だと思えない人がそれなりにいて、「下手に出てくれる相手」としか上手くやっていけなかったりする。そういう人は、こっちが対等に話しているつもりであっても「上から目線」だと感じて攻撃された気分になる。口調の問題? …………否。 相手の解釈の問題だ。それで自分のコンプレックスが浮き彫りになってしまってるのに気がついていない。対等の人間関係を構築することが出来ないのは、自分の立場が上じゃないと不安だからで、つまり自分に自信がないのが原因。他人のハラの出来具合まで知ったことじゃないよ!
 下手に出れる人ってのは、そうしないと相手と上手く付き合えないと考えている。試合巧者だが、単に「相手の知性を低く見ている」ことも考えられる。世の中がそうなってるから仕方無い部分はあるけど。
まぁ、相手が下手に出てきたからって、その態度がくだらないと思えばスルーできるし、先輩風ふかせて「役割を演じて」みせたりもできる。心が自由であれば、ね。
しかし、この手の機微に疎い相手から変に突っかかられたりもする。要するに俺の方が年上だぞって言いたいだけなのに「自分が尊重されてない」とか言い出して、それでまるで自分に正統性があるかの様に怒り始めたりする。こういうのを「不器用」だなんて呼びたくはないなぁ。「俺が下手に出てるんだから、お前も下手に出ろよ!」って事なのにズバリ言うのは恥ずかしくて、なんだかんだと遠回しに伝えようとしてくる。ウザイ。
相手を尊重したら負けだと思う心根は、どうしようもなく貧しい。
こういうのが積み重なった結果、下手に出ておけば「礼儀正しい」ことになってしまう。相手が下手に出てくれば満足するわけだ。(俺は下手ごっこじゃ満足できねーんだがな!) 何故か知らないが「バカはバカなりに生きてるんだ」とか言い始めたりする。「見下されている」のと「対等に扱われている」のの違いを分かってくれないから、逆にバカ扱いしなきゃならなくなる。正直、バカ扱いする側の身にもなってほしいよ。バカだって見下してる連中の仲間入りなんざしたくないし、マトモな人からアイツもバカ扱いしてるんだって思われたくもないんだよ! バカ扱いして欲しいのなら、せめてそれに見合う対価を払ってくれ! バカとかの「立場が低いこと」を悪用してんじゃねーよ。バカは配慮されてしかるべきだ!とかって、どんだけ甘やかされて育ってきたんだっつの。
しかも一部の人間は自分がバカなフリをしている「つもり」ですらいる。思い出した様にそんなことを言ってはプライドを保とうとする。ワザと見下される様に仕向けているのは自分なのに、見下している人間のバカさ加減を影で嗤おうとする。それで「自分の方が賢い」とかひっそりと勝ち誇るのを誰かに聞かせるんだわ。俺も何度も聞かされたけどさー、結局は自分が原因じゃん。見下されるように仕向けておいて、その方式でしか人と付き合えないだけでしょ。周囲が合わせてくれてるって発想はないんだよねぇ。自分が一番メタな存在だと思ってる。冗談じゃないよ、メタに逃げてんじゃねーよ!
自分の面倒臭さってのに周囲が苦労していることを、たまには思い出してあげてください。(俺だって例外じゃないけどな! 見下して処理できたらどんだけ楽か。)対等な関係でいるのが正しいとか口では言ってても、実際はそんなこと自分は望んでないって自覚してください。自分の弱さには目を瞑って、相手のせいにしてるだけだって思い出してください。同じ行動を繰り返せば、同じ失敗を繰り返すのです。それだけのことでしょ? マジで勘弁してください。
 
 
●目力(めぢから)
実際には複数の意味があり、真贋の見極め・不良のガンたれ・伝説のホストによる女性を蕩かす視線w 等のことを言う。
軽い目力は、視線を逸らさないこと。用もないのに相手を見る→相手が気付いて「何か?」と言う→「いや、別に」と言って笑いかける。……これだけの話。視線が合うとつい逸らしてしまうかもしれないが、逆に相手がこちらを見ようとしているのに気が付くと、つい反射的に視線を合わせてしまったりするような、「軽い失敗」の様なもの。(いきなり異性にやるよりも同性に仕掛けて試してみるべきだろう)
心が開けている人の場合は、見られていることに気付くと嬉しくて笑顔になる。その笑顔を見て、こっちも嬉しくなって笑顔を返す。これがノンバーバル(非言語)コミュニケーションの基本形。
 
「目配せ」や「気配り」などは高度になってくるとほとんどニュータイプみたいな状態になる。相手が言わんとする概念が 表情や仕草、過去のいきさつとの関係からなんとなく分かったりする。目での会話は覚えると満足度が高く、次第に「愛でる」(視線による愛撫)に変化していく。
「目は口ほどにモノを言う」のは、結果的・間接的に何かを「表現してしまっていること」を言っているだけではなく、本当にメッセージの伝達能力があることを意味する。そもそも相手に対してメッセージを持っているか?というレベルの低い話をすませておかなければならない。(例1:A子を泣かせた時にB子に睨まれて「なんで泣かせてんですか!」みたいなメッセージが……)(例2:前日にいざこざがあってちょっと気詰まりなところで「新しい日なのだから、水に流そうよ」みたいなメッセージが……)
 
●笑顔
極論すれば、視線が合ったときに笑顔を返さない女の子なんぞ可愛くもなんともない。 せめて顔立ちが整ってでもいなければ、人間というのが実に醜い生き物であることが露呈する*2。注意したい。
笑顔と一言にいっても、微笑以前の「雰囲気だけで軽く笑う」レベルから、究極の「魂からの笑顔」まで多種多様な段階が存在する。ワンパターンにならないようにしたい。笑顔などが変化していかないと相手との距離が縮まっていないという合図になったりする。作り笑いの場合は要注意(応用で関係の固定などに使えたり)
それから笑顔には何故か「勝ち負け」が存在していて、過去の御使い級の超善人だった私ですら、2人もの女の子に敗北を喫している。魂がむき出しになったかのような真の笑顔の前には一瞬で敗北を悟ることになる。爽やかな「敗北の喜び」である。
最近は発展途上国の子供達の笑顔がかなりの高レベルであることが分かって来ていて、日本とのレベル差に疑問を抱くような認識が生まれつつある。答えは単純なレベル差の問題だ。(トートロジー? いや、事実の認識の話だ。)(栄養失調による「女性ホルモンの増加」で黒目がうるんで見えるのが原因だとかの話もある。しかし日本の子供のからだが硬くなってるのが問題だと思われ。)
 
●ボディタッチ(スキンシップ)
「性的な高揚を狙ったもの」と「会話の延長上のもの」に大別される。
男性からのタッチは恋愛マニュアル的な行動で、本来は相手との距離感を詰めるための手段なのだが、女性側が勘違いし易いのか案外効果があるらしく、使いたがる人が出てくる。所詮はテクニックなので使い所の見極めは経験を積むしかない。
女性から会話中に肩や背中を陽気に叩いたりするのは友情的な表現(社交性のアピール)だったりするので友達ルートに入ったかもしれない。地域か何かの文脈の違いもあるが、特に意味も無くつねったり叩いたり触れたりしてくるようならば、手が寂しいということで「かまって欲しい」というシグナルだったり。
叩かれたりして痛いのが嫌な場合(手を握ったりするのがセオリーかもしれないが)パーソナルスペースの許容範囲が変化しているハズなので「友達の距離」の少し内側に“相手にわかるように”スッと入ってやると叩いたりするのがピタッと止まったりする(女の子化現象)
 
●誘いの方式<ルート>
女性が、自分に興味を持たせるための方式、ルート、成功パターンのこと。
まず大雑把に視覚系、聴覚系、体感覚系に分類され、それぞれの感覚に訴えかけることになる。視覚系の場合は視線や笑顔、明るい態度や社交性、顔やスタイル良さ、洋服のセンス等の運用。聴覚系は会話の面白さ(質問の巧みさ、相手を立てる話し方、話題の豊富さ、笑いのセンス、なんでも話せるような気安さ・安心感、秘密に対する口の硬さ、口調のテンポなど)であったり声質、笑い声、歌声等の運用。体感覚系はスキンシップや香水などの香り、手料理等の運用になる。
これらの個別の要素が複合され普段の行動様式に織り交ぜて個々人の性格パターンやら何やらによって魅力的かどうかが決まり、個々人の成功パターンとなって現れ、ルートと呼べるような総合的なパターンとして認識されるようになる。(同じタイプとばっかり知り合ったりする原因にも)
 
●魂のススメ
恋愛上級者を自認しているであろう子が駆け引きに傾倒しているケースを見ると、苦笑いしたくなる。もう上級者なんだろうから、もう少しチャンとした恋愛をすればいいのにね。
 
●イチャイチャ中毒(要注意)
恋愛的な意味で相手のことが好きなのではなくて、単に栄養補給的・食料補給的な意味合いでイチャイチャしたい「だけ」の人がいる。かなり注意が必要。まず好きになっても脈が無い。大抵は週1でしか彼氏と逢えないからイチャイチャに餓えているだけだったりする。ノリが良いからチューぐらいさせてくれるかも?と思ってもそれが罠だ。自分に好きな人が別に居る場合は最悪で、中毒の子は「別に好きじゃない」という大義名分があるため妙に遠慮が無かったりして誤解され易いし、好きな子に話し掛けようとしている時に邪魔になるポジションにいたりする。
対処 ………… 優しくしないこと、ぐらいかなぁ。
 
●一途な態度を取ろう!(最重要)
恋愛の駆け引きは、基本的にやってはいけないと思った方がよい。恋愛巧者かなんか知らないけど、恋敵がいる状態で駆け引きめいたことするような糞女なんか、マトモな男は追いかけないよ。そんなレベルの低い女に用はないんだもの。性欲を満たすとかの場合に、相手に燃えるとかの話だよ。狭いグループで親友と彼女と元カノと自分と友人とかがごっちゃまぜになってセックスしてるような遊んでる場合でしか、駆け引きなんて意味無いよ。
恋愛でやっていい駆け引きってのは、1対1オンリー。2人だけの世界で、相手の心を奪うための手管のことです。それ以外は、単なるビッチの勘違い恋愛強者。性欲処理に使われてるだけなのに、自分がモテてると勘違いしているだけ。
マトモな男ってのは、魂の伴侶(ソウルメイト)みつけて、この人と結婚する!と思いたいのですよ。それ以外はカスだからね。人生で1人でもいいんだもん。処女じゃなきゃ嫌だってのの意味の半分以上は、人生で知る異性は1人で構わないってことから来ているんだよ。相手がそうじゃないのはつらいよ。
女性にしても、「浮気だけはされたくない」と思っている人も多いからね。そう思う人ってのが、裏切られた経験者が多いからってのが、残念なところではあるんだけどね。自分が「遊んだ」のだから自業自得だけど。
 
○非処女は中古
中古になる以上の価値はないよ。「処女を捨てる程度どうってこと無い」と女性側が発言しているように、処女を捨てることで得られる価値はないんだ。経験を積むって言っても、所詮はどうってことないレベルの経験しか得られない。(女性が認めてる)他の男相手に処女を捨てた経験にはなんの付加価値もありません。
人間的に魅力的になるのに恋愛が必要で、恋愛にセックスが必需品だとしても、非処女になることによって追加される魅力はありません。マイナスの方がはるかに大きいです。中古は新品にはなりません。
 
男性が「処女は面倒臭い」という場合があるのは何故か説明してやろう。簡単だ、数を打っているからなのだ。飛び込み営業と同じで、成功率が低いのに、数を打たなきゃならない世界にいる場合、失敗しているのは自分の所為ではないのに(もちろん相手の都合)、自分のせいかな?と思ってしまう。あんまり失敗する数が多くなって来ると「また断られた」が自己否定になるんだよ。ナンパも同じで、エッチしよう?の誘いを数こなしていると「また断られた」が自己否定になってしまう。それだとナンパを続けられなくなるので、自己否定する代わりに「相手が悪いこと」にするのさ。
処女を相手にした場合は成功率が落ちる(もしくは時間が掛かる)ことから、男性の一部が「処女は面倒臭い」と言って、自分を守ってるんだよ。アソビでやり捨てるつもりだから(もしくはしばらく付き合って捨てるつもり)、ノリでエッチしようとして断ってくると処女が悪いことにして、面倒臭いとか言うわけ。
マジで好きな相手だったら、処女なのが嬉しいよ。非処女で幻滅することはあっても、処女で嬉しくないわけない。一夜限りのことなら面倒だろうけど、本気だったらその面倒さだって嬉しいもんだ。もし違うのなら、それは愛してないってことだよ。
 
●あからさまにイチャついている場合
解釈の問題があって、イチャついてるかどうかは被害妄想がどうしても入る。単に雑談がし易い相手なのかもしれないし、現在進行形で口説いているのかもしれない。本命が誰か周囲にバレるのを避けるための行動であったり、練習相手として雑談をしていたり、ちょっと嫉妬して欲しい部分も混じっていたりするかもしれない。たぶん「下心が無いから」みんなの前で堂々と雑談しているのだろう。(貴方が話し掛けられないのは下心があるからでしょ?)
しかし、そのまま居心地が良くなれば好きになるのも自然な心の動きというもの。長く放置するべきではないだろう。会話に混ざれるか試してみるのも一興。
 
○会話に後から参加するには?
基本的に、その手の行動が得意な人を観察して真似るのが近道なのだけど、会話に混ざっていくのにはちょっと「キャラ」が必要かもしれない。普段が引っ込み事案とか無口なのにいきなり会話に参加しに行くのは流石に無理があるだろう。
まず会話に混ざりに行く動機なんぞ、面白そーだからに決まってるがな。話したことがなきゃ話してみたかったから〜でいいわけだし。
「真剣な顔+声が小さめ」な場合は相談事か、本気でイチャついてる可能性があるので避けること。「笑顔+声が大きめ」なら雑談だろうから近くを通れば内容が聞えるはず。「なんの話ー?」でもいいけど、うんうんと頷いて「聞いているジェスチャー」をするのも面白い。ここから先は常識で判断。終わる時に「またね」なんて挨拶をしておくと次が作り易いとかいろいろあるっしょ。

●緊張(重要)
自分を恋愛的に格下だと思っていると「相手も緊張する」ってことを忘れてしまうものだよ。仲良くなった相手に近付いて、相手が緊張するようなら、可愛いって言って、ホッペを撫でたりすることだ。いや、ホッペを撫でられるかどうかじゃなくて、「相手も緊張する」って話だけどね。
恋愛の醍醐味がドキドキ感にあるのだとしたら、相手を緊張させてあげれば、相手に恋愛の醍醐味を感じて貰うことになるわけでしょ? 相手を緊張させたり、顔を赤くなったり、そんな可愛いところをじっくり観察して楽しむのは、相手を喜ばせることになるわけだ。たとえ、恋愛的に格上の相手でも、緊張させてあげたいものですな(まぁ、無理だけど)
 
●防御的人間関係の構築
ナンパのような攻撃的な人間関係との対比として、嫌われずに長く関係を維持する立場に立って考えるもの。職場の人間関係などは長く続く。長期間続く人間関係では攻撃だけでは成り立たない。防御的な態度を身につけることが求められる。人間関係の維持にはコスト(時間や金)が掛かるものだし、相手に応じて態度を変えるなどのバランスも重要。まぁ敢えて書くまでもなく日常的にやっているハズのものなのだけれど、近頃は特に重要性をヒシヒシと感じてたり(苦笑)
相手との関係を「姉」「妹」「後輩」などと型に当てはめて対処するのも一つの方法。
 
 
●「人間なんて、くだらない。」
現実はクソゲー、でも可。他者は理想的な存在ではない。当然、自分もそうだろう。くだらないという前提をもっておいたほうが現実に即しているし、ずいぶんと楽になれるものだ。相手は完璧には程遠い。 ……これを認めるのに三十路ぐらいまで掛かったと正直に告白しておこう。私は、信じたかった人だ。今もまだ信じてしまっているかもしれない。だけど理想って「現実をゆがめて見るためのもの」ではないんだよね。それは現実をゆがめるべき方向のことでしかない。まだ現実は理想的な方向にゆがめられてはいないものだ。それはチャンスでもある。
現実では人間はくだらないし、でもくだらなさの良さというものもある。不完全であることも含めて、完全なのだろう。お互いに未熟であることを認め、受け入れよう。
 
○幻滅
恋人に対して幻滅した後で「長い道」を行くがごとく、一緒にいるのが悪くないと思える場合も、まま、あるようだ。
 
●引力
もしも正しい恋愛マニュアルが存在するとしたら、それは「引力に従いなさい」の一文しか書かれていないものではないかと思う。どうやればいいのか?は説明できそうにない。エネルギーに対して敏感になるように努めるぐらいしかなさそうだ。山で野宿すると感覚が研ぎ澄まされる、などとは言うけれど。
 
●マニュアル
最後に。ここまで書いてきておいてなんだけども、マニュアルは役に立たないと覚えておこう。女性はマニュアルが大好きだが、自分がマニュアルで操られたと知れば激怒するし警戒する。実際には防衛ラインの話でもあるのでそうじゃないと貞操的な意味で困ることになる(まぁ、それでも引っ掛かる人がいるから厄介なんだけど) そして残念ながら常識とマニュアルを区別するラインはどうしようもなく曖昧なのだ。だからってマニュアル的な挙動を隠す方向に進むのが成長ではない。最後には真心が勝つという信念がなければ、マニュアルだろうが常識だろうが、そうそう役に立つものではないだろう。

*1:鼻毛が出ていても教えてあげることは決してしない人はプライド優先型。自分もそう扱われるべきだと信じている、らしい

*2:たまにゲシュタルト崩壊してしまう