雑記(歩道の進捗)

フットボールネーションの最新17巻を読んだんだけど、感想としては「バカだなぁ」って感じ。いや、バカにもいろいろなニュアンスがあるんだけども。幼稚園とか小学生がハシャいでるのを微笑ましく見てるイメージかなぁ。緩んでるから怒らないとかじゃなくて、これ、差がありすぎて怒る対象に出来ないやつだわ。たかだか数十ページ程度、マンガでうんちくを語ったぐらいじゃ全体の1%にも満たないよ。
そうして思うと、昔クロボンを監修してた時の富野御大もそんな感じだったのかもなーとか思ってしまった。
 
 
●『滑速』再び
把由足―裏転子(ハムストリングス)―腸腰筋―内転筋と繋がって感じるようになってきた。足裏の接地力が高まると、モモ裏のハムストリングスが機能させられるようになる。そして腸腰筋と内転筋はモモ上げで協力関係にある。問題はこの2つ(足~モモ裏)(内転筋&腸腰筋)がどこかで連携したり繋がったりしているのではないか?というもの。で、股関節を中心に、腸腰筋ハムストリングスが拮抗筋になってる。なので直線で良かったわけだ。さらにどこかと繋がってループしている可能性はある。

しかし、実際この股関節が拮抗筋になっているのを自覚するのはなかなかに困難。ここが分からないと繋がってこなくなるわけだ。繋がればいいってもんでもないかもだけど、実際の肉体構造上、事実として関連があるのでね。
 
これを歩道に当てはめてみると、フォアフットなんよなー。ようやっとフォアフットが少し見えてきた。「フォア!」で足を上げる感覚が、股関節の拮抗筋を連動させる動作になっている、と思う。たぶん。俺は出来るけど、言葉で説明するのは難しい。デコピンとも違うんよ。
 
人差し指を机かなんかにグッと押し付けると、手首、人差し指の付け根、指先がS字になる。たわみを戻すように弾いて、モモ上げっぽく動くのが近いかなぁ。足裏をグッと押し付けて、ポン!と弾く。グッとかポンとかでわかりゃ世話ないんだけども。
 
より概念的に考えてみると、
把由足―裏転子(ハムストリングス)―腸腰筋―内転筋という直線的な連携がありつつ、

ランディングプレートの「滑速」と「踏み抜き」、実際の動作としてはフォアフットが立体的に横断する関係にある。正直、意味がわからないほどに、複雑で、精緻。でもシンプルなシステムなんよ。人体を理解したと思っても、これだもんなー。すべてを知ったつもりになるのは危険。ノンバーバル(非言語)に膨大な、未言語化領域が存在しているのは確実だ。
 
 
そもそもが、大地の上にそっと乗せられた石でしかなかったわけさ。地球の重力は、魂を縛り付ける鎖にはなり切れていない。深く貫いて、縛り付ける程に踏み抜きたい。そっと乗せられただけだと、6000キロは遠過ぎる。地面反力を発生させるのに、荷重を掛けようとして、前傾とかしちゃうわけだ。地面反力は、一筋縄ではいかないよねぇ。