きょうたろう

 
http://www.aso-taro.jp/diary/2011/06/20110616_1308215873.html
2011年6月16日「例会挨拶11・06・16」【要旨】
● 先週は、北京に政府特使として派遣されていたので、当例会は欠席させていただいた 
● さて、政局はかつてない状況になっている。戦後、このようなことは一度もなかったと思う。それはかかって、菅首相がいつ辞めるのかが分からないことに起因する。新聞に書いてあることも予想の域を出ない。明らかに、菅首相の去就に焦点は絞られてきている
●  自由民主党は、政権を奪還する為だけに内閣不信任案を出したわけではない。菅首相が、復興より自分の政権の延命を、優先順位を高く置いている結果、その不幸を被っているのが被災者であり国民ではないか。内外からの信頼という名の“ライフライン”が断たれた形になっているのも事実だ
● 消費税アップは自民党のせい、尖閣漁船事件は海保のせい、原発事故は東電のせい、全て人の責任にし、自分で責任を取ることはない。そして、今回の不信任案に際しては、直前にいかにも「辞める」かのごとき演説をした。だました方が悪いのか、だまされた方が悪いのかというが、あの中継を見た人ならだました方が悪いのは決まっている。まさに“辞め辞め詐欺”だ。これこそ、菅首相の本質ではないか
● そして今度は、取って付けたように「1.5次補正」なんて言っているが、1次補正編成時に3党の政策責任者で合意した文書の通り、バラマキ政策の撤回を早くやっていただきたい。しかし、そこのところは一向に進まない。“その場しのぎ”以外の何者でもない
●  今、国民が政治に求めているのは「結果」だ。その「結果」を出す為の障害になっているのが菅首相なら、やはり辞めていただく以外方法はない。その後、新しい体制となった民主党と、この国難からの復興の為に、我々は協力してしてく用意があると、かねがね申し上げている。それは、菅首相とではできないのだ
●  ついこの前までは、来週で今国会を閉じると言っていたが、今度は会期を延長すると言っている。ただ、この会期延長と菅首相の在任期間は無関係であり、ここははっきりしておきたい。いずれにしても、1日も早く決着を付けられるよう、我々としても最大限の努力をしていこうではないか

 
ふぅーん、北京行ってたんだねぇ。
 
先日、朝から麻生さんがテレビ向けにコメントしてたのを見て元気になったり。辞め辞め詐欺のくだりだったりするのだけども、なんとなく珍しいね。
 
菅首相が辞めるかどうかは個人的にはどうでもいいことだったりするのよね。麻生さんが復帰できるならともかく、菅さん辞めたって次は誰なの?みたいな話にしかならない。麻生さんの言う通り、「結果」が必要なわけですよ。菅さんが辞めるべきなのは結果を出さないから。それじゃあ次の首相なら結果がでるの?と言ってもそんな保証はないわけですよ。民主党が与党でいる限り、人材不足だからゆるしてチョンマゲ以上のことにはなりそうもない。菅さんよりも悪くなる可能性まで考慮してたら政治なんて出来やしないのかもしれない。
 
辞めると仄めかした人はリーダーから降りた方がいいんだよね。たとえば、「辞める」と言っておいて「辞めるつもりはない」といいなおしたりしているのは、在任期間中の権力を掌握するために必要だからだと思う。次のリーダーが決まってしまうと、現職の総理よりも次のリーダーに従いたくなるのが人間だからね。だけど、それじゃあ続けている意味がない。区切りをつけることすら難しくなるだろう。かといって、巧く権力を掌握していたら、そのまま続けられることになりかねない。その辺りのバランスが難しいというか。そんな感じで「辞める」と言ったのなら辞めないといけないんだよね。
 
民主党自体がなくなってくれないもんかなぁ。
  
 
はてな、ダメ過ぎるなぁ。どうして文字にまともに色もつかなくなってんだろ。