雑記

 
水曜日だし、ネギま!が無いからサンデーを読もう……と思ったら、木曜日だった。仕方が無いので(ウラララ〜)バキを読んだ。俺の水曜日、ドコー?
 
●神のみ
神のみがつまらないデス。いや、2〜3話ぐらい我慢しろよって話なんだけど、今、何をやっているのかというと、要するに桂馬の動機ターンを延々とやっていることになって、それが長すぎるわけだ。
動機とかモチベーション作りが無さ過ぎると「女なら誰でもいい」とかになってしまうんだけど、長すぎると「ボクが攻略するのは選ばれた女のみ!」みたいなことになってしまう。
 
初期の展開だと、失敗すれば首の爆弾が吹っ飛ぶと思っていたものだから、さっさと攻略に取り掛かっていた。今は色々と情報が集まって来たことをこれ幸いに最大限にグズグズしようとしている。だけど、桂馬は「神」なんだよ。前向きとかポジティブなんて薄っぺらい概念とは別の次元で動いてくれないと。それは例えば、地味女ちひろ回のように、圧倒的な神の御業をもって光臨しなきゃ。
 
今回の話が桂馬の公開処刑なのも何故か?といえば、(作者の意図とは無関係に)死の危険を使って桂馬を動かそうとしている動機作りになっているからに他ならない。展開の最後に天理の別人格が発動していることによって、攻略の前提となる情報を得るのと同時にやはり桂馬の動機を作ることになっている。
 
……というわけで、ヒロイン攻略の「神モード」と、ゲーム人生まっしぐらの「ダメ人間モード」とに分離しつつあり、「神モード」を発動させる切っ掛けを作者が延々と作っていることになる。めんどくせぇ。
 
 
月光条例
気のせいかもしれないけど、フヂタって満足しちゃってない?
「それでもガマンだ!」は初見では凄い印象を受けたけど、時間が経ってみると、「ちょっと昔のルサンチマンを思い出して描いた」風に見えてしまう。何が違うのかなぁと考えてみるに、言いたいことを言い切ってしまっている部分かも。ルサンチマンがあると幾ら言葉を重ねても言い切れないし、伝わっている実感が湧かないとかなんじゃないかな。
 
作者が幸せなのは間違いなく「いいこと」だけど、そんなことよりトショイインの話をしようぜ?的な意味では、ヒロイン回どころか、殴られて床に這いつくばっていたり…………そんな這いよる混沌はともかく、遂にトショイイン登場の5巻発売の時期になりました。長かった〜。
 
しかしこうして考えると、デレるの早かったなぁ。キャラ的には千雨の方がずっとツンを維持しているわけで、色々と難しいものだなぁ、などと思ってしまう。