雑記

 
ひどいめにあった。
 
「とある魔術2」は、ちゃんと右手使ったら台詞(さくしゃのいいたいこと)を言い切る前におわっちゃうからダラダラしてます!とかだろうなぁ。演出が下手すぎです。いや、映像化を想定してないラノベってだけかもだけどな。ラノベ版はある程度読んでで、出番のないビリビリ萌えだったけど、出番のあるビリビリって、それはもうビリビリじゃないと思うわけで。(前にも書いた気がするなぁ)
 
といいつつ、インデックスにも出番がないから、出番がないことをネタにして展開させている次点で本当はダメなのかもしれないんだけど。まぁ、面白いと思う人が多ければ勝ちか。
 
 
フラクタルの3話は、意外といいSFしてたのが分かったんだけど、都合の悪いことは洗脳されているせいにできる設定で、その頭の使い方の「正しさ」がバカ過ぎてドン引き。……つまりね、厨二病とかって、メンドクサイんだよ。メンドクサイから、魅力があるんだよ。それなのに、中途半端に頭がいいと、楽するためにああいう設定の使い方しちゃうのかな?とかって思って疲れたわ。誰も止めなかったのかい? ダメなものにはダメって優しく言ってあげないとダメなんじゃないの? 早め速めに動いて、最終的な被害を小さくするのが大人の戦い方なのだけど。
 
しっかし、とんでもなく致命的だ。フラクタルの設定は全部が洗脳されているせいだから、もう考える必要がない。もはや設定に意味はなくなった。これが例えばエヴァとかでそんなことやったらどうなるだろうね。テレビ版のオメデトウエンドみたいなハジケとすら認識されないだろうな。ただの駄作認定じゃねーの?
 
「洗脳」然とした洗脳スタイルにする分かり易さとか、宗教を「敵」扱いして善悪を作ったり忙しいね。そういった「狂態を演じていること」に踏み込むのであれば、「それが平常である」という認識と、「それが異常に見えてしまう」ということを丁寧に描く必要がある。テロ集団と主人公の立ち位置の設定はそういうものを「見せるため」にあるんだけど、「普通」の見せ方が足りないから、チープすぎてしまう。だから分かり易くプルプル逝っちゃってる顔で洗脳させてみせるしかなくなってる。ま、そんなのもアホ設定のせいで台無し。洗脳されてるから誰も疑問をもちませんね。
 
フリュネとかネッサの人間版とか、撃ち殺されて3話で物語終了だな。イベントシーンで都合よく時間が停止するのはポーズじゃねーぞ。ロボットの合体とか、ヒーローの変身シーンだけにしてくれよ。蒸着とか知らんの?
 
どうでもいい物語が、どうでもいいものに堕した。ヤマカンは引退おめでとう。個人的にとても残念だ。
 
 
インフィニットストラトスとかいうのでもみようかなぁ。