雑記

 
ああ、ナルトの続編って月イチ連載だったんか。ワンピースも月イチにするとかの話があるけど、その他に2つ、メインになるような月イチ連載あれば、毎週なんかの月イチ連載にできそうだね。つまりハンタのことだけども(苦笑)
 
●選挙
それ自体はどうでもいい話なんだけど、どのチャンネルも選挙やってて、しかも言ってることがくだらないのがネックというか。頭の悪い放送聞いて、頭悪いヤツが大量に再生産される仕組みというか。もうダメかもわからんね。いや、ほぼ諦めたけど。
 
このまま中国が軍事費を増やしていけば、近い将来アメリカが面倒臭くなるのは確実だ。安保が形骸化して、対抗処置を取れなくなる日が来る。ほぼ今も無視してやり過ごしてるぐらいの話だべ。
最悪の未来予想に合わせて政策をどうこうしていかないといけないのに、改憲だ、護憲だと、上っ面の正義だけを語り、必死に護憲に誘導しようとしてやがる。
護憲でもいいよ。戦争したくないのもそりゃそうだろう。で、どうやってそれを実現するの?ってことじゃん。マスメディアを占拠している連中が、自覚的か、無自覚かは知らんけど、国を潰す方向に働きかけているのがねぇ。けっきょく、中心軸もなんもないんだよなぁ。どうでもいい話ばっかり。どうでもいいヤツばっかり。この環境で「俺が」頭良くなるかというと、無理だと言わざるをえない。マジで。
 
 
●国家はなぜ衰退するのか(上)ハヤカワNF(←ノンフィクションの略)ダロン・アセモグル&ジェイムズ・A・ロビンソン著
 なんか読みたい欲求があって、こうなりゃアルスラーン戦記行っとくか?とか思ってたら、この本が目に付いたので。
なんか歴史の本が読みたいんだけど、歴史題材の本ってたいがいつまんないっていうか(苦笑)
とりあえず2章まで読んだ。けっこう面白い。下巻まで辿りつきたいんだけど、どうかなぁ。グローバリズムをどう扱うかに興味がある。
内容的には、いまの所、経済の上位に政治や制度がくるんだよって話。モンテスキュー辺りが提示した幾つかの学説の間違いを明らかにしている。貧困なのは何故?っていうと、大体はエリート層、支配者層が富をかき集めることしか考えていなくて、民衆・大衆が貧困化する制度を長く維持し続けるから、となっている。結構パワーのある本なので、物語で国家を描く人には読んでもらいたいところ。
 
1章ではスペインが南米を搾取する様子をダイジェストでお送りしていて、中々に胸糞悪い(笑) 私は記憶力がないので、物語形式じゃないと歴史とか覚えられないんだよね。そういう意味ではインパクト強くて、望んでいた内容ではあったかもしれない。最終的にスペイン本国をナポレオンが攻め落とした関連で、南米のエリートは独立の方向へ向かったらしいのとか、その展開を真似しようとしたイギリスが北米で失敗した展開がポカホンタスだったりするっていうのがもうね。醍醐味というかなんというか(笑)
いやぁ、南米って人口多かったんだねぇ。とかがね。
 
アベノミクスでトリクルダウンとかやっても絶対に失敗する訳だよ。富は上から下へは巡らない。必ず、どこかで多く取り分を得ようとする個人主義者が邪魔をするからだ。普通にビジネスっていう下から上に行く構造はあるんだから、エリートなんてぶっ潰して、大衆を優先すりゃいいんだよね。しかし、それが出来ない。なぜなら、政治家に献金なんかしているのはエリート層だから。エリート層・支配層のゴキゲンを損ねたら選挙で勝てなくなるわけでしょ。……こうした癒着の構図が日本を腐らせていく、という流れが分かる本だねぇ。制度の担い手が国を滅ぼす。滅ぼすところまで行かなくても、腐らせていくわけだ。
 
そんなことが分かったって、ただ絶望するだけなんだけどね。アウチ。