雑記(新アニメとか)

 
 
月姫
凄く待っていたよ。ひさしぶりのイチャイチャエロい漫画。
自分を律するというのは「気高い生き方」と成りうるんだよね。吸血鬼はより強い種族なのだから、自由に血を吸っても構わないハズだ。だけど、吸血衝動を怖れて生きる。自由に生きるということが「低きに流される」のは、結局のところ高いも低いも無いからだろう。高い理想を掲げて生きるのは、高度な自由を行使することを意味している。また制限は工夫を生み出しもするのだろう。
正直、人間視点が過ぎないか?と思わなくも無い。人間にとってあまりにも都合の良い「相手の事情」を利用し過ぎている。吸血鬼は血を吸ってはいけない!みたいに責めるのはどうなのかなぁ。またこういう葛藤があるからこそ、単なるキスでも意味を持ってくるわけなんだけど。
つーか、原作ゲームのリメイクどうなってんだろう。
 
●新アニメの話
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20100305_anime_2010spring/
Angel Beats!けいおん2期で以上。かと思っていたんだけど、ちょっと気になる作品がチラホラ。
 
Angel Beats!は今年の大本命でしょ。外したら今年のアニメって不作だよね?とか言われる類いの(笑)
けいおん2期は堅いから何の心配もしない。録画の失敗以外に怖れるものは無い(断言)
 
WORKING!!はコミックスを3巻ぐらいまで読んでるからノリが分かる。楽だよね。
問題は閃光のナイトレイドだ。>1930年代の上海を舞台にしたスパイアクションもの、ってことは「上海グランド」みたいな要素をもった作品ってことだよね。租界とかがキーワードになるのかな? 上海のあの辺りの歴史とかを押さえておくとかなり面白そうなんだけど(笑)
 
四畳半神話大系リングにかけろGIANT KILLINGなんかも気になる。気になるけど、見ないだろうなぁ(笑)
 
続き物は興味なしだから、閃光を含めて3つかな。今期まったく見てないから社会復帰だ(笑)
 
 
至道流星
ああ、うん、俺は好きだけど。メインの天才キャラはともかく、仲間達がサラッと仕事こなしてる描写がおっかなくて良い(笑) ガガガ文庫の『羽月莉音の帝国』と、電撃SSガールシリーズの3冊 読み終わったんだけど、これらの本を買って作者の金儲けに付き合う必要なんかないと思ってるよ(笑)
 
こういうのって利用方法の問題が出てくるんだよね。文章が下手とは思わないけど、キャラだとかの構成は在り来りとか非難されそうな感じだし、読むことのメリットって言っても内容的にビジネス書みたいな感じだから「話題作だから読む」ってのは意味が薄くなっちゃう。
お前らはみんな騙されてんだよ!みたいなテーマだのメッセージだのに関しても、ちょっと強がったことを言えば「そんなのわかってんだよ!」って言えちゃう部分もあるよ。メタに切り上がっていいんだったら、俺はこの世界の理不尽さに我慢ならないだ!みたいなポーズも「悪臭を放つレベル」とか言っちゃていいと思ってる。
 
展開が御都合主義な部分はあるんだけど、ビジネスのテンポっていうか、やり口とか必要になる要素の羅列を浴びるように流し込むのに便利だ。そこから引っくり返して、小説で成功するためにはどうすべきか?みたいな示唆も得られるかもしれない。この作者はビジネスとしてラノベを書いているし、その強みとして経済を選択しているに過ぎない。題材も構成も何もかもチープでも構わないハズだ。ゴーストライターでも構わないと思っているんじゃないかな。それどころか最初からチーム名称かもしれないぐらいだ。
 
楽しいから読む、のではこの本は読むべきじゃないと思う。利用するために読むのでなければ意味が薄い。なんというか、怖いもの見たさで読むのも一興かもしれないね。真剣さだとか、温度差を体験してみるのは「良い使い方」かもしれない。あまりオススメできない。