魔法先生ネギま! 274時間目

 
ちょっとネギま!っぽくない画面で面白かった。
 
もののけ方式?
テキトーに命名。いわゆるジブリアニメのもののけ姫ではそのラストにデッカイのがドカーンと現れて状況を有耶無耶にしている。
 
もともと困ったら場面展開するって技法が映画だとか漫画のコマ割システムにはあるんだろうけど、それの大型バージョンというか。有名なのだと「朝チュン」とかも場面展開によるある種の逃げになっている。それ以外にも何がしかの気不味いシチュエーションの続きを描かずに「あー、気まずかった!」って感じで翌日とかにしてしまうことがたまにあるんだよね。個人的にそのシーンの続きって「具体的にどう対処したの?」ってのが気にかかってたりするんだけど、描かれないわけだ(苦笑)
 
今回のネギま!がこれに当てはまるのかどうかは正直、微妙なラインだけど、結果的にはシチュエーションの論理的な連続性をリセットして、適当に再配置して続きを作れる状態になると思う。ストーリーを作る側からすれば適度に使う分には強い味方になるんじゃないかな(作らないからわからんけど)
 
●爆発と雷と
いわゆる四大精霊だと地、水、火、風になるんだけど、楓が爆発、刹那が雷を使うので、バランス的に考えると龍宮辺りが氷のアーティファクトを使うといいんじゃなかろうかと考えるところ。もともと氷系はエヴァ様の使う系統なのだけど、ナギ・ネギ・刹那が雷系なんだから、強すぎて出番少な目のエヴァだし、龍宮が氷でもいいんじゃないかな。
隊長が銃を使うと一撃必殺になってしまうし、麻酔弾でもなきゃ雑魚を殺しつくしてしまうような気がして(苦笑)、氷の武器を持てばその辺りはなんとなく手加減も出来るようになるのかな、とかとか。
 
爆発(火+風)、雷(風+水)、氷(水+地)だとすると、(火+地)に相当する属性攻撃がありそうなんだけど、FFでもファイア、サンダ、ブリザドのように代表的な3系統で纏められている。こういう事情により、楓と刹那が爆発と雷で戦っていると、なんとなーくバランスが悪く感じるわけだ。くーふぇさんはかなり強力な物理攻撃を手に入れたばかりだし、やはり隊長しかいない。
 
 
●ラブクラ○トなクトゥ○ルフ
うーん、スーパードラゴン龍樹よりかなりデカイんだけど。100mクラスという龍樹の2〜3倍は堅いっていうか。(7倍?)
こういうアンスラ○クスが出てくるようじゃ仕方が無い。闇の魔法を平行励起して龍樹と合体してドラゴン○ォリアーを降臨……
 
 
●背景がネックに?
デジタル背景を「使おう」とする意識が強いのか構図のパターンから自由度が欠けて感じる。誰も気にしないかもしれないけど、感想書くときに何度も読み直していると引っ掛かるのよね。
でも後半のデカイ腕の見せ方とかはとても好き。
 
 
●その他
まき絵を涙目にしてあってたいへん好感度高し(オイオイ)
パル様号登場時のパルの絵もお約束風でグッド。
もののけ方式とか書いておいてアレだけど、話のスケール感が増す演出で今回はとても良かった。ネギ、千雨、明日菜が活躍してないのでちと物足りない部分もあるけどこういう話も大切。
 
展開予想っていっても、ここからではハズレ予想を増やすのに貢献するだけの気がするので今回は保留で。もうちょっと考えたら考察記事でもあげたいところ。
 
気がついてみると、木乃香だの刹那だののことには触れていない感想だったりするなー(笑) マシンガンは魔法世界には無い形状の武器なのかねぇ? すると隊長に銃タイプのアーティファクトは望めないのだろうか。アウチ。