雑記

 
●今週のコードブレイカー
責任範囲として触れねばなるまい(苦笑) やられました、予想の上いってました。でも今回はぶっちゃけさせてもらうぜ。えっと、上書きフォローとして「許せないって顔してたじゃないか!!」のセリフが入れてあるんですよね。これはあの顔で「傷ついた・傷つけた」ことを認めているんですよね。だから構図的には肉を切らせて骨を絶つ的なことをしていることになります。
 
んー、一応説明しないと駄目かな。
えっと少なくとも前々回までは、悪と戦う主人公と、その逆に分類されるヒロインという構図になっていました。
これだけならけっこう「ありがち」なんですけど、正義の心が故に怒ったり許せない!とかは平気で言ったりするヒロインの作品になりがちです。それから「絶対に人を殺さない」とかいう設定とかも多いかもしれない。
これが何故かというと、正義の味方を「悪に対する悪」と認識している作品は散見されても、悪を排他性でまとめている人は少ないからです。どこかで悪を排他性で纏めない限り、その対立概念として非排他性 → 一体性へと繋げることが出来ないからです。桜は怒らないキャラなのではなく「許さない」をやらないキャラでした。許さないということは排他性です。つまり、排他性を理解していない限り、作れないキャラだったのです。
 
一般人との差別化にも苦労していただけに勿体無いことをしました。一般人でも普段は非排他的な人は少なくありません。単に条件によって態度が変わってしまうだけです。浮気をしたら許せなくなる、犯罪をしたら許せなくなる。●●をしたら許せなくなるという「条件付き・非排他性」は一般人にも見られる特徴なのです。しかし桜は「無条件に」非排他的な存在でした。それが珍種の本質だったわけです。
 
それが前回、怒りに任せて「許せない」という表情を取ってしまったのですね。で、前回のアレは引っ掛けだったことを分からせるために、ちゃーんと「許せないって顔してたじゃないか!!」のセリフが入れてあるんです。計算ずく展開ですね。はい、やられましたよ(苦笑)
 
もう一つ触れなければならないことは「本気になっていない人間は、他者を動かすことはできない」という部分でしょうね。怒らないのならば桜は本気ではないのだろうと「リリィは」判断したかもしれなくて、だから桜は本気を見せる展開になっているようです。
 
 
ぶっちゃけてるから書くんですけど、これは作品構造の切り売りですからね。「構造」と「面白さ」で作者は「面白さ」を選んだのでしょう。そこは美学の問題はあるものの、結果からすれば当然の選択ともいえます。思いついたからにはやらずに居られなかったのかもしれません。一応、桜のキャラをブラッシュ・アップするチャンスではありますが、その形が見えているのかどうか。
構造を犠牲にしたので、事情が分かっていなければ中途半端な位置に分類されることになりかねません。ハッキリ言えば、ソレが嫌なだけなんですけどねぇ。単に「どんなことをされても誰も殺さないキャラ」の仲間入りをしたというべきか。
 
 
月光条例
トショイイン万歳!(笑)
 
 
●神のみ
あのキスシーンはちょっとありえないんだけど、パズルがぱちっとハマる感覚があって非常に良かった。もうちょっとエルシィが有能なら、あそこに人が来ないように細工できるんだろうけど(苦笑)
4巻の世界設定があって、今回の桂馬がバスを利用していること、井駒みなみが美里ニュータウンに住んでいることなんかが、あの背景からピタッとハマる感じで分かったんだよねぇ。あだち系真似たことで私レベルでも分かるポイントは超えたらしい。
 
 
東のエデン見たところでタイムアップ。