雑記(マージナル・オペレーション05)

 
マジオペ、もう続きないん? 外伝はいい、続編を出せ!
 
マージナル・オペレーション05(芝村裕吏 著)
実に、秀逸なシリーズでした。1000円だったらもっと良かった。
評価は人によって分かれると思います。最大評価の星5にしたいところですが、どうですかねぇ。やっぱり佳作狙いなのがネックかなぁ。レーベルとのマッチ感、ストーリーのスケール、ポテンシャル、描写能力。星4つが妥当だと客観的には思いますが、潜在的な価値は星5かな、と。
  
オビに書いてある程度のネタバレをしますが、人民解放軍14万に3000人の少年・少女兵で挑みます。さらにネタバレしますが、犠牲者1桁で楽勝します。客観的にはファンタジーでしょうけど、読めば当然の勝利になっています。犠牲がでないことに違和感がない(苦笑) 一人称ゆえに、凄みが無いのが凄みという作風。現代っ子には難し過ぎるかもしれないけどねぇ。
 
お勉強的には制空権ってヤツを学ぶことができるでしょう。ロジスティクスもですね。地雷の使い方とかも。気になったのは、自分達が埋めた地雷に、自分達で引っ掛からないようにするにはどうすればいいのか?とかでしょうか。長引いていたら、その手のボンミスをしていたと思うんですが、単に描写がないだけかなぁ。僕のエクスカリバーに登録すればいいのかもしれないけど、爆発したかどうかのチェックは出来ないだろうし、そこをどうするのか?だけ疑問が残っちゃったなぁ。
 
また、新シリーズの「遥か凍土のカナン」では、塹壕を学ぶことができます。日露戦争の描写が凄いことになってます。現・近代日本史の知識なんて壊滅状態なので、面白いなーとしか思いませんでしたけどね。本格度としてはこっちのが凄そうなんですけど、どうなることやら。まめたんも読みたい。
関係ないけど対塹壕戦ってどうやればいいんだろ。大砲vs塹壕で、塹壕が強いのは分かりますけど、その先がね。たぶん戦車が出て、塹壕戦術を打ち破る描写とかがあるんじゃないかと期待しているんですけども。
 
 
正直な感想を言うと、またロリか、と嘆くばかり。
 
 
橙乃ままれもそうなんですけど、ロリロリロリロリ!レロレロレロレロ!ムッキャー!!
……赤松健は言うに及ばず。
 
 
だからさー、日本の萌えアニメのバカな貞操観念が通用するのは、ロリ年代限定でしょ?みたいなシニカル目線がね、もうね。ロリは要らないんだよ!カナンじゃイトウさん男になっちゃってるし。人参は要るけど、ロリいらないよ。
 
 
日本の大人の女が低脳のゴミクズだらけだから、ロリ好きの変態どもがいい作品を作るのかと思うと……。はぁーあ。うん、もうみんな死んじゃえ。