ネギま!で妄想(215時間目その2)

 
ラカンに手伝えとか言ったって全力を出したら街が吹き飛ぶんだよなーとかのことを考えていて、ふと、どうしてオスティア旧王都は落ちたのだろうか?という疑問を持つ。
 
 
「悲惨な現実」的な妄想をすると、
ひとつの可能性としてだが、黄昏の姫御子アスナ魔法無効化能力が暴走、首都周辺の浮島が墜落、王都もろとも数万の人間が犠牲になった…………なんてことが考えられる。
 
洒落にならない規模の死傷者が出るだろう。ゆっくりと浮力を失ったので無い限り、やはり墜落したはずだし、当時は戦争で一般人が王都から脱出しにくい状況になっていたと推測される。
 
現在の設定から考えると、住人の大半は魔法学校に行ってるわけでもなく、よってホウキで空を飛べないことになっていて、墜落したのなら(アスナの責任かどうかはともかく)大規模な事故にはなっただろうと思う。
 
ま、アルビレオがいたのなら計画的に脱出ぐらいはやったのかもだけれど、その方法が中々無さそうなんだよねぇ。(ゲートを使って、強制転移一万人とか?…………やっぱ死にまくったかも)
 
もしこうだとするなら、明日菜の記憶を呼び覚ますのは残酷だよなぁ〜と思ってしまう。
 
 
 
それにしても、なんで空の上に住んでいるのだろうか?かなり不便ではなかろうか。それに、雲の上に住んでいたら雨なんか降らないかもしれない。確認のため「霧と雲」で検索したが、森田さんによると両者は同じものだと言う。てっきり魔法災害によって霧が発生した*1のかと思っていたのだけど、そもそも「空の上に住んでいた」という部分に変わりはないハズだ。(実は後付け設定かも?だけど)
 
可能性を考えてみる。
平地に住んでいたのだが、ある時、周囲の地面が陥没し、気が付いたら浮き島だけが残されていた…………こんなんだったら凄まじい歴史だよね(笑)いくらなんでもコレはないだろう。
 
やはり、空の上に住まう何らかの必要があったのではないかと思う。
何かを守ろうとしていたとか、聖地か何かの類いとか。何せウェスペルタティア王国は歴史ある国なのだ。
 
ここでお気に入りの神話妄想がある。
古いお伽噺の「世界を救った魔法使いと、それを守った戦士」の話だ。彼らが興した国や城がオスティアだった、とかね。いにしえの英雄は「何」から世界を救ったのだろう?……もしもオスティアの成り立ちがそういう類いのものであったとしたら、空に浮いている島に住んでいたことには相当に大きな秘密があるのかもしれない。オスティアにゲートがあることにも何か関係があるのかもしれない。ゲートとしてここが本体だとか?
仮定に仮定を重ねているから、的外れの可能性は非常に高いんだけどね。
 
 
もう一度霧のことを考えると、「潜空艦」なる兵器が存在しえるのは、オスティア周辺だけなんじゃないかなぁ、とか。……でも輸送トラックが空を飛ぶぐらいだから、潜水艦の機能ぐらい両立させてるのかもしれない。
 
 

・北の古き民と、南の新しき民の話
現実世界を「旧世界」と呼ぶからには、そっちから移住してきたハズだ。吸血鬼だとか狼男だとかの突然変異や、魔女狩りの時代の魔法使い達は抹殺されるばかりではなく、魔法世界へ逃がされたと考えられる。ネギまの世界観ならば魔法世界の人々が影から迫害される運命の人々を救い出す仕事をしていた可能性が高いからだ。
 
こうやって来た人達が「新しき民」として南に定住したのだろうか?
こう考えると、ちょっと違和感が残る。どうも北側の描写が多かったせいかもしれないが、北の人々の精神が拓かれ過ぎているような?今ひとつ深刻な差異が見えてこない。
 
ネギが闘技場で戦っていたグラニクスの街などはギリシア・ローマ文化の名残が多く見られる。古き民はその頃に移住して来たと考えるのが妥当なラインだろう。では、新しき民側は?…………アリアドネーぐらいしか描写がないから決定的なことは分からないのだけど、人種は混じってて見分けが付かない。では古いか新しいかをどう分ける気なのだろう?……北側は科学技術に精を出しているとか?(うーん、イマイチ)

*1:211時間目によると、環境は復活してきているとのこと。霧が晴れるとか、旧王都が再浮上?