雑記

 
感想戦すら書かずに、まだいろいろと読みふけってます。読書の季節らしくて。
 
●今月のUQホルダー
事後って雰囲気のスタートからどうなるか?と思ったけど、カッコ良くまとめたものの中身はなくて、肝心な部分はスルー。これをどう考えたものか。必要な要素だけをロジカルに纏めたとも取れるし、ナギのその後とかを含めて、別の回で回収することにしたとか? うーん。赤松先生の能力的に考えて、必要だからこうしたってことのハズなんだけど。どうも納得がいかない。
 
瀬尾先生がヒットマンとかの漫画始めたけど、マガジンでそんなこと言ったって説得力が足りなくない?とか思ってしまうよね。本誌をもうちょっとどうにかしてから言えば?って。瀬尾先生の漫画自体は読める内容になってんだけどさ。それにしたって、マガジンと言えばヤンキーみたいな過去の成功体験だけで暴走しーの、かと思えば気が付けばラブコメばっかになり、袋とじでエッチなのやってりゃ世話ねーと思うんだけど。新連載とかまず絵作りから教えてこいよ。目を引く、読みやすい画面とか、基本はどうしたんよ?
 
いやいや、まさか邪魔とかしてないよね?って言いたかっただけ(笑) ほっといたって面白くしてくれるんだから、余計な手とか出さないで欲しいなって。いち読者からのお願いでした。
 
それにしても、ヶ原さんが出てくるだけでエロいんだから、大暮センセーさすがっす!
 
 
無職転生(なろう)
コミックス3巻で転機を迎えて、なぬっ!?っとなってなろうで読みふける羽目に。面白かった。しかも完結してるのね。完結してて総合トップにいるのね。
物語の枠組みとしてみると、大きく2つのイベントがあって、一つが転移事件。ネギま!が魔法世界でやったアレの大型版だね。もうひとつが人神との戦い。途中から主人公が強くなるための努力をやめちゃったのは残念だったけど、物語の形としては妥当ではあったと思う。
転移ネタはドラクエの新作でも使ってたし、あちこちで再利用されているっぽいね。ネギま!の前に誰がやったとかあんのかな? わからないのでパス。
 
異世界スローライフを(願望)(なろう)
異世界迷宮で奴隷ハーレム〜のラインの物語で、これはこれでグッド! 奴隷ハーレムが書籍化で更新してないのもあって、パクリだろうと似たような物語があるのは逆に嬉しい。そういう意味でなろうはバックアップ機能が面白い形で働いているとも言える。
奴隷ハーレムの方は主人公が冒険者としてダンジョンに潜っていくんだけど、(願望)の方は錬金術でお金を稼いでいて、基本的に戦闘はしないスタイル。迷宮探索と素材ゲットは奴隷とか、別の転移勇者だとかに頼っているので差別化をきちんと図っていて好感がもてる。奴隷ハーレムの部分は同じなんだけどね。ピンクの震えるヤツとかで金を稼いだのはなかなか面白かった。まだメインヒロインの設定だの明かされていないので、面白さは持続しそう。
 
この作品も含めて、ダンジョンって何だろう?と考えてしまう。失格紋の言うように、資源採掘場所と割り切って言うべきなんだろうなー。ログホラで言うと、人口密集地以外でもマップが自動生成されて、村とかが配置される仕組みになっているらしいんだけど、魔素の強い場所に一定感覚でダンジョンが自動生成される仕組みなのかもしれない。「せっかくチート」の言葉を借りれば、世界魔術の可能性だな。システムを世界魔術と言えば見え方が変わる。
魔物がマップ上でランダムにポップする仕組みだとしたら、人間は生きて行けない。ダンジョンを自動生成させて、魔素の濃度を下げるなどすれば、脅威度を下げる仕組みとして説明できそーな気がする。奴隷ハーレムだと、ダンジョンを制覇すると貴族になるとかの設定があって、(願望)でもちょっとそれっぽい描写があったような? それをやると今度は魔王とかって何のために居るの?って謎が生まれるんだけどね。ダンジョンがあれば魔王はいらん子やろ。謎だな。
 
 
●冒険家になろう! 〜スキルボードでダンジョン攻略〜(なろう)
スキルボートは、スキルボードでどうやってチートしてんの?という興味で読んでみた。これがまた、現代社会でダンジョンアタックしているっていう(笑) 「いいね!実にいい」とか言えば大体解決するっていう(笑) これも面白かったけど、さすがに何を食べて生きてるの?って感じになってきたかなぁ。
いいのは人間関係。とくに女子高生の位置付けがなまなまえろくてよい。エロシーンはないんだけど、女子高生囲ってる感じがとてもわかってらっしゃる(笑)
 
盾の勇者の成り上がり
読みかけ。350話まで来たけど887話まであるので、別のを読んでいる。
いろいろ言いたいことはあるけど、面白いね。いろいろ考えられていて頭が下がる。前半は復讐もので、裏切られて、貶められたところから復活していく物語になっている。領主ものになって、波とかが全然こなくなったと思ったら、世界の仕組みと戦う話に。文字通りに終わりが見えない……。
 
 
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった(なろう)
いや、漫画で1巻読んだやつ、なろうにあったので手を出してしまった。結果は予想通りだったけど、楽しめた。
 
エロマンガ先生10巻(電撃文庫
文豪父とのやり取りが好きすぐる! ……案の定、メイン葛藤をやり切って何を書いていいのかわからなくなった作者が、一番書きやすいところから書いたらしき話になっている。やっぱムラマサ先輩だよな。正直、エロマンガ先生の魅力ってなんだったっけ?という気分だ。
それと創作者は、自作を捨てて誰にも見せない権利を持っていると突きつけてきた。才能のある作家の作品は、もったいないよなぁ。
 
●蜘蛛ですがなにか?5巻(マンガ)
おいおい、火龍に勝ちやがったんですけど……? マンガ版の蜘蛛子が好きすぎて、なろう読んでない(笑)
 
●エルフ嫁とはじめる異世界領主生活1巻(電撃文庫
領主経営ものってどうやんの?と思って買ってみたけど、これはなんだっけ、あの自衛隊のやつ。GATEみたいな感じだった。グダグダで領主生活とかいつまで経っても始まらなくて、なろうのテンポを期待するとアカンらしい。しかもギャグが合わなくてダメっぽい。入りがちょっとズレるとすべるんだよね、ああいうの。難しいよなぁ(涙)
 
●公爵令嬢の嗜み
途中まで。やっとこ領主経営っぽいのをやってる作品でひと安心。
しかし、テンポが異常。ひとつひとつ丁寧にやっても良かった気がする。あのペースで動ける部下がいると思えなくて。ちょっと仲間が有能すぎ。
 
この作品も街道の安全という意味で武装する。ムンムン氏の「せっかくチート」でやっていたんだが、冒険者ギルドと商人ギルドが相反関係になるんだよね。街道が安全なら商人は儲かるけど、冒険者に仕事はない。あんまり安全じゃないと、冒険者には仕事があるけと、商人たちは経費が余計にかかって儲からない。これ、盗賊が問題のケースと魔獣が問題のケースとがある。しかもナイツマみたいに魔獣が巨大だと、ロボット的な世界観にもなる。街道の安全を守るのは誰の仕事なの?という問題だな。それって軍隊の仕事区分とも関係してくるわけさ。どこまでが警察の仕事で、どこからが軍隊の仕事かってヤツとかね。公爵令嬢の嗜みだと、軍部が警察、騎士団が軍隊的な位置付けになってるっぽい。よくわからない。
そうして考えていくと、冒険者ギルドの位置付けがなんとも不利というか。いや、公爵令嬢の嗜みに冒険者ギルドとかは出てこないんだけど、街道の警備を、領主のとこの私兵でやろうとしてたから気になってね。冒険者ギルドって、異世界に転移してきた不審者の主人公に立場を与える重要な場所だけど、商人ギルドが運営してて、建物が別なだけって方が説得力増すっていうか。ダンジョンが資源採掘場所であれば、冒険者ギルドの意味も分かるんだけど。
 
人頭税の話も出てきて、これを所得税に切り替えようとしてんだけど、人頭税が払えない場合どうするんだろう。奴隷落ちしそうな制度なんだよね。ほんと、昔はどうしてたんだろう。特に昔はロクに避妊できないだろうし。ポロポロ産みまくってたら、凄まじいことになるんだけど。やはり捨て子ってことか。むずかしいな。