魔法先生ネギま! 310時間目

 
本気で書くことがない。
 
・1Pのカメラ移動。
・アソコでフェートを吹っ飛ばしたら超りん砲を食らうから。
・3Dで飛び出す小太郎。以下略。
 
……終わり。
 
こういう時は1P目から順に行きませう。
 
1ページ
カメラ移動して、GGMK→アスナと来て、その後ろにフェイトが映って、そのままフェイトに視点が移動されている。この位置関係はこの後でまき絵が活躍する際にもう一度関係してくる。
目閉じアスナ。手間的には楽なのかな?とか思うけど、大差ないか。微妙に巨乳な気がしないでもないけど、許容範囲というか、いわゆる先生の趣味?
 
2ぺージ
1ページ目がカメラ移動してるのに気が付くと、全部やれば?とか思うんだけど、それはともかく、
フェイトの全身に合わせてコマの中に調がいるのはなんか面白いかも。全景で逆から映して、フェイトのモノローグ。このモノローグに合わせて後ろの背景を映しているのが良い。文章の内容と合わせて後ろから来るという意識が背景の奥側に向かうからだよね。フェイトはネギに背を向けつつ待っているわけだね。
 
3ページ
この上段コマのフェイト左からのショットまで含めて、色々な角度から映しているんだよね。この辺はマンガ的で、カメラでやられると忙し過ぎるんだけど、マンガだと気にならない。
 
「このまま・・」のコマで顔の下半分なのも構図的に良い。目がちょっと引っ掛かってるんだけどここらへんが良い具合だよね。
調の口はちょい開きすぎ。
「少し・・つまらないね」のフェイトの瞳につまらなさが現れている感じ。無表情との限界ギリギリぐらい。これ以上の表情は余計だし、上手い。
 
フェイト様の次のコマで既に上を向いている。魔力機構的なセンサーに次ぐ情報力を持っていることを意味している。
上から来るのを見上げているフェイトの図は背景的にも面白い。チカッぐらいなのは正解だよね。
 
4ページ
そして読者視点による超りん砲が半ば無機質に繰り出される。この半ば無機質な辺りの怖さが少し現れてて良い。
無音コマ2つを飛ばし読みして(来たか)のコマに移動。ここは速度感があるね。背景の「無意味さ」を使って、読み飛ばしさせるのもこの方法でなら速度として利用できるわけだ。基本かもね。
正確な距離が分からないからアレだけど、2コマ目にフェイトを小粒に描いておいて、3コマ目で一気に顔にしちゃってるのがどのくらい正解のなのかってのが気になるね。
3点間の距離の関係って、等しいのかな?それとも1→2よりも2→3の方が移動距離が大きくなってるのかな?わからんね。
フェイトの顔に笑い?みたいなものが浮かぶ。戦いの高揚かな?無感情キャラの感情は確定しないで読む方が正解だけど、微妙に色づけしてあるのが良いね。
 
このページのコマ割も縦になっていて、目が移動し易いのか、纏まっているから良いのかなぁ。
ページ左側の方が末広に広がっていて、右の衛星砲のコマを細くしている。これは縦に長さを描くためなんだろうけど、そのことによって下段左の全体図が良い感じになってる。そのコマについては、障壁を突破した瞬間、ほぼ同時にフェイトのいるところに到達している感じ。なんだかんだ言っても圧倒的に上手いよね。
 
5ページ
上半分で衛星砲の打撃を受け止めるの図。
なんと、大威力攻撃を表現するのに使っているのは文字なんだね。考えてみると、フェイトが防いでいることで大爆発だのの破壊が表現されないんだろうね。すると白い帯の部分が画面上にポッカリと開いて残ってしまうんだと思う。だから、ここに何らかの「五月蝿さ」が必要で、そのために文字を配置しているんだろうね。空気を吸うかのようにマンガを読んでいると「ガガガ」だのの音を表現する文字は「音」みたいに見える(聞こえているかのように変換される)ようになっちゃってるから(笑)、気が付かなかったわ(苦笑)
 
最後はコタの手に気付くフェイトの視線。
 
6ページ
めくるとコタの飛び出す手の平が3Dしている、と。
上段コマは後ろにも情報がこめられている。この辺りの細かさは赤松先生の好きそうな辺りだね。
3Dに関しては、中段コマすら踏み台にしているのが微妙に計算高い
中段コマをみると、実はゆーながはみ出しててあまり意味がない(笑) すると、フレームワーク的な表現、いわゆる遊びなんだろうね。厳密なルールに従っているというよりも、雰囲気を重視しているっていうか。上のコタが中段コマを踏んでいることで3D的な飛び出し感を煽っていると思う。
中段コマは横からの視点で出来事を分かり易く表現。読者側からするとストップモーションによる速度感になっている。注意すべきなのは、衛星砲の所の速さと、このフェイトの認識がストップモーションになることによる速さとが逆の表現になっていることなわけだ。前者がニュートン式。後者はアインシュタイン式。トリコで先読みをしていたけど、アレは逆に遅くなる危険があるので演出には気をつけたいところ。先読みは実は遅さを固定してしまうのだ。遅いから先読みが必要なんだ。超超高速ぐらいになってくると、読んでたら遅すぎてなにも出来なくなっちゃう。
フェイトは6と7ページ分の情報を超高速で認識するに至っている。その時間停止感覚がこの見開きページなわけだ。小太郎の攻撃が少しづつ進んでいくのだけど、コタの攻撃速度だってそんなに遅くないからね。フェイトが圧倒的に速いんだ。

ここではコタの目が例の光り方をしてますね。これ、調べるとかなり前から使われてたんですよね。でもあんまり意味と対応してないところで使っていたので、演出として無価値だった様です。
 
7ページ
そしてフェイトかゆっくりと吹っ飛ばされていく。まき絵は停止中、ゆーなも銃撃だというのに停止中。弾丸もまだ当たってすらいない。その癖に楓だきゃあ階段中段から上段に少し移動してるし(笑) 細かすぎるよ!これに気が付くのなんて感想でも書いてなきゃ無理だってば(苦笑)
フェイトの視野なんだろうね、下からなんか影っぽいのが突き出てる?
夏美のアーティファクトの説明乙、と。
 
8&9ページ
ここで客観的な視点(時間?)に移動。小説だと「地の文」って感じかな?
ゆーながかなり太って見えますが、スルーしましょう(笑)
まき絵の伸びやかな、しかし力強いリボンの演技をご覧ください。そしてここでGGMKまでの距離(1ページ)があってぐんぐんとリボンが伸びていくわけですが、このネタはまだ続きます(笑)
楓がアスナのところに到着。何を踏んでるのやら?(空気だろうけど)
調は地味パンチラですな。どんなミニスカートだよ!ってツッコミは礼儀として言うべきなのかスルーすべきかなのか難しいあたりですね。
 
10ページ
フェイトが型月のオレ様攻撃を開始。
コタがここで完全獣化。ここでこれを使わなかったら溜息とともにそっと「またか・・」と呟くところでした。後ろで地味に調は撃たれた所ですね。
 
11ページ
コタ版ビーストキャノンで突進攻撃。ラカンも吹っ飛ばした経験から来ているので枕あり攻撃ですね。
上段半分のコマで画面奥へ運びます。この奥行きづかいがたまりませんね! ラカン戦ラストのネギによるラッシュでのチハヤブルもこのぐらいの演出が欲しかった。
しかし今回の演出目的は、フェイトは奥へ連れ去ったけど、針みたいなのがその場に残っちゃったよ?ってのを描くことにあります。
 
12ページ
「戦乙女の花楯」!!無理です。常識で考えても防げません。ここは嘘が混じってますね。夕映愛ですかね。花澤さんに華を持たせる目的だったのでしょうか?ってぐらい嘘です。100回ぐらいありえなーい!とか言っても足りません。「小隊結界だから通常の防御魔法よりちょっぴり強いんだよ!ホラ、瞬時なわけだし?」とかって言い訳は沢山です(笑) そんなの分かった上で、これは嘘です。物語の都合です!(爆)
 
13ページ
そして石化ですよ!人が死なないネギま!の総決算とでもいいましょうか、この段階でも石化してくるんだから、フェイトの道徳観念は凄まじいものがありますね。じゃなくって、殺さないためだけに石化にしといたお陰で、映える映える。
こまかい部分はとばしてしまって、
 
14&15ページ
ゆーな主役ターン!
フェート扱いもグッド!
しかし、弾切れって、左手のは何のためにもってんじゃボケー!な展開。
ここまでは夏美に間接接触しておくために片腕は空けてたんですよ。いきなり左手に銃が出現したかと思ったら、使うシーン無しです。だったら要らないじゃん!絵的なかっこつけシーンじゃん!
 
16ページ
ゆーなの手に刺さる針!神経の集まる手に対する攻撃は感覚的な痛さが伝わり易い部分ですね。友達のために自分の手に野太い針が刺さるのも構わずに防ぐわけですよ。えらいね。
そして、さよちゃんも大活躍。
まき絵がGGMKをついにゲット。200メートル以上も向こうから飛んで来た物体なので受け止めるのも全身を使っていますね。このあたりの感覚的な描写はグッドでした。当然に重いだろうしね。ここが描けるかどうかが分水嶺かもしれず。
そして半泣きのまき絵まき絵=涙、というぐらいの泣きキャラなので、必須アミノ酸かと思われます。
 
17ページ
ゆーな、さよダウン。朝倉の台詞があったので、さよちゃんの戦死は重みが出ましたね。
楓は僅かな表情で感情を表現。うまいです。
 
18ページ
ラストですが、既に当所の体力は尽きています(笑)
3段目のまき絵のアップは必要だったかは微妙かと。のどかに杖を渡すシーンという展開上、渡させるために入れたのでしょうか。
のどかはGGMKをゲット。
さ、ラカン復活で乱舞攻撃だとか、リライト攻撃でフェイトを亡き者に(笑)
 
展開的にはのこり時間アスナを守りきるだとかが考えられるわけですが、まだ出てきてないキャラとかもいるんで、分かりませんね。
 
 
 
疲れた〜。眠いので今日はこのぐらで。なんか書き忘れてる気もするんですが、まぁ、いいでしょう。
MHP3のコラボですけど、もともとアスナの大剣って形がシンプルでスキです。モンハンの大剣って無駄にゴテゴテしてるのが多いイメージだし。ただ、ネギの要素が邪魔な気がしてしまうので、振った時にエフェクトが映えるかどうかでしょうね。
 
んでは、今日はこの辺で。