雑記

 
半沢直樹
面白かったです。近藤が裏切ったわけですけど、脚本展開的にはああいうダイナミズムはアリなんですよね。結論的にも、近藤がバンカーに返り咲いています。遠回りすることによって、オールハッピーエンドに至るルートとして見ると王道的になっていました。
ラストの人事のことを考えると、先の展開がどうなっているのかもアレなんですけども、前フリとして奥さんが「銀行だって外から見たら〜」云々と言っていた訳で、ためになる人事って可能性もありますしね。
 
ガッチャマンクラウズ
たぶん、オマケで何話か作成する展開になるんだと思いますが。
最終話の感想はまだ友人がアップしていないので、引用にならないという事情によって少しだけ触れることにします。
私にはどう見えているか?というと、ラストは、カッツェがはじめちゃんの自我になっている風に見えます。ここでひとつキーになる要素を示す訳ですけど、徹頭徹尾、はじめちゃんにはカッツェが見えなかったのは何故か、という点ですね。何故でしょうか。
カッツェの「個人認証を犯す」という能力の根本が、自我と関係があるのだと予想できるわけです。より全体的な自己にとって、自我は不満だらけ、文句だらけの部分です。はじめちゃんという子に自我が無かったから、見えなかった、と接続させるのがひとつの読みになるでしょう。だから、取り込むことによってカッツェがはじめちゃんの内で自我のように振舞っている、と。最近はみなくなりましたけど、昔の作品だと、ときどきこうやって敵を取り込んでしまうエンディングってありましたよね。
アフラックのCMで有吉が声を当ててるブラックスワンとなんも変わらないというのも笑えますが(笑)
 
●Free!
失格だけど1位だったって展開にするなら、せめて全国大会の優勝候補とかを並べようよ!とか思わなくもなかったんですけどね。最後の最後に違法行為的なことをやってしまうあたり、なかなか面白い終わり方でした。