雑記

 
雑記なので適当に。

●105円ジュース
日曜かなんかに見た番組(←テレビが付いていたの意)で100円ローソンのオレンジジュースが美味いだとか、99円ショップと提携しただのを見たので行ってみたら105円の100%ジュース売ってた。これが本当に濃くて美味い。リンゴジュースも試したらやはりイケる。

この味だと自販機のペットボトルジュース要らなくなるんだけど、1リットルの紙パックであることで棲み分け出来てるのかもしれない。
 
●フジテレビのドアホ!
マツコデラックスかなんか知らないけど、キモイんじゃ! 引っ込めろドアホウ。生まれるだなんだと人を馬鹿にしとんか?
 
●伝勇伝とドラッカー
ドラッカーの「わが軌跡」を読んでるんだけど、半分も意味が分かってない(笑) 分かって無いんだけど、分かったような感覚で読んでる。「メタ視してる自分」から見ると理解が歯抜けみたいになっててブランクがいっぱいあるんだけど、「普通に表面に出てる自分」はあんまり気にしないで読んでたりして、そういうのも面白い感覚だなぁ、と思ったりなんだり。
 
トラウン伯爵だとかポランニー一家のところが終わったぐらいなのだけど、有能かどうかは微妙な辺りだと思う。ドラッカー先生が凄いんだ!とか言うから凄い風なんだけど、本心からは憧れられないんだわ。その、ダメな虚栄心を煽られてしまうというかね。
確かにね、大きなビジョンを説得力をもって語るのって一見凄いことのように思えるけど、やってることは洗脳だからね。他者から認められて、褒められる、評価されるってことは、他者に疑いを抱かせないことを意味する。本当に有能だったら相手を自立させるでしょ。そりゃ俺達は気持ち良く相手に依存したいかもしれないけど、本当に生きていたら相手を依存させないところまで配慮するっしょ。(依存させてくれない人は嫌われるけどね。寄りかかりたい自分の欲求が邪魔されるから「気が利かない」とか言われる。)
 
関係ないけど、師匠の本だとときどき肥え桶を担ぐおっちゃんの話が出てくる。昔の話だから、片側30キロとか40キロあるような糞尿を桶にいれて、棒かなんかの両端にくくり付けて、さっさっと歩くんだと。幅が1mもないとかの細い裏路地みたいなところも、当然上り坂も下り坂もさっさっと歩けちゃう。ドタバタ歩いたら小便大便が撥ねちまうわけだ。だから素人には出来ない仕事だってわけだよ。やっぱりそういう運動能力をしている人達の立ち姿は背がすらっと高くて、颯爽としているっていうんだ。……っていうか、そういう仕事をしていても誇れたかもしれないことが羨ましい。
 
西洋の知的エリートが死に絶えようとどっちだっていいけど、彼らの考えた平和な社会がなんで必要だったのかは分からないままだ。俺の理想からは遠いんだよなぁ。資本主義と社会主義の対立構造から第三の道を求めたのは方法論としては分かるんだ。普通はそう考えるよねって話だし。戦争になった途端にナショナリズム発動で夢が破れたらしくてそこは面白いんだけどねぇ。
 
 
そんで伝説の勇者の伝説の録画を見てて、確かにそんなに周りで人が死にまくるんだったら平和を求める必要があるかもしれいなぁ〜とか思ってしまった。あの作品も正直どうでもいいんだけど、アニメがどうにもしつこくって、平和な世界を作る〜とかって何故それが必要なのかよくわからんのよ。だけど悲劇とかを繰り返していることで状況を追い込んでるっぽいのね。物語がさぁ、作者がテメーの問題意識を高めるための装置?みたいに使ってる風に見えてきたというか。
 
ラノベ的思考で申し訳ないんだけど、すっげー英雄とかを作る場合って、すっげーことさせないとダメじゃん? だから、どうやってすっげーことさせようか?って考えると思うんだよね。それに合わせて世界も作るとかしてさ。でも本来はたぶん逆で、状況が悲惨だからやらなきゃならないことが山のようにあるんだろうなーと思ってしまったというか。
 
 
でもねー、頭のいい人間も大勢いるんだろうけど、底辺はもっと凄いぜ。
伝勇伝で「誰も傷つかない世界」とか言ってっけど、無能でも排除されない世界って凄いよ。今の日本は明らかにそういう状態にある。このままだと、そりゃ日本は滅ぶかもしれないけど(笑)、無能でもいいし、馬鹿でも大丈夫だし、クソ真面目を貫くために非効率をやることだって平気で許されてる。不愉快なことも正直多いけど、凄いなーって方が先に来るよね。
 
伝勇伝の世界の兵隊は野蛮だから論外だけど、ドラッカーの方に戻って、平和な世界の実現を夢見て砕け散った連中の話を読んでたって実感が湧かない理由なんかは、ほぼ間違いなく死が遠い国の出来事だからだろうさ。我々はもしかしたら彼らの考えた平和な世界に生きてるのかもしれない。そりゃ世界を変えよう!変えたい!変えなきゃ!って熱情は湧いて来ないわな。まぁ、市場のダイレクトアタックに晒されてはいるけどね(笑) 市場が奴隷を作ってる。でもその奴隷ってなんだろう?
 
構造的な弱者が連携できないような、巧妙に操作された社会に生きてるよなぁ。
でも公園にホームレスとか増えて来ていることを思うと、この国は失敗したんだってことだと思えてならない。気取った社会になりすぎたのかなぁ。わらかんね。
 
 

自分の頭の悪さを自覚する瞬間っていいなぁ。
対立構造のひとつでもあってくれないと状況を理解できないっていうか。本当に馬鹿だよなぁ。でもそれって組織なりの対立の図式を前提に予測を立てることになるから、それぞれの組織の方向性を固定しちまう。構造問題だよなぁ。確かフェミニズム批評だとかで問題にされてた問題だったと思うけど、この概念はなんて名前だったっけか?