雑記

 
●グローバル経済からうんたらかんたら
http://anond.hatelabo.jp/20091212163927

http://agora-web.jp/archives/823680.html
 
パクリ記事から伝染病してみる。そもそも、新規事業の立ち上げのようなことが難事と思われていている一方で、グローバルなんちゃらみたいなものが幅を利かせ、蔓延(はびこ)っているのは何故なのか?というと、そういうのが「神様に支持されているから」なわけだ。んで、この「神様〜」みたいな論理ってのは、科学的では無い説明の方法論なんだけど、とりあえずはそっちを使っていた時期の方が長かったりするわけじゃんか。利益だのなんだのの経済学っぽい理由はそういう本を読めばいいだろ?って話で、そういうなんか難しい理由をうんたらかんたらした結果、難しく考える必要があるんじゃないか?って話になって誤爆するわけだ。
 
で、シンプルに神様は何をお望みか?って話になると、どうやら「格差のない社会に近づく方向の何か」をお望みらしい、となる。グローバル経済だとかも、国家間の経済格差を潰すためのシステムなわけで、これはどうしようもなく巧く行き易い。神様からみてもある程度まで正しいからだし、経済学的な理由でも理に適っているからだよね。
 
で、平等な世界が実現してしまうと金儲けできなくなるから、そうなりつつも、そうならないような仕掛けってのが「儲かる仕組み」なわけだ。最大限、平等な社会になりそうなプランであり、且つ、実現するのが最大限に延期される仕組みが良い仕組みって話さ。コンビニが蔓延るのも平等な社会が実現されるためだね。神様に支持される仕組みは成功するんだよ。というか、成功したものは神様に支持されたように見える、というべきかもしれない。
 
んー、なんというか自由貿易だとかグローバル経済だとかの単語自体が、「地球を統一する世界」の視点になっていなくて、国家間の境界線を前提にした単語なんだよね。この手の「境界線にこだわる認識」を利用する人が美味しい思いをし、必要悪としてあり続ける。人類がどうにも回避できずに「一体」となるその日までこういうことは延々と続いていくわけだ。