雑記

 
ネギま!の後半戦を読み返して、なんだかんだやっぱおもしれぇなぁ、なるほど、濃密だったなぁ〜などと思ったり。最終巻のひとつ前が見当たらないので、もしかすると購入してないかも。どっかで買わないとなぁ。
 
●Gレコ
キャラの名前がまだ全然分からない。多分主人公はベルとかベルリだと思うけど。
感想にもいろいろあって、「老害め」と思う展開だったね。視点の都合で、主人公達が敵陣の様子を知るために移動して行ったりとかね。もうね、なんの工夫もないという(笑)
 
前回書き忘れたのが、ブライト的なキャラのことですな。むしろドワイトと言いたいんだけど、F91では完全な脇役だったドワイトのことを覚えている人が何人いるんだ?って話だったり。
当サイトでは何回か書いていますが、基本的にガンダムはダブルヒーローシステムです。MSでアムロが、ホワイトベースの艦長としてブライトがいて、ダブルヒーローですね。更にシャアがライバルというか主役級だったりするんですが。ともかくブライトを主人公だと認識しないと分析するにしても話になりません。戦艦の艦長なんて、もう無条件に主人公クラスなんですね。
その後のガンダムが主役を変えつつもブライトを出し続けたのは、基本構造でこのダブルヒーローシステムが生きていた証しとなって行きます(結果論的にも)。最終的にはダメ息子全開のハサウェイがブライトのヒーロー性を潰して終わりました。ネタバレ禁止とか要らない? ハサウェイはマフティーを名乗って連邦に楯突いて、挙句に捕まり、ブライトが処刑する役をやることになります。何の因果があれば、自分の息子を処刑する役回りなんて回ってくるんでしょうね? でもここまでやらないとブライトのヒーロー性を殺すことは出来なかったわけでして。
 
F91は綺麗に2周目を意図していた物語でして、考察サイト風に言えば(笑)、「ループもの」みたいな? シーブックアムロの生まれ変わりです。では、ブライトに対応するのは?というのが、ドワイトといういい所のボンボンキャラでした。F91の物語は続かなかったので、ドワイトはブライトの後釜に納まるところまで行きませんでした。レアリー艦長代行がいた事と、認めていないので不本意ではありますが、(一応、初期設定は御大が口出してそうなので)長谷川のクロボンではセシリーが艦長におさまってしまっていてドワイトに出番はないことになっています。
 
その上での、ルイン・リーですね。名前は不便なんで調べました。
優等生でやっかまれ易いベルリを許容することで自分の大きさを周囲に見せつつ集団の中心にいる感じを出す。しかも先頭に飛び出していけないところにもコンプレックスめいたものを感じさせる青年に仕上がっていますね(笑) うーん、ハイコンテクスト!(←むずっ、ぐらいのニュアンスなんで、私は喜んでますが、あんま褒めたことにならない)
 
 
最新話では大統領?の息子で天才パイロットとかいうのが出てきてますが、明らかにドレル・ロナですよね(苦笑) こうなってくると、シャアに対応するザビーネ的な仮面キャラが出てこないと落ち着かないほどでしょう。
もともとシャアの特性を二分したのがドレルとザビーネでした。セシリーに対する実兄と言う要素とニュータイプ的な戦闘力を持つものの、品が良いことから少し抜けてたりして、もしかするとガルマ的な要素が追加されているかもしれないドレルと、多分オールドタイプ的で苦しみつつ、抜け目の無い大人的な要素を付与されたザビーネという感じですね。
新作ヱヴァでアスカのバックアップでマリが出てきたのも、キャラ分割と言えるかもです。基本となる物語がある場合、こうしたキャラの統合や分割でバランスをいじくるのは妥当な方法と言えるかもしれません。
 
何はともあれ、次回は老害展開で敵陣ですね。つーか、ほとんど抵抗もしないで連れて行かれる主人公達への違和感がひどいことになってます(苦笑)
しかし、ですよ。
 
アニメ監督としては正しいんだろうなーと思うんですよ。行動させないとね。
あの独特の言い回しとかも、ハイコンテクストとセットにして考えると意味が通じてきます。言葉では説明しない、アニメなんだからキャラを動かして行動させて分からせる。分からせようとする。結果的に察する能力が低いとわけわかめな展開になりますが(苦笑) 説明力を制限するものとして考えると、御大の言い回しって機能しているよな、と思います。
コンテクストとは文脈、状況や背後関係が分かっていることです。「はいはい、ツンデレツンデレ」とかの分かっている感ですね。ハーレムアニメでのサブヒロインが落ちる展開とかは、みんなニュータイプかってぐらい予測可能だったりしますよね。「はい、チョロインきました」みたいな。お約束展開こそがハイコンテクストなんですね。ガンダムのコンテクストは私みたいなのにとっては既知もいいところですけど、スマホいじりしか能のないウザいだけの今時の若者に分かるのか?というと、厳しいはず。なにしろ御大のエッセンスは無駄に濃いですから(苦笑) 耐性が必要というか。コンテクストに依存して作品作って伝わるの?というか。やり方古臭くない?みたいな。いや、ハイコンテクストこそ、ハイセンスだった時代のコンプレックスが透けて見えてない?みたいな。御大はこういう自分を攻撃する言い回しとかが大好きですしね(笑) 自己批判的というか。まぁ、自分で言うのはいいけど、人に言われるとムカつくんでしょうけども。
 
 
●甘ブリ(京アニ
いやぁ、賀東脚本が気合入ってて面白かったです。久しぶりに原作が欲しくなったけど我慢。
主人公の設定とか魔法とか、どう使う気なのやら。伏線が伏線になっている感じが素晴らしい。どう利用してくるのか一発では分からないからこその伏線ですよね。やっぱいいなぁ、賀東ンゴ。
 
●UQ
阻止展開(笑) 力技(笑)
展開が素直すぎてどうかと思ってたんですが、力技が意外にイイカンジですね。こういうのもアリだなぁ。キリエのターンが凝ってたから変えて来ましたね。狭い意味での世界の終わりを描いているんですけど、ちょっと伝わり難いかも。非日常としてのバトルの良さが光るので、日常の地獄が浮き上がってこない。私には十分に分かるんだけど、展開で説得して欲しい。もうちょっとコンテクスト的に。徹底的な気持ち悪さは規制とか、好みとかの問題もあるので難しいところなんですけどね。
 
モンスターとかって、絵柄というよりはデフォルメの問題と言っていいと思うんです。モンスターなんだから気持ち悪い造形であってほしい。けど、ホントに気持ち悪いのは嫌だったりしますよね(笑) そういう我儘さがある。
初期ドラクエの、とりやま先生のデフォルメを理想とする向きもあるやもしれません。ああいうのは広く支持されると思うんですが、もうちょっとリアルでもいいんじゃないの?とか思ってしまいます。正直、ログホラのモンスターが遊戯王ばりのデフォルメ具合で残念に思ってます。諸般の事情がどうなっているかは存じあげませんが、全部、桝田のセンスの無さだと私は思ってます。
赤松先生の絵柄も好きですけど、高田裕三先生とかのデフォルメ具合とかステキだと思うのですよ〜。
 
●海外ドラマ
NCISのシーズン3がめっちゃ面白くて、その後のホワイトカラーというのもメシ食いながら見てる。すげぇイケメンで腹立たしくはあるんだけども。
 
 
●恥知らずめ
某最強ドクターが、30年かけて辿りついたとか宣言したのが、パクリ体操だった件。(そいつの名前しらべるのめんどい)テレビってどんな力学で動いてるんだろ。まぁ、興味ないんだけど。
 
つか、それ、ゆる体操じゃん(今はゆるプラクティスとかいうらしいけど)何がゾンビ体操だ
本当のところ、今は高岡英夫の時代だよ。まぁアンチがウザいの知ってるし、個人で対応してらんないから、私もブログで名前とか出さないようにゃしてるんだけどさぁ。それにしたって、あんまりだ。番組制作がああいわせたのならあの先生が可哀想だし、本人が言ったんならあまりにも恥ずかしいことだろうに。専門から半歩はずれただけで、医者とかいったって低脳の無知蒙昧と変わらないんだろうけど、やっていいこととダメなことの区別もつかんの?って思うだろ、普通。あれが仕事って……。