雑記(フォアフット軸の謎)

なんか2カ月も経ってる!
 
 
●秘伝6月号の歩道入門より(先月発売)
フォアフット軸が意味不明だったんだけど、階段を下りる時に使ってるヤツ!って気が付いた。
 
「股関節の中心の転子化」が何回も出て来て大事なんだなって分かるんだけど、軸としては「かかと」から「股関節の中心の転子」を結ぶラインをフォアフット軸としている。でも動作としては、足裏前方1/3のつま先を把んだ、把由足としている。意味がわからない。まぁ、大事なんだろうなってことは分かる。でもつま先と転子を結んだラインじゃないのはなぜ?とかどういう仕組み?とかを考えると混乱するしかなくて、言われたとおりに訓練するべきか~とかってなる。
 
今日というか、日付的には昨日だけど、階段を下りてたら「これ、フォアフット軸じゃん」ってなったわ。1段ずつ階段を、素早くスパパパパっと下りる時の運動を文章で表現しようとするとめっちゃ混乱するんだけど、運動感覚としては「前足のヒザを左右交互に高速で曲げている」だけになっている。

説明が難しいのは、前足と後ろ足の感覚と概念が入れ替わっているのが原因だと思う。通常の歩行運動では、軸足に対して、前足が操作足になっている。操作足は空中を動いて、接地しにいく。階段を下りるという運動の場合、文章での説明は煩雑で、1段下の段に足を届かせないといけないので、軸足である後ろの足を曲げていることになっている。これは実際の操作感覚とは不一致なのね。前述したように、前足のヒザを曲げることしかしていないから。前足と後ろ足、操作足と軸足の感覚が逆転しているのが原因だと思う。階段を下りゆく前足が軸足なのだろう。もしくは1段下に着こうとしている前側の足が、概念的に後ろ足になっているかだ。
 
実際の運動感覚を基準にすると、前足のヒザを曲げる、曲げたことで軸足が軸足では無くなり、操作足に変化。同時に足の前後が入れ替わり、1段下に足を着こうする。この足は未着地だけど軸足なんだと思う。軸足が着地した瞬間に、スパッとヒザを抜いていく。この抜いていく動作を無限に滑らかに行うために必要なのが、フォアフット軸の論理だと思われ。全体重を支えつつ、瞬間的に切り替えて膝を抜いていく。股関節の転子化と軸化の同時進行・同時達成が必要な、日常動作は、階段下りだと思われ。
 
 
あ、それと6月号は、歩き動作にもモモ上げ30度を組み込むので正解だと分かったので嬉しかったっす。
 
自己理論では、均等軸を見つけたっす。上軸と下軸とを均等の力加減にするというか。さらに体内と体外とも均等に。シルバーを掛け、垂体一致軸してやる。武蔵のきつく引っ張らない、たるませないも入れて、ピンとんシャンとやってやる。服のしわを伸ばすみたいに。たるませると横にしわができ、きつく引っ張ると縦にしわができる。これは服だけじゃなくて体にもしわができると考えてやって、体のしわを伸ばすように、かるくピンと張って、シャンとする。均等に。エクセルでいう均等貼り付けみたいな感じ?
体重を支えるとかの機能面を重視しすぎると、上軸と下軸での要求が不一致になっているというか。均等を心掛けることで、上下が1つの軸になりやすくなるみたい。別口で脱力を促進するべきなんだろうけど、一度にいろいろ要求してもダメだろうから、まずは均等に。均等軸で。
 
この均等軸ばっかやってたので、フォアフット軸を後回しにしてた(苦笑)。毎日の階段下りが楽しみ。