雑記

 
いやほら、そろそろネギま!に関しても何か書いたりしようか?とか色々思うわけじゃないですか(笑)
 
でもまだ最終巻出てないしなぁ。
 
 
●愚痴るぐらいの体力はまだ残っているぞ、と
本音で書くと、けっこうアタクシ辛辣ざますよ?
いやぁ、ほら、自分が関わったものを駄作認定したくないじゃないですか。作品を作ったのはそりゃ赤松先生とかですけど、自分が使った時間までまとめて一緒くたに大否定とかしてどうするの?って話なわけで。
 
途中までは本当に楽しかったんだし、それでもいいやん、という意見もあるんだろうけども。
 
ダイの大冒険」の系譜に連なる、王道的な少年の冒険バトル漫画みたいなくくりで見てたんだよね。この意味ではジャンプ漫画は微妙に路線が違うんだもん。ダイ大は構造がキッチリしてて完成度が高いので、そのまま同じような作品として反復したらダメなのは分かっていた。劣化コピーしても意味ないわけで、構造的にはあまり似てなくても、「あの系譜に連なるもの」として読めたから、ネギま!にハマることが出来たわけで。
 
問題のひとつは、赤松健の評価が「途中で作品を投げ出すタイプの作者」で確定なことだよ。年齢的に次とか言っても長期連載は無理だろうし。スマッシュヒットの佳作、いわゆる「計算できる作品」で売上げを稼いでいくタイプの作者になっていくしかなかろうと思う。勿体無いとしか言えない。人生での位置付けまで考えてないとは思えないのだから、「ここで終わりにする」という判断は、本人的には正しかったんだろうなぁ、とは思うのだけど、自分のキャパシティを低く見積もってどうするっていう。
 
あのエンドは読者の大半も守られたんだと思うけど。ちゃんと物語として続けていれば、のどかはフェイトと、小太郎は夕映とのフラグが濃くなっていくはずだもの。そういう風に設計してあったのに、読者を傷付けまいとして終えている部分はあるよね。作者の自由意思で作品を折り曲げた典型例なわけだが。勿論、運命に抗う物語としては、そんな運命に縛られる必要はないのだから……みたいな解釈だって可能だけどね。それで運命を受け入れる喜びみたいなものを失ったとしても、「抗ったから勝ち!」みたいな人はいるんだろうし。
 
この意味では、のどかと夕映に「誰ともくっ付かなかった」という結果を与えておいたのは正しいんじゃないかと思う。運命のフラグを折っといて、代替的な幸せが得られるとは限らないのだから。
 
 
千雨は、明日菜が居ないのなら、明日菜の代理を喜んでやったっぽいんだよね。でも明日菜が居るんだったら明日菜の代理をやる必要はない。それは本人的に許せなかったんじゃなかろうか、などと思うようになってきた。でもそうなると、自分自身の役割やキャラクターでネギと向き合えなかったのでは?(弱虫的な意味で)みたいな解釈が別に発生してしまう読みになってしまうので、そこまでグジグジした考え方はしないと思うんだ。でもまぁ、アレだ。女としての千雨のことはイマイチ分からないままでもいっかなーとかは思う。
 
 

マガジンからネギま!だけ切り抜いて保存してたヤツ。もうそろそろ捨てる。
 
 
じゃあの。