雑記

 
はやくバガタウェイ発売になーれっ。(9/10ぐらい)
  
○まおゆう1(石田あきら版まんが)
マンガが下手ですねー。でも絵はすごく上手いんで、編集ががんばるしかない。ままれパゥワーを借りてランクアップするっきゃないですねー。
 
カラーの見開きページからして、魔王が右、勇者が左に配置してあるんですが、これがもうダメっていう話ですね。台詞順に並ばせたらそうなるんだろうなーって話でしょ? 情報のレイヤーが浅いため、表面的な都合でしか描いていないのが丸分かりです。ここに限っては、勇者が見開きで右にこないと。魔王城に攻め入っているのは勇者の側。視線の流れは右から左なので、待ち受ける魔王は左にいなきゃならない。コミカライズなことも含めて、単純に「設計されていない」。ここの文脈はめっちゃ強い勇者が、よわよわなまおー様を殺しちゃうかも?みたいな部分が前提になっていて、その上でかなり綱渡りで交渉しているのですよね。
媒体が違うということ。それは、お話を絵で描く以上のことをしないといけない。で、そのための情報とかはある程度まで揃いつつあるわけですよね。サブカルの全てを押さえてないと描けないなんてのは悲惨過ぎますけど、ある程度の水準でのサポートは編集者がやらないと(苦笑)
 
 
ガンパレ・アナザープリンセス
評判のいいマンガ版が目についたので。こっちはメンドクサイ作品ですねぇ(苦笑)
狙ってやっているのであろう説明不足だとか、計算できないであろうハズのものを計算しているとかぬかす厨二病の亜種を繰り出してくる辺りだとか……。実際のところ、何が芝村節なのか?というのは問いとしてはたぶんに無意味なのでほっとくべきでしょう。
 
この作品は背景がかなりしっかりしていて、ほんとうにキャラの描き込みが弱いぐらいです。この効果によってグレードは上がっているんですけど、ギャグが下手に感じるので笑えません。ざんねんっ。塩梅の問題のハズですが、緩急みたいなものを下手にいじるよりは、突っ切ってしまって上手くなるのにかけたほうが健全かな、とか。ブログの感想もですけど、編集者の改善指導は短期的なものに成り易いでしょうし。