雑記2

 
 
●安保と安倍総理へのバッシングなどのモロモロについて
正直なところ、巧くやってください、としか思わないんだがなぁ。
テレビだの見ていると、どうもアホウのコメントばかりが鼻に付いてイカン。
 
なんか、日本が戦争に参加しようとしている、という意見ばっかりだ。
安保だ改憲だというのをやると、戦争になっちゃうかもよ?という認識なのだろう。
その辺はテレビだのマスコミだのがそういう風に誘導した結果ではあるのだろうけど。それにしたって、あまりにも政治音痴でお粗末すぎませんかね。カラオケで歌って恥ずかしいのが音痴だ。政治音痴自慢してどうする。音痴がテレビでコメントしやがって、恥ずかしく思えっての。
 
安倍総理の認識は、「攻められるかもしれない」という一点が前提にある。要するに、ここが寝耳に水なのだろう。
日本はいつまでも平和である、といった永遠を前提にしてはいけない。永遠なんて無いよ。永遠を言ってくるヤツは貴方を騙そうとしている類いの人種だ。気をつけなければならない。
 
簡単に言えば、アメリカにとって日本が守るだけの価値がなければ戦争になるんだよ。
アメリカが衰退しつつあって、国力から兵力までがだんだんと弱体化してしまえば、日本を守れない、守りきれない、日本なんか守っていたら自分の国を守れなくなってしまう!と考えるぐらいになれば、やっぱり守ってくれないんだよ。今すぐとは言わないけど、10年、20年、30年と衰退を続ければ、どこかで日本を守れない状況になるかもしれない。
中東にちょっかい出した軍事費がかさんでいて、結構負担が大きくなっている。石油の利権だのの話で、エネルギー問題が実質的に中心にあるから出したくなくても手を出さなきゃならなかったわけだ。第二次大戦での日本が戦うハメになった理由もエネルギー問題だったでしょ。原発の再稼動の問題もエネルギー問題だよ。全部を別の話だと思わないことだ。クリティカルな状況が続いている。
 
逆に、中国辺りがメッチャクチャ強くなっちゃっても同じことが起こる。アメリカが日本を守りきれないと判断すれば、当然、放棄される。安全保障条約といっても、究極的には損得で裏切るかどうかが決まる。
そりゃ、アメリカが最強で、余裕で守りきれるという時なら当然、守って貰えるよ。でも段々と条件が悪化して行けば、どこかで裏切られ、見捨てられる。問題はそれがどこか、ということだ。アメリカにとって守るだけのメリットがなくなって、デメリットだと感じたら、終わりだ。終わりじゃないけど、自分達で兵隊を用意して身を守らなきゃならなくなる。
例えば、石油依存度が高い状態で、日本へ石油を運ぶ海上ルートを中国が封鎖したらどうなる?
言いなりになるか、戦争するかを迫られる可能性だって十分にあるんだよ。
 
中国だけならともかく、ロシアが参戦したらかなり不味いことになるよ。沖縄の先っぽで小競り合いしているタイミングで参戦してきて、北海道むしり取られたら洒落になんないですよ?
むしり取られた後で、卑怯だとかズルイとか返せとかいったって後の祭りだんだし。北海道に家族が暮らしている人は、二度と会えないかもですよ。別に死んじゃうからじゃなくて、ロシアが行き来するのを認めなきゃ会えなくなるんですよ。そういうことがこれまで起こってきた話じゃないですか。しらんぷりするのは勝手だがね、結果は受け入れなきゃならなくなるんですよ。
 
大事なのは、天秤が大きく傾かないようにすることです。
ウチなんぞのブログを読むような人には言わないでも分かってそうな気もするのですが。