魔法先生ネギま!252時間目

 
今週の感想って、さっちゃんのところにリンク貼っとけばいいんじゃね?とか思ってたけどフリーズドライらしい件。まぁ、しゃあねーわな。それにしてもゆっくりでいっか!とか思い始めるとどこまでもずるずる行く件。ゆっくりしていってね
このせつ講座 はーじまーるよー(はじまりません)
 
 
●This is 落し神モード!(フハハハハ)
「今日は記念すべき日やから(はぁと)」 ……というわけで、今週は木乃香が刹那を落とそうとしてエンディングが見えた!という話でした。これなんて「神のみ」? うむ。 今週も神の御技は素晴らしかった(いや、これネギまだから)
とまぁ、ちゃんとデートして気分を盛り上げてからキスに追い込もうとこのちゃんたら画策しているわけで。(……画策とかw)
 
とりあえず、既にラブラブだという認識は木乃香側には無いらしく、作者様のやろうとしていること、特に注意して表現した「現状の認識」ぐらいは把握しときたい部分ですね。
 
 
●お見合いプレイ
先週の夕映回に引き続き、今週も切り札の投入となりました。正直、「Cパートじゃないじゃん! 続けちゃったら次回への引きじゃん!」とか、「あれれ? ネーム思いつかなかったからとりあえずこのせつイチャイチャさせて糊口を凌いだのかな〜?」とか思ったんですけど、違いますね。
 
これはいわゆるスクランディスコミュニケーションの後の、コミュニケーション(意思の疎通する瞬間)みたいなヤツを指して「お見合いプレイ」と言っているようです。ディスコミュニケーションの反対語としてのコミュニケーションだと用語として確かに「特殊性が無さ過ぎて」使いにくいんですよね。「相手と向き合う」とかの意味で「お見合い」にしたご様子。まさかこんなの仕込んでくるとは(笑) 仮契約ネタが残っているのでちょっと期待できるかもしれませんねぇ。特に古菲あたりが(イヒヒヒ)
 
 
●黒いいんちょ邪魔(涙)
う〜、ネギをかばって前に出て交渉する辺りとか我が麗しの雪広あやか姫と役割がかぶりすぎてですね。あ〜もう、いいんちょがネギパーティに入る日なんて当分、先だっていうのにどうしてこう先行しちゃったのが出てきてるのかなぁ〜。代理になんないのがまたこう傷口がふやけてグジグジな感じですね。みゅい〜ん。
 
 
●アリカの子、ネギ
木乃香のセリフとネギの反応とが矛盾しているので、えっと、どうやら聞いていたらしいとした場合、ネギが反応したのは「災厄の女王」という点になりそうな話ですが、木乃香のセリフの方が予想に近いものだったりするかも?なので、保留の方がいいのかな。まぁ、どっちにしろ答えが分かったのでいいんですけど。
これで、テオドラが「何もできなかった」と言っていたこととの関係が分かったような?
 
考察まわりだと、アリカの子・ネギでライフメーカーに勝てるのか?という辺りがあって、黄昏の姫御子の血筋周りはライフメーカーの被造物では無いとかのことになるんでしょうね。
もう一つはアスナとの血縁関係がネギ×アスナに及ぼす影響がどうなるか。…………メインヒロインなくなった? ただの女主人公? 黄昏の姫御子としての記憶・人格が復活しているであろうことの方が影響が大きそうだから、なんともいえませんね。
 
●クルト・ゲーデル
ちょうど笹の葉で不完全性定理ぽいのが出てきたタイミングなのは何なのやら。とりあえずこのちびっ子剣士?みたいなのがゲートポートの要を破壊したフェイトと一緒にいたヤツである可能性まで考えておかないといけないかもしれないのですが無さそうなんで真に受けないでいただきたい。可能性はひろーく考えないとね。まぁ、このサイズの新キャラは別の意味ではちょっと期待できるかもしれませんけどね。
 
しかし、普通に考えられる程度のことしか思いつかないので書くこともあまりありません。フェイト君の作戦講座的には、ゲーデルは各国勢力の牽制パートの要因・要素のハズですが、何をやってくれることやら。オスティア市内での武装が禁止されていることから、意外と一触即発しかねない状況、もしくはそういう危険を最初から取り除く意図による取り決めですね。
 
えっと、王道的にはヘラス側が裏から手を回して、オスティアをメセンブリア連合から取り戻すための旗印にネギかアスナを担ぎ出すってシナリオになるんですけど、その時のとりあえずの敵が、このクルト・ゲーデルなわけですよね。しかしネギはネギの状態だと単なる賞金首だったりします。何がどうなってることやら状況的にこんがらがっているんですよね。
ムリ言っていいんだったら、国際的賞金首のネギがゲーデル総督の命を狙ったテロリストとして報道され、その背後にヘラス帝国の関与があった(ネギはテオドラ殿下と仮契約している?!)とするとか?…………こんな大雑把な予想が当たったら誰も苦労しないんだけど(笑)
 
 
●肯定する木乃香マギステル・マギへの道。
刹那が無意識らしき動きを見せていることから、別に鈍ってはいないらしい、という描写になっているんですが、力を巧く発揮出来ていないみたいですね。これは木乃香の傍に居ることでその力を減じてしまっているとしたら、木乃香も悩むべき問題です。自分が原因なんかな?ってね。しかし、「幸せになったら弱くなるなんてウソや」と言い切っています。強いから幸せになれるとは言ってないのがミソですね。
 
意外とマギステル・マギって概念は悪くないなーと思います。普通に英雄になろうと思うと、戦争みたいな非日常的な状況で功績を高めないとどうにもならないと思うのですが、その点マギステル・マギは「日常の英雄」というべきもので、デカいイベントが無くても目指すことができそうです。
例えばネギが修行でバカっぽくなりたいと言ったことがありましたが、でもラカンに「修行で性格や生き方はホイホイ変わらない」と突っぱねられているんですよね。これを引き合いに出して考えてみると、マギステル・マギという「別の人間・人格」になろうということに近しいのではないかと思われます。だからこそ、それは日々の積み重ねを要するのかもしれないわけで。たぶんマギステル・マギにコレという正解は無いでしょうから、完全に別人になれという話ではないだろうし、自分らしさの延長線上に自分らしいマギステル・マギ像へとたどりつくものだと思われます。
 
しかし、通常の意味でマギステル・マギを目指すということは、何かしらの特別なオーラを纏っている人の様になる、といった意味です。例えば、アルバス・ダンブルドアのような「特別な人間」になることを目指す、ということです。そういう無いものをねだる行為なんですよね。
 
実際問題、木乃香のやろうとしていることは単に世界一の治癒術士でも達成できることでしょう。しかし、彼女がなろうとしているものはマギステル・マギなのです。そして既に木乃香マギステル・マギへの道を歩いています。道を往くということは、言い換えるなら木乃香は既にマギステル・マギ度1%とかって意味になるのです。いつか、マギステル・マギへの道を歩む、のではなく、今・この瞬間に「既にその道の途中にいる」ということです。
 
でもまぁ、今のところ作品上では「ちょっと偉い魔法使い」ぐらいの意味しかない感じですけどね。一応、今回の木乃香のセリフには上記のような意味・構造が含まれてはいますが、今後の作者次第ですよねぇ。具体的に現役のマギステル・マギの活躍シーンが出てきていないのも大きいですし、何よりもネギがパパの強さを追い求め過ぎていて、マギステル・マギは無視されがちだったりして(笑)
 
そういえば、魔法の存在が前提になっている魔法世界での宗教観はどうなっているんでしょうね。高殿の王とか言っても具体的なパワーを利用できるようになってしまうと神として捉えるよりは最上位精霊よりも霊格が高い存在ぐらいの概念になっちゃいそうですけど。
エヴァちゃんみたいな怖い御伽噺があるのと、良い影響を与える存在としてのマギステル・マギが主な信仰の対象として考えられますね。後は「神話の戦い」における魔法使いと剣士の像かな。黄昏の姫御子なんてこの神話の戦いに直結する存在のハズなんですが、すっかり造物主と世界を創造とか終わらせる〜の方向に来ちゃってますね(笑) 案外、造物主を崇め祭るのを忘れた結果の恨み節だったりして。それなんて祟り神?
 
 
 
あれれ、意外と量がありますね。まっいっか(笑)