UQ HOLDER! Stage.16

 
たまにはUQの記事も書きましょうかねぇ。
サブタイトルが「盲目の不死狩り」なのに、南雲とかいうオッサンの出番最後にちょびっとだけじゃね?っていう。
 
九郎丸の設定が明かされ、16歳で性別が決定するだのの展開。これって「11人いる!」って少女マンガにあった設定だったと記憶していますが、どこが最速か?みたいな話は調べられそうにないので。旧アニメ版ガッチャマンのベルクカッツェとかもそうらしいし、北条司の「ファミリーコンポ」もそういうのを狙ったキャラをヒロイン?にして来ていたりするし。
 
ぶっちゃけ、なるほど、刹那も中学卒業と共に男か女か選んだのかよ!みたいに読めるように誘導して来ているわけですが、ここで別の問題が……。ネギの好きな相手が刹那だった場合、木乃香と結ばれようとして、刹那が男を選ぶであろうことを、知っていたって可能性があるような?だから言えない相手だった、とか? ネギならその程度の調査しててもおかしくないし。
 
九郎丸が刀太と永遠を共にするとして、それは男であるべきか、女であるべきか?みたいなのは、たぶん読者の反応で決まる仕組みな訳ですけど、木乃香と刹那でも、その葛藤はあったんじゃないのかな、と。
 
正直、九郎丸が刀太の横に並び立たなければならない!とこの段階で決め付けてんのは違和感しかありませんがね(苦笑) しかも夏凛が女になれ!と言ってるのは完全にフラグっていうか。刀太とくっ付きたくないからってことは、くっ付く展開になるって認めているようなもんだしなぁ。
 
 
ま、刹那は木乃香に対して、男になることを選んだのか、女として共に歩むことを選んだのか?みたいな話の方が、問いとしては刺さる気がするけどね。ネギの子孫である刀太は、近衛の名前になっていたりして、この世界線だとほぼ確定かなって感じですけど。この世界線ではね。
 
 
しかし、母性はエヴァがいたから、父性の存在を求めている刀太に対して、父性の代わりをすると、ネギと勝負しなきゃならないわけで、役割論的に被る上に、九郎丸に勝ち目はない。
恋人は母親の代理かどうか?という意味では、エヴァ様が死ぬことなど考えられないわけで、不死の母親がいる刀太は、代理としての恋人が必要なのか?みたいな意味での歪な構造が見え隠れしないでもない。そもそも不死性があったら性欲を抱く理由が無くなるというか。
 
 
眠い。