雑記

 
スタードライバー 輝きのタクト
早くも3話目にして厨二病キャンセルがかかって面白く無くなりつつあるわけですが。
 
1話がモロに厨二病で「かゆ、うま!」と楽しんだわけですが、そもそも厨二病を無効化するにはどうすればいいのでしょうか? それは突き詰めて貫けば、それが世界観になるんですよね。その状態が当たり前になること。平準化とか言っとけばいいのでしょう。2話で既にエロで誤魔化し始めていたのですが、劣化があまりにも早い。たぶん脚本が真面目なのかな?とか思ってしまいます。
 
2話目もなんとか「ガラス越し」とかアホな事を言っていたのですが、1話で「綺羅星!」とか「銀河美少年!」とか「颯爽登場!」とかのアホいワード連発だったのがもはや嘘の様です。トータルの作品構成にどんな美学(戦術級もしくは戦略級のビジョン)を投入するかの問題だったのですが、批判を恐れたのか厨二病の早期の無効化戦略だったようです。
 
早期無効化は安全策だということが良く分かる良作ですね。もう少し衝撃度をコントロールしてもたせるべきだったかもわかりません。が、その辺りはもうちょっと続きを見てから判定しなきゃ分からないでしょう。
 
・飽きる、飽和することとの関係で、どういうイメージをもっていくべきなのか。

1分で書いたものなんで手抜きで申し訳ないんですが、
黒を視聴者の期待度だとかと想定して、当然に必要な期待値は増加していくので右肩上がりですよね。有効であろうのは赤パターンと青パターン、緑パターンだと思うんですよね。
本作は「青パターン」で、かなり早期に厨二病度が期待値を下回りそうだぞ、と。「赤パターン」は最後まで読者の斜め上を行くもので、これはバランスが難しいでしょう。最後は「緑パターン」で、期待してなかったんだけど、ラストに向かうにつれて名作化していくってヤツです。
 
まぁ、緑パターンを単体でやるのは難しいですよね。作品数が多いと1話・2話のスタートダッシュで視聴者を獲得してパイの最大化を狙わないといけないわけですからね。
 
だから良くあるやり方としては、初期を笑いで青パターンにしておいて、ラストでは感動モノとして緑パターンの要素が強くなっていく、みたいな使い方をするんだと思うのです。
 
 
で、スタードライバーの場合は、たぶん厨二病でスタートダッシュかけといて、結構いいロボットアニメだった!みたいなところに落ち着かせたいのかな、と。