魔法先生ネギま! 311時間目

 
基本、書く事が無いらしいのが分かった(笑)
丁寧に行きやんしょうか。
 
おおざっぱーに纏めると、
エイリアンネタ乙と、氷のアーウェルンクスは誤植ってことにしたいらしい(笑)で終わりですね。
 
 
初っ端はコタが返り討ちにあうシーンから。
大分活躍して来ているので完全獣化の悪者めいた姿からもう一段階進化してカッチョ良く纏めて欲しいですね。いや、次のシーズンの話ですけど(笑) 実際には獣化外装の利点があんまり出てきていないのが問題でしょうか。完全獣化するなら、獣の特性として「人の姿ではない事によるメリット」を出していかないといけないんですけど(本来はね)、フェイトが強すぎるのか、赤松先生が繁忙期なのか、もっとハッキリさせちゃえば編集の実力が足りないのか、その辺りにアイデアが出て来てないわけです。
 獣化外装が単なるエネルギー的なものでしかないんであれば、これを圧縮して一段進化させて、人型に高めてやるとかに意味が作れなくなるんですよね。コタの背中に4〜5人乗っけて走らせたりだとか、鼻が利くようになったり、4つ足で速度が倍だとか…………安直だからもうちょっとなんかアイデアが欲しいところですけど。
 
それから空飛び猫の連射攻撃ですね。これは良かったです。
マンガ的にはここから数ページが背景乱舞ですね。今のところ大威力攻撃としかセットに出来ないという弱点があるので(笑)、戦いのステージがこのぐらいに上がって来ていると楽しめるわけですね。
朝倉がここで活躍していて、加えて のどかによる細かいフォローがあるわけで、この辺りのキメ細やかな感じは赤松健流漫画格闘術って感じですね。手前配置のカメラが前景していて、且つ、意味が分かり難いものとして置いてあるのがいい感じです。次のページを跨いでいる上のコマに意味が生まれています。分かりにくい→分かり易いっていう意味ですよね。フェイトは自分の呪文効果の上に立っているんですけど、ここの構図はそもそも面白いですね。サイズ的な楽しさがあり、それをカメラが取り囲んでいます。
 
衛星砲の連射は…………微妙に死亡フラグにもなっていて、この後で茶々丸が障害として排除されていく展開に繋がっているんですよね。
 
リロケートではコタもちゃんと拾っているのが良かった。本当は上の障壁は突破できないかも?みたいな台詞が292時間目にもあるんですけど(苦笑)、先の展開とか細かく考えて描いてないから仕方ないですよね?っていう話でしょう。細かい部分なのでまぁ、いいじゃん、みたいな(笑)
で、扉ページ部分では衛星砲の攻撃範囲がかなり広めになっていますね。前回分の発射は角度がきつ過ぎたかもですね。今回の真っ直ぐの火線と矛盾してます(笑)
 
地面にも構造物がいくらか描きこまれているんですが、まぁ、あまり意味はないのかな、と。
 
「果せる」ハタせるではなくて、オオせるなんですね。
 
 
ちょっと飛ばして、茶々丸さん真っ二つです。
押したトコの美空パンチラに触れておかないとまた先生がツイッターで誰も気付いてないな(ウッシッシ)とか書きそうなので以下略
 
茶々丸の真っ二つは、お尻が妙にえっちぃですね。
おっぱいの描き手は多いんですが、オシリで名を高めるのは難しいんですよね。ぶっちゃけ、桂正和先生以外にお尻で名前の出る人なんていません。単純に次元か違うっていうか、勝負にならない。この点に関してはいくら天才でも富樫先生だとか鳥山先生とかでも勝負にならないという。
絵師としては当代随一と言われつつも、あんまり誉め言葉になっていない感のある大暮せんせ(今週もあざといお尻シーンありますけど)ですら勝負にならないんですから、本気でひとつふたつ次元が違うんでしょう。
いや、パンティ描きの名人なのではないか?という議論もあるはずなんですけど、顔を描いた時の眼鏡との関係で言うと、パンティの名人ってのは眼鏡を上手に描けることに比較されるベキものなのですよ。漫画におけるパンツってのは、会社だとかを「法人」扱いするぐらいに別格の意味・記号・インパクトを持つ概念ではあるんですが、それでも「眼鏡をつけた顔」で眼鏡だけ上手くても何の魅力もないわけで、お尻の名人が描く必須アイテムとしてのパンティ(とそのシワ)という総合的な問題なので、やはりお尻の名人だと言うほうが定義的には正しいはずなのです。
 
ちょっと待って、俺、何を一生懸命書いてんだろ? ゲシュタルトが…………
 
せんせー、パンチラよりもお尻を描いてください。(そうすればパンチラも自動的に付いてくるんで)
性器から膣の方向と子宮の位置が分かる人は結構いると思うんですけど、大腿骨が骨盤で繋がってる部分の方がたぶん重要かな、と。私も分かっているわけではないんで過大な要求ではあるんですけども、
ttp://www.sacrum.biz/
 
こういうのの位置関係だとか。ハイレグのビキニラインの中間点がそれぞれの股関節らしいんですが、尾てい骨の上にある仙骨だとかは達人の骨ってヤツですね。それがどうなっているべきなのかって話が問題でして。
 
イチローとかは骨盤が立ってくるなんて話もあったりして、若月さらちゃんとかもそっち方面のタイプだったと思うんですが、しかし、高度なケツが正しい(魅力的)とは一概に言えなかったりするので、ケツの魅力とは何か?みたいな話題は資料作成から始めないといけない分野だったりしますよねぇ。安彦良和さんみたいな人がその時代の方向性とかをバシッと決めちゃったりすることもあると思います。そういった本来的な意味でのデフォルメだとかになってしまうと、魂だとかの領域みたいな?(苦笑)
 
 
いい加減に美空の目が大きくなりすぎですね。
 
茶々丸がゴポッと吐くのが良いですよね。たぶんエイリアン2のアンドロイドネタだと思うんですが、涙を流しているのだけだと物足りなかったと思います。その分だけキモチ悪い度が高まってしまうのですが、体性感覚を描く方向で正しいと思います。
 
のどかがちゃんとダメージを食らってるのがちょい可哀想ですけども。
風のアーウェルンクスってネギと対決するとカッコイイのかも。フェイト版ネギ的な?
 
千雨がちゃんと事情を把握して、女の子フェイトが出てきて終わり、と。
氷のアーウェルンクスちゃん可愛くていいと思います。水らしいですけど。
 
で、千雨の変顔で〆と。美しいですね!
じゃなかった。ネギが反応して〆ですね。ここでのネギの反応は……悪くないなーと思います。広げられるかどうかは別の問題ですけど。
 
 
 
さて、展開的には二択かな、と。
ここでフェイトシリーズを壊して魔法世界編を終えてしまうか、生き残らせて次の展開に繋げるか、ですよね。でもフェイト子ちゃんは勿体無いので、フェイト離反フラグに使うので一択ですかね。
 
 
このフェイトシリーズなんですが、私が死んでも代わりはいるもの……って意味では、次のボディが無いらしいことを一応、デュ何とかさんが言ってるんですよね。後で変わるかもしれませんが。
これでフェイトは代用の利かないボディになったと言えます。
それから、量産型という意味では、彼らは意味的にエヴァの量産型みたいなもんですよね。性能は高いけど、中味がなくて人形、みたいな。
 
アリガチな展開からすると、自我の芽生え始めたフェイトは用無しとして捨てられたりする方向に行き易くて、というかこのフェイトシリーズが敵役を引き継ぐことでフェイトは敵役を降りることが可能になったりするんですよね。
その場合は、ナギ?みたいなボスがフェイトを捨てたりする描写に繋がり易くなります。ボスの一撃からネギをかばうフェイト、みたいなシーンが出てくる可能性はかなり高いです。
 
 
問題は……自我のある人間の方が強くなれるんだー!みたいな嘘っぱちをまた繰り返すの?みたいな、もう飽きたよ、その展開…………って話になりそうな点でしょうか。
この辺りの議論はダイ大のヒュンケル辺りから先に進んで無いんですよねぇ。「弱くなったな、ヒュンケル」みたいな。アレは正しかった。

ビィトを読み返したら、最弱と最強の同居の段階まで来てるんですよねぇ。最近だとめだかボックス辺りでやってたんですけど、成長の余白としての「不完全さ」がどうしても必要で、最弱を同居させることが最強を作り出す道なんですよね。それは矛盾の運用なわけです。強いコンプレックスをバネにして、みたいなよくある話ってのは、マイナスを存在させることで、それに対抗する能力を高めようとする装置なんですよね。
今のガラスの仮面姫川亜弓の目が見えなくなりつつ、それに対抗するために能力を高めていてるのと同じです。負荷と言い換えてもいい。だから、もっと先まで言ってしまえば、肩こりや腰痛、たまに病気なんかになることは、これらの強化装置用のマイナスを「必要としている」って意味なんですよね。人生のドラマ装置なわけです。私も腰痛持ちですけど、サボるとギックリ腰をやり掛けたりするっていう。絶対に逃げられない装置として配置してあるんですよね。自覚的な自分の意思とかとは関係なく、作られちゃってて逃げられない、みたいな(苦笑)
 
一度ぐらい理論レベルでキッチリやらないといけないのかもしれませんけど、ウチのサイトの影響力だなんて皆無ですしねぇ。
 
 
 
ていうか、22日売り?
2週あいて、また正月休みかぁ。なんだ、テンションも何もないなぁ。正月明けまでの1月半ばまでに2回ぐらいでしょ?一月に1話じゃ月刊のペースじゃん。ダメだこりゃ。
 
今年の年末はJコミラブひなでも読みますかねぇ。