魔法先生ネギま! 346時間目

 
 
うむ、わかった。ネギまの感想はポメラでは書けない(笑)
 
 
●ネギは誰が好きか問題
本命が1人とは限らなくてものすっごく怪しいんだけど、とりあえずクラスメイトで可能性があるのは、明日菜、のどか、千雨の3人だけだわな。
 
でもまぁ、物語的な余力として見て、好きになれるのは明日菜しかいないっつーか(苦笑)
 
 
○どうしてノドカではダメなのか?の話
結論的には、ネギがフラれる形になるのがNGだから。ノドカがフラれる形の方がずっとマシでしょ。ノドカがフラれるのは読者が納得する。まーなぁ、やっぱそっか、と。だけどネギがフラれるとなると、フザけるなビッチ!とか読者に怒られそうだもんよ(笑)
 
ノドカが選ばれた場合、夕映を裏切らないためには付き合うしかない。でも夕映との友情は維持できない。従って妻妾同衾しかないという展開になっている。夕映側からも同様。
ネギに選ばれたことを夕映に秘密にして、ネギのご指名を蹴るのはネギにも夕映にも、そのほかの選ばれなかった女子全員に対して失礼。しかも夕映が選ばれた場合には応援すると約束している以上、自分が選ばれた時に付き合わないのは根本的な部分で友情を汚してしまう。夕映よりもネギを選ぶのであれば、ノドカは幸せになれるかもしれないが、夕映はどうなるだろうか。罪悪感から親友の幸せを願い、惨めに自分を呪い続ける夕映……みたいな展開?ないっしょ。
 
この話の展開を少年漫画でやるのは無理ではないだろうけど、結果的にノドカがネギを振って、ネギが残念でしょぼーんとなってもイイコトがまるでない。
やれる形としては、ネギはノドカを好きだと思ってて告白もするけれど、一番がんばっちゃうのは明日菜さんの時ですよね?みたいに気が付いてお断りする形ぐらいしかないというか。ノドカを踏み台にするしかないわけですよ。
 
逆にネギにフラれたノドカの場合だと、フェイトとコーヒー飲んだりして何となくいい雰囲気になって終われるでしょ。夕映はコタと喧嘩したりしながら、なんとなくムキになってしまう自分を見つけて戸惑ったりする感じではないかと。夏美相手に夕映がどこまで巻き返せるか、だと思う。相沢舞さん強すぎるので、分からなくなって来ているよね。(いや、でもアニメ無くなってもう声優さんとの関係はお終い……)
 
 
○問題は千雨?
いや、感謝しかないと思うよ。思ってんだけど、千雨じゃ駄目な理由ってあんまり無いんだよね。
でも千雨だったら明日菜でいいじゃんって話でもあって。
 
ネギと千雨の距離ってたぶん思っているよりもずっと近いと思う。でも、お互いに遠慮があるっていうか。千雨に遠慮があるから、ネギにも遠慮が出てる。ここで明日菜には遠慮がないから、ネギにも遠慮が消えている部分が指摘できて、だから明日菜だろってなるんだけど、意識しやすいのは千雨だと思ったりもするわけで。遠慮することがそのまま意識することになり易いんじゃないかなぁ、だとか。
 
でも、理由がないと千雨に甘えにくいってのはあるんだよね。
魔法世界編とかそういう流れだったわけじゃない? 日常になってしまうとネギから千雨に話しかけるのは難しくなるというか。だから、今の展開や流れで千雨の重要性に気が付くとは考えにくいのだよね。日常編を経て、また非日常のイベント始まった時に千雨の出番となればしっくり来ることにネギが気が付く可能性はある。日常編だと千雨に遠慮して終わりでしょ。
 
千雨の遠慮シーンは容易に想像がつくと思う。自分は遠慮して「明日菜のところに行け!」とかやるの。でもそれってデレた状態じゃないんだよね。千雨が本気でデレるんだったら、顔真っ赤にして泣きながら、「あたしの所にいろよ!」みたいなシーンがあって、フラレることになるはず。その系統の千雨は個人的に好きじゃないんだけど、まぁ、やりそうというか……。
 
そこまで描かないで、遠くから勝手に遠慮して納得したフリになってしまいそうなキャラなんだけども、この千雨を救うのにはラカンを持ってくるしかないのかもしれない。でもテオドラ殿下が救われない気もするわけで。
 
明日菜の弱点は親族だってことで、家族フラグがちょっと強い。作中のネギだと、明日菜を守る義務感みたいなものがあって、父親を探す義務感と似ている。「だから意識している」という可能性が高い。千雨に対する義務感がネギ側にはあんまり無いというか。
 
ラカンの千雨推しが、もしかするとタブーに関係するフラグかもしれなかったり、なんだり。黄昏の姫御子とは結ばれないとかいう設定はあるかも。
 
 
エヴァ戦みたいに、一緒に戦う明日菜ってすごく良い関係なんだけど、ネギが強くなり過ぎてて、あんまり価値がないっていうかね。上位の戦闘力を持っているエヴァ様相手だから映えたけど、殆どの敵は1人で戦えばいいわけだし、明日菜って要らないんだ。でも、たぶんそういうのはあんまり関係がないっていうか。描写足りないんだけど、明日菜さーん!になっちゃってそうなのよね。
 
この意味では千雨は不利で、バックアップにしかなれないからネギに気付かれにくいというか。不可欠とまでは思っていないと思う。困難な闘いになった時に、千雨を何番目に選ぶだろう? 電子戦の敵でもこないと、一番に千雨のところになんか行かないでしょ。その辺がネギのダメさというか。そこらへんの中学生をラカンが気に入るってのは凄いことだと思うのだけど、ネギ、わかってねぇなぁ〜と読者に見下される役回りもいいのかもしれず。いけず。
 
 
○明日菜かな、やっぱ。
というわけで、明日菜だと思います。
 
 
●ネギ本命争いへ?
うーんと、パクティオーした18人?というか、好感度の高い上位選手全員に出番がありそうな展開。一応はチアだけ出番があったけども、これだと出番の薄いキャラ達に出番は無さそうであります。乙。人気がないってそういうことなのね?世知辛い世の中っ!
 
どうも読者の考えてそうなツッコミを入れつつ、マンガでそれをやっていく趣向が続いておりますな。0巻以降の展開というべきでしょうか。なんだろう、この流れ?
でも感情移入し易い機能もありそうだし。没頭と異化の関係でみるべきなのかなぁ。
 
●くーふぇ戦へ
腕相撲のくーふぇは個人的に大変評判が良かったのです。ここは再びってところでしょうか。武闘派でネギに好感度高いのの筆頭はくーふぇさんですから、ここを突破すれば後はなんとかなりそうなような、でも楓は向こうに味方しているらしき御様子。
 
まぁ、面白ければいいんじゃないかなぁ。おもしろそーだし、特に文句もございません。
 
 
○明日菜が居なくなる後の展開
栞を連れて来て、卒業までの影武者をしてもらったりしてね。