魔法先生ネギま! 270時間目

 
『ザ・クリスタルボール』なう。感想をはよ終わらせねばッ(笑)
 
ゲーデルとネギ
簡単に書くと、
ナギやアリカ達はMM元老院を倒すことを目的になんぞしてなかったんだよ。
でもゲーデルは世界を救いましょうと言いつつ、MM元老院を倒そうとしていて、そのためにネギを巻き込もうとしている。
 
父や母の物語を見せられて、一見するとその後継の仕事のように思えるけれど、やはりズレたことを言っている。そもそも魔法世界人の大半を敵に回して同胞だけ救いましょうというのが彼の主張であって、ナギやアリカの考える「世界を救う」こととは考え方が大きく異なっていると思われる。
 
じゃあなんでゲーデルは「同胞だけ救おうと考えているのか?」という疑問を持たなければいけなくて、その辺りの話はド忘れしなければ次回の感想で、ってことで(笑) 幻想だの人形だのの、いわゆるラカンが負けそーな理由周りの話が絡むので(←ほぼ書いちゃったようなもんだけど)考察自体は済んでいても微妙にタイムリーではなさそうなんで次回に残しておきませう。
 
 
 
 
やべぇ、書くことが無い(笑)
…………と、ここからかなりの量の関係ない文章が続いたのだけど、却下(笑) めちゃくちゃなこと書いてあるんで流石に出せない。悪いのは全て民主党です。それとウチのサイトが更新しなくなったら友愛されたんだな、と思ってください。
 
 
1ページ目
胸を押さえるネギ。きっと赤松先生の不整脈気味(←誤解らしいのだけど)なのが大きく影響を……
けっこーゆるんだ表情のネギ。よろこぶノドカ嬢ちゃん。でも4コマ目奥のロリ千雨が好き。
 
2ページ目
泣いてみせるゲーデル。きっとヨゴレちまったから逆に泣けるんでしょう。
それとアリカLOVEを看破。アイシャ達を盗聴したぐらいからこの手のことに鋭くなりつつあるノドカ嬢ちゃん、って感じでしょうか。
 
3ページ目
キング不発か。まぁ、しょうがないか。さよちゃん活躍しているから仕事はしてることになっているし…………
 
4ページ目
感情表現的なタメ。必要なタメがあって、次のページへ。
 
5ページ目
目が逝っちゃってるゲーデル。それから中段のコマと下段のコマのネギの表情の違いも押さえときたいところ。
ここのページはちょっと考えておかないといけない点が2つあって、とりあえず前提としてゲーデルの提案を断るということは作品的に考えればほぼ確定事項なのだけど、では、断るというのはどういうことなのか?という疑問をもって読むことがモアベター
ポイントの1つ目の点は、復讐に対するネギの感情がどうなっているのかという部分。闇の魔法の暴走で悪魔化しつつ大袈裟なことをやらかしてしまう、復讐したくてたまらないネギきゅんが、その衝動を抑えて断るというのはどういうことなのか?という話まわり。ゲーデルとの共闘を断るということは、直接的な意味では復讐を棚上げにするということを意味する。
 
ポイントの2つ目は下段の表情の変化がどういう意識によってなされているのか?という部分。中段は復讐という言葉に反応して険しい表情を作っていて、下段では父や母のことを持ち出されて柔らかい表情を作っている。これって受け入れ易い提案を後半に持ってくる「会話術」なのだろうね。ミスリーディングも込みでこのレベルのものを入れて来ていて、ちゃんとネギの表情で分かるようにしてあるわけですよ(嬉)。ここいらが分からないと単なる萌え燃えバトルとしか評価できなくなってしまうと思われ。
 
6ページ目
答えを要求するゲーデル。迷う理由はトップに書いた通りで、やっていることもやろうとしていることもどこか違って感じているハズだからですね。このパターンだと千雨がしゃしゃり出られるかどうか、けっこう微妙なラインです。無論、出る方に期待(笑)
便利な構造している朝倉のアーティファクト。入力と出力を同じ場所でやっているような?
 
7ページ目
ぶっちゃけ、メインヒロインの居ない絵っていう(苦笑) 前回のアリカが放つメインヒロイン臭なるものが足りてない。粒ぞろいなんだけどねぇ。木乃香とかアキラとか可愛いのだけどね。
個人的には明日菜に感情移入できなくて表面で弾き返される感覚がある。それは自分で感情移入してないのか、作品として出来ないのかの区別がちょっと不明確だったりするんだけど、明日菜が黄昏の姫御子アスナとしての要素を取り込んでからでないとメインヒロイン的な輝きを放つ資格が無いから、でもあると思っている。
ヒロインの資格という意味では、ぶっちゃけ千雨の方が役割もキャラも立っちゃっていて、人類決戦存在、つまり勝利フラグ的な要素が作中で強く成立しつつあることが大きい。キャラの外観が似ている(と作者が考えていて、その影響で千雨はロリ化しっぱなし)ということもあるし、ネギに対する保護者的な観点では千雨の方が明日菜の後追いをしている部分はあるんだけど、しかし、バトル時の役割に対してこれからは明日菜の方が千雨の役割を(奪ってしまうことを)避けて、明日菜らしさの中でアピールしていかないといけない。そうでないといいんちょ共々、不在が長引いていることからしても単なる要らないヒロインになってしまいかねない。……というのも、今はまだ黄昏の姫御子ではないからなんだよね。作中の明日菜の役割は分離したキャラ性をもつ黄昏の姫子ちゃん(の巨大なマクロ性)に比べたら「何も持っていない」に等しい。雪山修行でみせたようなナギの性格傾向でもある「限界を打ち破ってしまうバカッぽさ」を使ってバトル時の役割を立てないといけない。
個人的にはネギと明日菜でダブルヒーローシステムになると思っていて、明日菜ってのは最前線の秘密兵器(=ガンダム)なわけさ*1。魔法世界編ではネギがラカン戦を通じてヒーローの資格を得たような意味で、今度は明日菜の番がこなければならないと思うのだけど、同時にメインヒロインとして立つことが出来るかどうか?という問題がある。黄昏の姫御子の重要性がそのままメインヒロイン性に繋がってくることは容易に想像が付くのだけど、それだと「明日菜」は要らないって意味だからね。「アスナ」はヒロイン、「明日菜」はヒーローとするのは確かに分かり易い、けれど、ファンからしたらちと寂しくないかい?などと思ってしまう。こういう部分って実は作者の方が敏感じゃないかと思うんだけど、現在の展開・ストーリーの要請からすればちっと無理なことを書いてしまっているかもしれない。(読者の気楽さって残酷だし)
でも全然余裕で入れる予定かもしれなくて、もっと言えばいいんちょが活躍する場所は絶対に必要なわけで、ヒロイン臭の問題は(もう問題になってるけど)その内に表面化すると思うわけです。って、なんて長文だ(笑)
 
8ページ目
くーふぇを犠牲にしての解説ページ(笑)
しかもこれ、微妙にミスリードだし。映画のまとめ情報としては正しいけど、巨悪って辺りは保留したほうがよさげだね。
 
9ページ目
ここから夕映分補給ページですか。まさか千雨・朝倉が出払っていることによって夕映の出番が作られてしまうとは、何という一石二鳥。
 
10ページ目
夕映分補給ページその2。神話の像が絡んできましたよっと。
 
11ページ目
夕映分補給ページその3。夕映かしこいよ夕映ってことですね。そして明日菜に話が振られつつ、
 
12ページ目
13ページ目
かぽかぽエヴァちん。この手の仕草がやはり切れてますね。前回のアリカの仕草も良かったんですけど、もげろ状態だったのでスルーしました(笑)
 
14ページ目
さよちゃんのターン。完全にゆーなにも見えていたり、明日菜が触ろうとしてスカっていたり。
 
15ページ目
ゲーデルについての感想ページ。なんともパルがお便利。役割としてはちとメタ認識というか、ハンタで言うキルアの様なゲーム攻略的な発言が多めというか。この辺は千雨もゲーム攻略的な要素があるんですけど表現形式が違いますね。千雨の方が没頭的というか、リアルに対するコミットが強めで、パルの方が概観的というか批評的・感想的になってますね。
 
16ページ目
17ページ目
ラカンvsフェイト。何話ぶりだっけ?というか、何ヶ月ぶりだったっけ?って話で、260時間目が8月上旬なので3ヶ月ぶりですね。そう考えると遅々として進んでいないような気になってくるなぁ(苦笑)
ともかく、ラカンの足が長くてカッコイイです。
 
18ページ目
引きということもあり、死亡フラグが来ました。ここでは余計なことは書かない方がよさげです。
 
 
●まとめ的な何か
うん、やはりこうして見ていくと充実の270話目ですね。
日記の方にも触れられていましたけど、シーン展開させての細かい切り替えをしつつ〜の話ですね。背景描写そのものは特筆すべき部分がありませんが、背景文脈のような、ストーリー上の背景を駆使しての物語になってますね。
 
表情は5ページ目のネギの心の動き辺りがよさげな辺りでしょうか。エヴァ様の仕草も着眼点のよさも光っています。
 
イラスト化も特に無いんですが、ラストのラカンvsフェイトが文字やら情報量の多かった今回の話のストレスを殴り飛ばすかのようなシンプルさを意図してそうですね。
 
 
ぶっちゃけ、ものっすごい時間かけて書いてます(笑) もたんわ〜。おつかれさました〜

*1:そしていいんちょブライト・ノア的でありつつ、姫川亜弓的なライバルキャラであって欲しいわけですよw