魔法先生ネギま! 259時間目

 
つらいっす。
 
●やはりシンデレラ?
前回ラカン死亡フラグで盛り上がったのですがガールズの「お任せを!」みたいなセリフが入って「パンチラ余裕でした」という炭酸の抜ける展開に(苦笑)
それとアーニャの時と同じで「ずっと待ってるだろうと思ったら向こうからやって来た」ってのもパターン化しつつありますねぇ。フェイトに出てこられるとネギは「明日菜を奪われるのでは?」と過剰反応するはずですが、でも本当の明日菜は既にいないのでフェイトが出てくる理由になりません。となると栞の回収ってことになりそうな話で、その画面を想像するとやっぱNTRシンデレラになるのかな?って悪寒が走ります。
 
ラカンの方ですけど、無限抱擁で捉える範囲ごと、時の回廊で時間を遅延させてしまえば実戦闘時間が1分以下でも十分な時間稼ぎになったと思うんですけどねぇ。でもそんな様子は微塵もなくって(苦笑)
 
 
●パンチラに見る大人の品格
ここはネギとラカンの差を意識すべき。つまり、馬鹿弟子は情緒もへったくれもなく武装解除で裸にさせちゃうんでしょ。これはパンチラの論理で言えばパンモロにあたる。
だけど今週のラカンは(まぁ、脱がせちゃっているから中身モロチラな気がしないでもないのだけど)、チラリズムと恥じらいという基礎が正しく積み上げられていることが分かる。
めくり&脱がせという上位のエロ行為の後で、チラリズムを楽しんでいるんだぜ? なんとなーくお風呂三昧なネギま!の作風を作者自身が気付かず(?)に否定している気がしないでもない。
 
分かり易く一言で言うと変態と。
 
だいたいさー、エロがいらないなんて嘘です、欺瞞です、カッコつけです、「にーちゃんむっつりだ! ムッツリ☆スケベ〜♪*1」とか言われてもねぇ。えっちぃのは人類に必要なんですけど、だからってネギま!で見る必要があるのかどうかってのは別の話なわけで。
 
ラブひなの印象が強くてネギま!って「あのえっちなヤツ?」みたいなことを言われがちだったんでしょ? だから口コミで伝わりにくい。もう少しエロをきつくすれば今度は下卑た関心でもって広がっていくだろうけど、年少さんには買いにくい作品になってしまう。結果、今の中途半端なバランスで地味にお風呂マンガ、と。確かに、女の子がいっぱい出てくるのにちっともえっちくならないだなんて空気読めなさ過ぎるってのは分かるんだけどねぇ。
 
マミコ・バレル的に嫌がる能登かわいいよ能登に無理矢理ナースコスさせようとしたり、恥ずかしくて照れてしまうようなことを言わせたりするようなエロを目指して欲しいかなぁ。いかに恥ずかしい思いをさせるか?の追求?(笑) え? 先生がハマってる理由そのものでしょ?(違うの?)
 
 
ウチのブログに相応しくない下品さで補間すると、今回の内容って普通はラカンが「フフン、四人か・・」とか言いながらおもむろに服を脱ぎ、歪みねぇなと4体に分身。そのまま逃げ惑う4人を強引に捕まえて、一万年と二千年前からアクエリオンッ!*2って話じゃないさ。獣姦・ホノオ化も余裕でした、みたいな。
 
冗談抜きでラカンどんだけ信用あんだよ!?って話で、暦なんかラカンに惚れてるのと殆ど変わらない状態(苦笑) また恥ずかしい目に合わされたかったとしか思えません(所詮ケモノか)。……マジ戦闘でレイプされても文句なんか言えないぜ? 命狙っての攻撃しといてパンチラだけで済ませるとか、死なない・レイプされないって前提で行動するのはどうかと思う。実戦だとウデヲモイダリして絶望する顔とか見たがるようなサドがいないとは言い切れませんよ?(ハンタとかに出てくるタイプだけど)
 
この手の可能性を十分に考慮した上で、ラカンの行動に品格を感じるべきだと思うわけです(ホントカヨ)
 
 
●そよッ風♪爆風拳
風速ってm/sでしょ? ……100キロってあんた(笑) 1秒で100000m移動する風が吹いてたら大抵の構造物は吹き飛ぶ気が。ほぼ完全な捕縛結界。外に出ようとすると電車に轢かれる以上の威力で弾き返されるだろうね。つーか千切れそう(笑)
 
●人間味 
ラカンがわざと3番目と言ってフェイトをからかっている。そこに反応をみせるフェイト。
「無」に近い存在なのに、逆に「人間味」を感じるという表現。なかなか興味深し。機能優先というよりもコダワリの存在がそうしているようですが、隠し設定があるのかな?
 
●「彼」の意志を継ぐ
この彼というのがナギの可能性があって、そんなのは分かっているんだけど「認めたくない病」が発動しているのでなるべく無視するようにしている。ナギがライフメーカーの能力を継いでいたとしたら、話が小さくなってしまう気がしてならないからだ。ネギま!ってのは第2部なんぞで「完」していい作品ではない。ナギと再会するための3部は確実にしても、そこからナギに認められるための4部まで行かなきゃ。エヴァ様も入れて赤い翼と白い翼で両翼となって、絶対的な危機から世界と物語と読者とを颯爽と救ってみせなきゃ終わるに終われないでしょ。
 
今回で確定情報になった「二番目」が「10年前に敗れている」ことなのだけど、このこと自体は予想がついていたので特に無い。ただし、考えなければならないのは、「何故、10年前にナギと戦う必要があったのか?」という部分だろう。それにラカンは伝聞なのか、その場に居たのか?などもある。10年前ならばナギ失踪の前だろうから、アスナ姫を奪うためだった可能性がある。
 
これでナギの失踪後にガトウを倒したのは二番目たちでは無い、と考えてほぼ良さそうなのだけど。……ナギはフェイト達の脅威からアスナを守った(過去形)と思って次の戦いに赴いたと考えるべきか、もしくは「守るため」に戦いに向ったと考えるべきか。ナギは失踪し、アルビレオ・イマも同行して何者かと戦い、傷付いて休眠状態に入っている。
 
素直に考えるのであれば、アスナはフェイト達「完全なる世界」とは別の謎の組織から狙われている可能性がある。(この辺りも考察としては既出だけどね)これがザジ関連だとすると明日菜に手を出さなかった理由について考えないといけないことになるのだが仮説を積み重ね過ぎるのはどうかと思ってしまう。ゼクトとザジの存在によって敵対組織内部の分裂を意味しているような? じゃあナギは何をしに行ったのやら?(この話はここまで)
 
もしかすると、黄昏の姫御子は何故、魔法を無効化できるのか?なんて設定まで踏み込んで考えないといけないのかもしれない。今までは「そういうもの」だと思っていたし、「黄昏の姫御子だから」で思考停止させておけた。しかし、火星の人造異界の話は直接的にこの辺りの経緯に関わってくる可能性がある。もはや魔法世界は、魔法世界の出発点足りえない。 現時点で既に造物主と黄昏の姫御子は魔法世界を作るために「移植された存在」と言い換えることが出来る。ならば、それはドコからで、何故なのか?、だ。なぜ魔法世界なんてモノを作る必要があったのか?
 
なーんて熱く語ってはみたものの、繰り返しに相当する部分が多いからナー。
 
生存環境的に「地獄」に住むのが難しい弱い種族たちを魔法世界に移動させた、とかね。「人造天国」説。もしくは「箱舟世界」説。もちろんダイ大が元ネタ。でもそれだと個人的にライフメーカーの存在と矛盾するからダメぽ(笑)
しかし、魔法世界や旧世界に召喚される悪魔・魔族ってのが長門有希みたいな情報のみの存在の気がしてくるなぁ。空間的に離れ過ぎてる気がして。
 
 
●かわ唯
コレットの声って、もはやあいなま(豊崎愛生)さんでいいんじゃないの?
京アニ信者全開の発言をしてみる。コレットの時代が来るんじゃないかと思っていた時期が私にもありましたが、けいおん!が持って行きましたね。ムギ可愛いよムギ(ちょっと待て)あずにゃん→ビー?(しつこい)
 
いいんちょは、俺のいいんちょの出番を削る存在だから再登場とかいらないけど(笑)、コレットはもったいないなー。ベアトリクスを出したかったらエミリィも出てくることになっちまうし。いいんちょ対決的なものなんかこれっぽちも見たくないんだけどなぁ(←同レベル扱いがそもそもムカつく)
 
 
●まと・・め?
背景特になし。舞踏会のところもピンとこないし、粉塵爆発の絵はカコイイけど、粉塵〜がちと流行り気味なのでタイミング的に良くない。
表情はコレットかなぁ。決めてるラカンはカッコ良過ぎなのでほっとくとラカンになってしまう。ネギは歩いている時はハラが出ていないのでグッド。後はスカートを押さえている暦の内またというか、ヒザを閉じている時のオシリの感じがすきかな。
イラスト化はむしろ進行しすぎるのは間違っていると思うので、なくて結構。マンガとしての連続性があった上で、その一部分のメリハリとしてのイラスト化に価値があるんであって、イラストのような1枚で完成しているものは邪魔にならなければいけないと思う。カッコイイ絵を一部抜き出そうとした時に、意外とショボイ絵で驚く、ぐらいがマンガとしての完成度の高さかもしれない。それに今回はスカートめくりがあるから「目を惹き付ける効果」は十分にあるだろうしね(笑)
 
フェイトガールズ、特にホムラにここで出番があるのは、サイドエピソード的ないらない要素に思えるけれど、全体的な構成から考えると、後でガールズの出番が少なすぎた!とかの不満を解消する効果があると思う。ラカンに負けても敵としての強さ・価値が下がらないからね(脱がされるからシリアス度は致命的に下がるけどw)
 
気が付けば、長文?

*1:とかち

*2:合体したいッ!