雑記

 
 
竹熊・赤松討論
http://ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles/1102/14/news015.html
 
 
どうもこんにちは。基礎研究めいたことに手を出したり、ブログなんて書いて楽しみ代を得ているのでお金なくて死にそうな もめんたむの中の人です。あうあう、自分で書いててもダメージがひどい。 orz
 
今日は楽しみ代をめいっぱい貰おうかと考えています。別にいいよね、自分のブログだし、お金もらってないしー。むしろもっとそういう路線でいこうかなぁ。しかし、ここんところダークネスもめんたむさんになりつつあって嫌な感じです。腐海の穢れが浄化されなくてイヤンな感じです。もうちょっと、こう、金色の野に降り立たないと。
 
 
とりあえず、見てる範囲が狭くて嫌になるね(笑)
マンガ業界の心配なんてしてる間に日本がおかしなことになってんですけどねー。
竹熊氏は自分のやりたいことばっかし。赤松先生も他人とかいう「誰でもない人」のことを言ってるけど、それ遠まわしに自分のことじゃないの。
 
楽しみ代の理論は、もの凄くレベルの低い段階では正しく機能するかな。
努力するのが嫌とかの人達には必要な方法論でしょう。たぶん「物」っていう制限がないことで、「精神活動*1」は好き勝手にやれてしまうのだろうさ。簡単に楽な方向に逃げちまい易い。そういう危機意識があっての話かな。
 
好きなことばっかりやっていたら、同じことの繰り返しばかりになってしまう。そういう猿のオナニー的なことにならないように、嫌なことをやらせる仕組みが必要だって話でしょ。同人誌がエロばっかりなのは、結局はそういうことでもあるだろうし、同時にエロぐらいにしか金をだそうとも思っちゃいないっていうのとの一致をみているからなんじゃないかな。
 
外の世界に接するための契機みたいものとして、そういう仕組みが必要で、円を螺旋に変えるためのものだろうね。
 
 
じゃあ現実はどうかというと、一番凄いものはそういう仕組みでは作れないよ。
ワンピースとかじゃないっすよ?あんなレベル低いものなんかで測っちゃダメですって。最低でもピエタ像だとかじゃないと。万里の長城みたいな、モンゴルコワイヨーでもいいかもしれない。チンギス・ハンの大帝国だとか、そういう仕事と比較しないと。
日本人のスケール感はどうしても信長の野望止まりなので、意識的に世界水準で考えないといけません。つまり、日本に必要な水準とは、イコールで世界トップ水準なのです。この国は頂点付近の世界ですよ。
 
世界レベルのトップクリエイターは数をこなしているケースが大半。仕事量がもはや「ごめんなさい」のクラス。というかストレスって概念が無かった世界で、当時は疲れとかだったと思うけど、死ぬようなレベルの負荷が掛かるハズなので、「自分で嫌なことをやってます」クラスの努力感だとかは鼻息でしかないっすよね。
 
その作業自体から快を得ないということは、身体の動かし方を間違えているというわけで、まず死ぬでしょ。というか死を意識する作業レベルまで辿りつけないでしょう。どこかで怪我とか病気なんかで動けなくなる。たしかに本人の意識上は楽しくないかもしれないけど、身体のレベルでは快に、ひいては成長に繋がっていなければならないわけで、その綱渡り度は尋常じゃありません。綱渡りをするために、快という装置が必要なはずなんです。そして嫌だと思うこと、キモチワルイことは断固としてやらなかったでしょうね。生理的なレベルにおいて、嫌で出来ないから。
 
苦行みたいな修行ってのは、元々そういう感覚と付き合っていくことですしね。苦の中で最適化していくこと快を見つけて、それを極大化するっていう。そこに神だとか悟りを見出そうとしたわけで、マゾくみえるかもしれないけど、負荷の先を見ていた。
 
 
竹熊さんもさー、完璧主義だから2年経っても作品が完成しない、だなんて笑い話で言ってたとしたら編集を名乗る資格ないよ。近くにいて、その程度の処理もできないの? その子の人生をなんだと思ってんだろう。半分の力でいいから10本作って来い的なこと言えば済む話なんじゃねーの? 数を作れるのが才能だ!みたいな嘘つけばいいじゃん。10本のヘボ作品を編集して2〜3本を高レベルに引き上げればいいだけの話やんか。何を勘違いしてんのやら。
 
それが偉大なる竹熊先生に見て頂けるのだから、キチンとしたもので高く評価してもらいたい……みたいなドラマをムザムザやらせやがってさぁ、その程度のヤツが、編集家だとか、自分の夢を語るだとか、100年早いって。
 
どうしてもデビューしたくない人ってのは居るけどね。たしかに、そんな人生を望んでいない人とかはどうしようもないですよ。準備が出来てない人ってどうしようもなくいるよ。でもさー、マンガ家の卵に接して、代わりが幾らでもいるヤツが言ってるどうでもいいランクの話でしかないよね。
 
フリーの編集屋がどうのこうのと言っても、人気作の立ち上げに成功した人気編集者をフリーランスに変えていく仕組み以外には作りようがないじゃん。これはアナウンサーのやり方だけど、まず担当編集者の名前をクレジットさせるところから始めないと。それもメジャー誌がやらないとダメだよね。そうじゃなかったとしたら、人脈作りを自在に行える立場を持ってないといけない。そして、なぜ、マンガ家が編集者を食わせるために描かなければいけないのか?ってのを明確にしないと。
 
営業能力をアウトソーシングしたい内向的な作家サマのご都合を第一優先させていただきます的な?
 
 
っていうかさー、バカばっかりだと国が沈むよ?
マンガが買ってもらえるのは、面白いからじゃないよ。国とか、そこに住んでる人達が豊かだからだよ。そして、豊かである以前に、知的に一定以上の水準を確保しておかないといけないんだよ。どんな時でもバカではダメなんだよ。結果的に、エンタメがバカを量産し、国を衰弱させている様では不味いんだよ。人の教育は、最優先なのではなく、全てと同時でなければならない。ゴハンを食べながら賢くなっていかないと。
 
簡単にいえば、マンガを買っても財布が痛くないならみんな買うって。
Jコミの広告モデルにしても、買う人がいることが前提になってるんだから、誰も買わなかったら広告モデル自体が破綻しちゃうじゃん。
 
もう少ししたら、マンガを買ってもらうために、国の経済を良くしなきゃならない!みたいなバカな話になっちゃうよ。それって彼女と付きあうために魔王を倒して世界を救う!ぐらいのアホだけど、そんなに遠い話じゃないのかも。
 
 
勉強しなきゃなー。あうあうあー。
 

*1:紙やペン、それを使う身体まで無視しているのでオコガマシイんだけど