雑記(考察くずれ)(フェイトパーティ考察とか)

 
 
●カゲタロウがドルネゴス?
いつまで経っても出てこないドルネゴス。もしもそれがカゲタロウだとしたら?……この話の問題点はもはや身長差だけとなってしまったし、それも魔法的な手段で十分に処理できる。出会いの演出としてボスポラスからやって来たかの様な話だったが、直ぐ近くに居たということなのかもしれない。ラカンが拳闘大会の影の出資者だったことでドルネゴスとも顔見知りの可能性は高い。
まぁ後付け設定にしか見えないんだけど、後付なら後付でこういう感じかな、と。
 
 
●戦力的な話 → 背景な話
 
・焔(←正しい字が出ない)
焔は見た相手を燃やす。このキャラの性能はちょっと問題があって、強さを表現するためには「誰か」もしくは「何か」を燃やさなければならない。避けることが出来れば(スプリガンの様に)空中が燃えるかもしれないが、遭遇時の最初の1回ぐらいは誰かが燃えることになる可能性がある。
ネギパーティで燃えてもいいキャラというと、一定以上強くて「服だけ燃えるキャラ」か、茶々丸(たぶん短時間なら平気)、パルのゴーレムといったものにならざるを得ないだろう。刹那は焔相手にハダカにならないだろうから、影分身も使える楓か、ハダカになっても面白くないネギやコタ(むしろあざとい?)が候補になってしまう。
 誰かが突然燃え出して物陰に身を隠す → 視線に捉えられるより早く動いて敵を倒す……というのが定番で、やはり燃えるとしたら茶々丸、倒しに行くキャラは古菲にするのがベストだろうか。当然、瞬動で相手の視線より早く動いて背後に回り続けるような感じ。問題は対物理障壁だけど1回ぐらいのピンチ描写は必要だし(笑)
 
そしてこのためには物陰が無きゃいけない。動き回るのに適した広い空間、倒れた茶々丸を介抱するスペースなどの条件が成立していないといけない。しかし焔が「待っている場所」だとしたら隠れられるような死角なんぞ無い場所を選びそうなものだ。直線の通路とか。(床を破壊して物陰をつくっちゃう?)
 
・調
調は音が武器ということもあり使い方が難しい。音は目に見えないので、強さを表現する場合には何かが壊れる必要がある。このため戦う場所は開けていて、且つ、破壊しても困らない障害物が存在する場所ということになる。
例えば広い地下の空間で戦うとした場合、壁をどのくらい削るのか?といった話になると思う。塔の上の部分を吹き飛ばした威力を考えるとかなり削るかもしれない。建物の内部だと柱とかを破壊したら崩れないか?という心配があり、屋外だと破壊される対象物が少なくて強さの描写が分かりにくくなる。(むしろ崩すような戦い方にしちゃうとか?)
それでも周りを崩せば崩すほど命中率が低いことになるし、防御手段が魔法的なものに限られるからバシバシ当てるわけにもいかない。となるとおおざっぱーなキャラになる(笑) だから計算された大雑把ーなキャラにするぐらいしか無いと言える。
 
戦闘タイプが焔と同じ「中〜遠距離の射撃タイプ」なので意図的に差異を作っておかないと似たようなパターンになってしまい易い。このため木の根を使った特殊能力が活かせるステージも候補になってくるだろう。
小太郎とちょっと因縁があるけれど、対戦させるかどうかは不明。のどかによる詳細情報があるから、かなりの難敵だけどパルが工夫すれば倒せる可能性も?
 
・暦
暦も扱いが難しいキャラ。時間を操作する能力は作品によっては無敵に近い能力を持つこともあるわけで。
(それと考察側にとっては注目すべき点があって、今まであまり影響の無かったコミックス巻末の設定と本編とのリンクが要注目状態なのです。これが実に微妙な問題で、巻末設定は赤松先生本人ではなくアシスタントの方(みのるさん?)の文責になっていたりする(2巻巻末)こともあるし、だんだんと事実としての注釈から解釈に変化しているような部分もあったりとかしていて、私みたいに考察している人だと巻末設定をどの程度まで信じていいのか微妙だったりします。……つまり、赤松先生が話を作るときに、巻末設定をあまり意識してない感じなんですよね(笑) しかし暦のアーティファクト「時の回廊」はその能力がキチンと書かれていますので、コレってどうなるのかな?という興味があるわけですね。)
 
今やネギの雷速瞬動に対応できるのは彼女だけかもしれない。けれど、直接戦闘でそういう使い方をするのはイマイチな感じも。
 
 
・環
環もまた難しい。考えてみれば環のアーティファクトは単純な戦闘に向いてない。これは「相手の到着を遅らせる」ような使い方が基本のアーティファクトだからだろう。ラカン相手には「戦わないで勝つ」を実践しようとしたのが(通用しなかったが)良かったわけで、タイムリミットのあるような戦闘で相手を一時的に封じ込めてしまうような使い方が正しい利用方法と言える。
環を倒すにしても、殺してしまうか何かしないといけないのだからネギパーティを内部に封じ込めるような使い方はどうかと思う。すると連合や帝国の軍隊を相手に、数百の軍艦を纏めて結界空間に閉じ込めるような活躍がベストとなるように思う。フェイトにしてみれば環さえいれば軍との衝突を回避したり混乱させたりすることが出来るのではなかろうか。
余談の余談だが、ゲートポート戦の「完全な結界」が無限抱擁である可能性はどうだろう。この繋がりは驚きだが、状況的に細かな矛盾があるようにも思える。
  
・栞
栞は、どうするつもりなのやら?(笑)
戦闘能力までコピーできるのであればフェイトの能力をコピーして戦えばいいわけだ。身内の最強キャラのコピーは基本だろう。しかし記憶までコピーできる可能性があるのでフェイトのコピーはさせないかもしれない。
物語的な見栄えとしては明日菜のコピーをして、偽明日菜とネギパーティ、もしくはタカミチとのバトルになる可能性がある。明日菜をコピーする利点は魔法無効化にしか無いが、それは果たして真似が利くものなのかどうか?
 
アーニャが捕まっていて、明日菜に起った出来事を観ている「視点キャラ」になっていることから、黄昏の姫御子としての人格はフェイト寄りになっている可能性がある。そうじゃないとアーニャからの情報が役にたたなくなってしまうからだ。で現在のアスナ姫がフェイト陣営の味方である場合、栞がアスナの真似をする必要はなくなる。
 
つまり、儀式魔法の最中はアスナは動けない可能性もあるから栞で代用するかもしれないし、
でも本物のアスナ姫とタカミチの再会は偽者で代用するのは意味がない。ここの処理はフェイト戦の中核的なものになってしまいかねない。儀式魔方陣の中で動けないアスナとタカミチの会話だけで処理してしまうのも可能だけど、本気のタカミチとアスナ姫の全力はたぶん拮抗するぐらいに配置してあるから、バトルになる方がいいような気もする。でも会話だけで元鞘になったら一発で儀式が失敗になるから、そんなアホなことをフェイトがさせるとはとても思えない。(もうひと部屋まるごと儀式スペースにしちゃう?)明日菜を閉じ込めるためにゲートポート戦の時のような完全な結界を展開した場合、儀式魔術も遮断してしまいそうだ(笑)
 
 
月詠
月詠は単純に刹那と戦うだろうと皆が予想している。だからこそ、そこを少し裏切るぐらいが丁度いい。いや最初から刹那と戦えばいいじゃんと言う意見もあるだろうけど、ちょっとでいいからタメが欲しいわけだ。ファーストガンダムでもジオングに乗ったシャアがアムロを捜している。そういうタメが必要だろう。
「捜しました〜」「クッ、来たか月詠・・」とかそんな感じかなぁ。
そうするには、刹那に別の目標があるとか、もう少し大規模な戦いで乱戦になっているとかの舞台設定が必要になってくる。 
そもそもネギパーティだけでフェイトのテロを止めに行く必要はない。そこは軍隊や警察組織が動く方が自然だろう。個人的な動機でネギ達がその作戦に参加しているというスタイルになる方が「らしい」というか。その場合、その動機になる部分というのは明日菜が誘拐されていることに気付いているというものになるかもしれない。そうでなければ軍隊が鎮圧した後にゲートを通って帰ればいいだけじゃね?という話になってしまうかもしれない。
 
・フードの大男
かつてゲートポート戦で楓を手玉にとったツワモノ。ラカンの回想ではアルビレオ・イマと対戦している風な描写がなされており、学祭武道会でクウネルと戦っている楓にとっては乗り越えるべき敵となっている。
 
 
・舞台装置の話
ドラゴンボールであれば気弾一発で地形が変わってしまうからあまり意味はないが、現在のハンタは城の構造を利用したものになっている。ハンタの手法というのは本質的には「四天王の待ち受ける塔の最上階を目指す」パターンなのだが、形を変えて建物になっていることで単調さを克服している。(ダイ大も城なのだが一本道。)
それから目的が王を倒す、復讐する、味方の救出のように幾つかに分かれていることにも注意。味方の救出のために王の居る頂上とは逆の方向に下りて行ったりしているわけだ。これらのことと、仲間のそれぞれの役割分担からくる目的の違いが一本道ルートでは無いものを描かせているかのように見せている。
単純に城を複雑っぽい構造にしたとしても、目的が1つならば行動が分岐しないから、結果的に一本道になってしまう。
 
結局のところ、破壊された「墓守り人の宮殿」を再浮上させるかどうかという話になってしまいそうだ。魔法があるから建て直すのも不可能ではないだろうし、同様の理由で好きなような形態を持たせることが可能なように思う。
護衛にしても下級悪魔の大量召還が基本になるだろう(大戦の時の描写から)そして当然のことながら、この舞台の設計によって話の展開にヴァリエーションが広がったり、盛り上がりを左右したりすると考えられる。