生活保護についてのモロモロ

 
みっともない話になっちょるのーという話で。
  
オメェに食わせる生活保護はねぇ!とは思うけどね。
ツイッターでは強気で「あげ足取る人がいなくなればいいなぁ。じゅんを」とか書いといて、謝罪会見ではごまかし切れなくて半泣きで無様なさらしageだろ。金儲けたんだったら、もうちょっと上手いことやっとけよ!で終わる話だったろうに、追随してるのか身内を庇うつもりなのか、芸能人がバカさらして次々と地雷踏んでてどうしようもないな。内と外の理屈で、視聴者を「外の敵」扱いしてるし。
 
 
どうでもいい話でしょう、実際。
制度の悪用という意味では、特亜のあかんたれぶー共から先にどうにかしろよ!とかがネトウヨの立場だろう。
 
 
そもそもの生活保護に関わる流れってのは、支配者と奴隷の関係から続く一連の物語としてみるべきだと思う。最終的には、人類の大半は働かないでも食うには困らなくなると考えられる。その際の労働をする人達ってのは、犠牲者でもなければ奴隷でもない。尊敬される奉仕者になるのでしょ。
 
昔はいまよりずっと豊かではなかったから、みんなが働かなければならなかった。「働かざるもの食うべからず」が基本思想だよね。でも豊かになって行くと、全員が働く必要はなくなっていく。日本では農業の大規模集約が行われていないから、次の時代は農業だ!とか言われてるけど、何十年前だかのアメリカ型の大規模農業では農業をやる人はどんどん要らなくなっていったわけでしょ。その結果として工場で働くような工業に人が集まって行ったわけで。それも作業機械が入ってくると人は管理に回ることが多くなって、今の日本みたいに仕事が少なくなっていった。この結果として、現代は「サービス業」の時代に入っている。サービス業だけで全ての人に就職先を斡旋するのは厳しいでしょ。人間がサービスしなくて良くなるのはもう少し先になると思うけど、その時代が来たら、人が就職する先を見つけるのはとても難しくなるだろうね。
 
生活保護を「負け犬用のセーフティネット」とか、「他人の稼ぎを貪る卑しいヤツ」だのと思って見ているのはちょっと視野が狭い。
最終的に、人類の大半が働かなくても良くなるのだから、何百年先になるか、その前に人類が月光蝶しちゃってるかもしれないけど、もっと洗練された暇潰しとしての仕事、もしくは研究とか、エンターテイメント事業に従事することになるんだと思う。
 
 
ま、ヤバイ時には生活保護を頼みにさせて欲しいと思ってるよ。できれば受給しないで済ませたいけどね、そりゃあ。それには、日本の景気を良くして行かないと。
 
 
それには、もう一度、麻生さんにがんばってもらうのがいいね。うん。決まった。