雑記(更新縮小中)

 
ここは自己中の国だなと思うとやはり書く気になどならない。三連休も終わりだが、今は深夜1時である。ようやく気分が少し晴れたが、明日からまた同じ目に遭うであろう。
 
 
今、楽しみにしているのは、テレビ東京でやってるお昼の海外ドラマ「ホワイトカラー」と、Gレコと、Fate/ubwか。甘ブリもだな。
 
・ホワイトカラーは2期に入った。登場人物は少ないのだが、脚本も良く、特にイケメンというものに対するコダワリが美しい。実に素晴らしい。
ニール・キャフリーというイケメンキャラは何だって出来るのである。スマートにこなし、機転が利き、女に(コナは掛けても)手は出さない。役者はマジの美形。……心底、イケメンになんてなりたくないと思わせてくれるのである。実に素晴らしい作品だ。
イケメンは実際のところ、あらゆることをスマートにこなせなければならない。できないと「残念なイケメン」になってしまうのだ! なんたる、なんたる!! その残念さが許される範囲は、常人よりも厳しい選別の眼にさらされている。究極の美形を謳う作品だけあって、ニールはスーパー万能キャラとして描かれてしまうのであった。脚本、馬鹿じゃねーの?と思うかもしれない。でも、ドラマを見てこのことに気付くか?というと、たぶん批評的に見ることをしない95%の人達が気付くことはないままだろう。あのイケメンプレッシャーは良く作ったよなぁ、と思わずにいられない。テレビ東京、ナイス過ぎる。
 
 
・Gレコは残念ながら次回予告をみないと展開が分からなかった。逆にいえば、次回予告で分かるようになっている、というべきか。次回予告はコンテクストではなく説明だからだね(もしくは「描写」に対する「要約」としても可)
個人的には仮面の男がキャピタル・アーミィ側に出てきて驚いてしまった。OPのラストカットの戦艦が母艦であってたんだなぁーという。デレンセンとかいう教官キャラを殺してしまって、素直に帰れない言い訳を完備させましたよ、までは分かった。
 
ここまでを簡単に纏めると、キャピタル・ガードの候補生だった主人公が、アメリアの海賊になって、キャピタル・アーミィと戦うというのが基本ストーリーらしい。あのややこしさはこのせいだったわけだ。すっごい馬鹿げているけど、なるほどねぇ、と頷いてしまった。どうりでヒロイン3人で移動する訳だよ。アレなんかも後から気付いて、姫の大事な人を殺しちゃったから、帰してあげようと思った、みたいな言い訳で取り付くろっていたりするんだけども、流石に無理があるわな(苦笑) チアのヒロインが帰ろうと何回もせっつくようになってて、リアリティに配慮している感じを出してきているが、手遅れでしょ。
主人公がいちいち強調していたように、キャピタル・アーミィなんてものは知らなくて、そんなものを作ってしまった連中は敵だ!という展開なわけだ。素直に老害だなと思いました。
 
こうなると、シャアの分身同士の戦いになってて、そこは面白い。
軍隊を「柔らかいもの」として描こうとしていて、なんでだろう?と思ったら、軍隊が無い時代っぽいのね。主人公の拒否感を自然なものとして描いている。じゃあなんでキャピタルの連中は軍隊なんて用意したの?という理由が問題だろう。アメリアの手先みたいな海賊にいて大丈夫なの?とか思わずにいられないんですけど。
あの水の玉ってなんなんだろう。 
 
 
フェイトはずっと1時間でやってくれるのかと期待してしまった(苦笑)
戦闘描写が良いねぇ。速度も内容も、描写が良い。もはや低予算アニメに慣らされてしまってて(笑)、たまにこういうの見ないと日本アニメの技術力ってヤツに疑問すら持たないというか。
背景美術も丁寧で、日常を描いているのは分かるんだけど、どうもフェイトってヤツの日常の捉え方に違和感があるというか。これは原作の時から感じていたものなんで、どうも巧く言葉にできないんだけど。その違和感を思い出したぐらいだから、素晴らしく描けていると思う。
妙なおさまりの悪さ、居心地の悪さというのかなぁ。なんなんだろ。