雑記

 
 
・ダンサーの菅原小春がまたテレビに出ていた。三浦春馬と付き合ってるだのの話があるのは知らんかった。ダンサー辞めたい辞めたい言ってて、痛々しい。要するに、身体が固まっていく一方で辛いのだろう。踊れば踊るほど、固まって硬くなっていく。逆に身体が柔らかくなっていくダンスでも考案すりゃいいのだが。このままだと二流か準一流ぐらいで終わりだろう。
でも仕方がない側面はあらーな。一般人も含めて、評価する連中が無能で低脳だからな。身体が固くなっていく辛さ・苦しみを芸術性とか言って勘違いしているものな。力を入れる、固める、といった要素を凄いといい続ける限り、評価されるためには身体が固くなるような踊りしか選べない。無能が無能を生む。ありふれすぎてて悲劇にもならんな。
 
浅田真央は、以前も触れた通りで、辞めてよかったと思ってる。ありゃ、しんど過ぎるよ。
 
 
●響 小説家になる方法(漫画、柳本光晴
マンガ大賞だとか。内容は、実技のないガラスの仮面。小説家周りのネタとかエピソードを書いているだけなので、小説家になる方法を期待するとずっこけるので注意。
ガラスの仮面なので、マヤが回りに迷惑かける展開。でも実技がないので、迷惑かけるだけになっている。普通に評価が分かれるだろう。主人公の響ってキャラクター造形は見物にはなっていると思う。覚悟がある、のではなく、恐れを知らない。たとえば、痛いのが怖いとは思っていない。痛いは痛いでしょ?とかいいそうなキャラ。
上級生に喧嘩を売るシーンがあるんだけど、見事にやり返せないシチュエーションを描いている。こっちの人生を捨てて掛からないと、この響って子の相手が出来ないんだわ。片方の目を潰しておいて、もう片方の目を潰したら、お前は二度と小説を読むことはできないぞ、とか脅すしかない。でも多分それでもダメな相手だから、やっぱり人生をかけないといけない。そこまでする価値のある人間じゃないと普通は判断する。そこに疑問を呈しているので、悪くはない。しかし、価値がないから人生掛けないだけなのに、さも、あたかも、価値がある風に演出しているのは面白くない。そういう作品。
6巻のラノベ展開は普通におもしろい。周りの人間の方がもっと馬鹿で、それに巻き込まれるのは今風というか、王道展開だろうしね。
 
●ようこそ実力至上主義者の教室へ(ラノベ、MF文庫 衣笠彰梧
ラノベぐらいしか読んでいなかったのに、ラノベも読まなくなっていたので。コイツは某まとめサイトでメイン扱いになってる作品。最初に告白すると、落第騎士の英雄譚の作者が書いたものだと完全に勘違いしていた。まったく関係ないだろうに、なんでこんな勘違いをしたのやら? へんな電波をサーフィンしたに違いない。ちょっと反省している。反省してどうにかなるものでも無いんだが。
内容的には、俺ガイルの人間関係をベースにした換骨奪胎もの。絶対に俺ガイルって感想あるだろ?とか調べたら、俺ガイルとバカテスを足して〜みたいな書き込みを見た。やっぱね!そうだろうとも。バカテスの方は読んでなくて分からないけど。
俺ガイル(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている)の人間関係は、一種の到達点めいている気がする。ラノベのトップ作品?的な意味合いもあるけど、換骨奪胎(人の作品や構想をうまく利用し、その着想・形式をまねながら、自分の作としても(独自の)価値があるものに作ること)は悪くないことだと思う。独自の価値があれば、それは官軍まで行かなくても正義ではあるだろう。俺ガイル形式とか名前がついて、広く真似されたっていいと思う。……多すぎても、ウザだけか。そうか。
女の子は2種類でしょ、美人タイプと可愛いタイプ。主人公はひねくれてて、クラスには人気者のリア充君がいる。このリア充くんが悩みを抱えていて、……みたいな!
俺ガイルも読んでないんだけど、アニメを観た限りでは陽否陰述だし、それを真似ていなければ本質的に別作品だよね。面白きゃいんじゃねー?とか言いたい。面白ければな。
 
 
ブラックリスト(米、テレビドラマシリーズ)
素晴らしい。レイモンド・レディントンが余りにも魅力的すぎる。声優の大塚芳忠さんも良くてね。不満があるとすれば、FBI捜査官のレスラーがザコキャラなことぐらいか。しぶとくて何だかんだ生き残ってるけど、話の都合もあって、しょっちゅう負けるから信用できないっていう。
レディントン役のジェームズ・スペイダーがちょっとおばさん入ってて、それがいいのかなー?とかいろいろ考えてしまう。あー、一応説明すると、男って、中年を越えると、顔付きがちょっと女性っぽくなって、おばさん風になっていくんだわ。その話ね。若い頃はイケメンで男!って顔してても、50を過ぎていくと、ふっくらした感じがおばさん風になって見えるという。上手に歳をとるってのがどういった事なのか?みたいな話でもあるんだけどね(苦笑)