魔法先生ネギま! 240時間目

 
ここから数回かけて描かれるであろうラカン戦のオープニングとなりました。
 
 
 
…………今週、感想どうしよう(笑)
 
 
実際のところ、ネギのアーティファクトの内容が分からないので書きようが無いんですよねぇ。周辺をぐるぐるしつつ、裏側へと妄想が入っていく感じでしょうか。
 
 
まず1ページ目ですがオスティアの浮遊岩礁地帯を北東に設定していますね。
24巻215時間目に墜落した旧オスティアを西側に設定しています。つまり、そっちの方向が広域魔力減衰現象の中心であり、その範囲から外れた地域って意味ですね。何気に千の雷でぶっ壊して溶かした岩も背景に登場。
 
イライラソワソワな千雨。チサメ学的にも色々と思うところがあります。例えば前進力と、制止や静止の関係だとか。それはいいとして、前回の修行時は「やること」があったわけですが今回は無いのでウロウロしてますね。今週の千雨的には、カモを頭に乗っけつつ闘技場へと続く通路をネギコタと一緒に進んでいく後姿とかがイメージ的にイイです。オマエ戦わないんだからそっち行かなくていいよ!という反論に再反論して、千雨は一緒に戦ってんだよ!って感じです。
 
……で話をもどして、迎えに来た明日菜たちと中々出てこないネギたちの描写ですね。魔法球や巻物を運んで行けばいいんじゃ?みたいなツッコミはお約束ですが、スルーの方向で。運んでいっても出てこなきゃぁ一緒なわけで。
 
実際問題、この辺りの描写の重要度はかなり低くて、あんまり必要ではないシーンですよね。今回の引きがバトル開始直前なので、逆算するか何かでこういう構成なのでしょう。ぶっちゃけ15分程度の遅延は決勝を盛り上げるには丁度いいというか(笑)
なにせ某バンドなんかは待たせるだけ待たせてといて、ぶっ倒れて終わりってのがパターンとか聞きますし(真偽のほどはわかりませんが)
 
 
で、今回の重要なポイントの一つは、
 
「なぜコタが上半身ハダカなのか?」なのです!
 
そしてその答えは、「暑苦しいオッサンとアッー的なことをしていたから!」
 
 
 
ではなく、(んなわけあるかよ)
 
「獣化してたから」ですね。特訓で獣化してシャツを破いたんでしょう。上着が無事なのは脱いでから変化したからですね。コタは裏側でキッチリ鍛えてきたみたいですね。……つーか、こんなのわかんねぇっすよ、先生ぇ〜。獣化でフルボッコにされてる修行シーン描いてくれたって(以下愚痴)
 
そしてネギの「どんな悪魔にも勝てる」発言。…………何故にここで悪魔?
シンプルに考えると、謎のままになっているネギの初期魔法の最後の一つとか、ですかね。威力的には雷の暴風にも及ばない「トドメ魔法」みたいなモノだと予想される呪文ですが、いったいどんな修行をしてきたのやら?
 
 
ちょっと飛ばして、闘技場が変形するシーンと、魔法障壁による安全配慮の話です。お約束的には、「完璧に保障」されているからには、当然のように破られるのですね?わかります(笑) ………………いや、それ客が死ぬって。観客の中に高度な魔法障壁を展開できる連中がいる辺りだけ障壁突破するのがお約束ですよねー?。じゃなきゃ、避けろって予告してから攻撃かな(笑)
 
次は勝敗予想と警備シフトの話ですが、視聴率的には90%を越えるであろう試合ですし、フェイトが仕掛けてくるとしたらこのタイミングは悪くないと言えますね。仕掛ける先はネギ達よりもむしろ連合と帝国の軍隊を対立させるような罠(先制攻撃とか)でしょうけど「試合終わってからにしやがれ!」ぐらいの悪態はつくんじゃないかと(笑)
 
 
ラカンの台詞で「とことん大胆」はともかく、「来ないと困る」発言は意味深ですね。その後のニマァとしかいいようのない笑いとリンクさせて、たとえ勘違いであろうと「これがラカンの本質だ!」とか言いたくなるほどですね。たまらなくいい表情だと思います。
 
 
で、そろそろ問題になるのが、もう一つのポイントであるところの、
「亜子が出てこないのは何故?」という問題ですよね。
 
とりえあず、小太郎にイチャラブな台詞を言わせるため?とかって最初は思ったんですけど、うーん、微妙。
 
考えるのめんどくせー。現実逃避的には、「がんばって」のセリフを言うコマのアキラとまき絵のクオリティが高すぎるのが気になります。なんという美形アキラ。そしてハイクオリティなまき絵。じゃなくって、
 
亜子ナギ問題は、亜子ナギトサカ問題となるのか?と思ったんですが、どうやら分割処理の方向みたいですね。亜子が問題になるのはナギ=ネギの部分。一方でトサカが問題にするのは、ナギ=ネギ(←犯罪者)という部分ですね。
 
武装錬金和月先生が「問題の分割処理」を話題にされているんですが、ネギま!みたいな両方取りマンガではメリットは両方取りし、デメリットは分割(時間差)処理するのが基本になるのかもしれません。それ以外にも物語の情報量的に分割した方が話が作りやすいとかの影響があるとか?
 
トサカがバラしたって線は薄いでしょうね。常識的に考えたらナギがラカンに勝てる見込みはゼロです。だから亜子たちが奴隷から解放される見込みもゼロ。そんな状況で「お前は知らないかもしれないが、ナギはネギなんだぜ?」みたいなことを言うにはもうちょっと決定的な引き金が必要な気がします。というか、トサカのイベントがスルーされてしまわないかが心配です。ああっなんか思いついたのに消えちまった。
 
やっぱりまき絵がバラしたのかなぁ。バカだからバラしたとは思いたくないんですよね。ネギが好きなまき絵と、ナギが好きな亜子はコダワリのレベルで対立する可能性がありますが、むしろ親友に対して嘘を維持するコストの問題とか?まき絵と亜子は部屋が同じで親友だし、嘘がバレバレとか?
 
すると、どうしてアキラは平気でこっちに来ているんだろうか?ということになるでしょう。亜子ナギ問題はまき絵よりもアキラの反応の方が重要な要素だと思います。アキラは亜子にバレたりしたら平静ではいられますまい。すると、考えられるカバーストーリーは、「ナギさんの激励に行こうと誘ったが、行かないと言って伝言を頼んだ」ってのが通りが良いのかもしれない。では亜子のその心理は?と考えると「愛する男が自分(たち)のために伝説の英雄と戦って傷つく姿を見たくないから……」みたいな感じかな? (でも戦ってくれないと奴隷生活のまんまだし)
 
この場合、まき絵の「はうっ」とか、ゆーなの「!」系記号が問題ですね。アキラの描写とまき絵たちの描写が矛盾だか対立だかしている、と。それで「はうっ」ってのが嘘とは思えないから、嘘をつくとしたらアキラが平気な顔をしてみせているってことになるけど、うーん。やっぱまき絵のオーバーリアクションで片付けたいなぁ。
 
というわけで、ウチのサイト的にはパス1、保留ってことで(笑) きっと先生も保留したんだと思いたい。
 
まさかの亜子誘拐イベントだったりするとアキラの仮契約という神展開に移行できるけど、流石にそれは無いだろうし。
 
 
→この辺で寝落ちしました(笑)
 
 
カードの話はパスです。ローマ数字496が完全数だの1〜31までの合計だのはもう話題になっていることですし、金+赤で赤の方はいかにも頭髪の話っぽいですけど、どうしてもアーティファクトは分からないですし。何かカードっぽいものを持っているか、白い本なんでしょうけど。本ならナギの黒いあんちょこと対になるような代物かもしれませんが、どうも平べったい感じにも見えてしまって。
 
仮に白い本だった場合、呪文を読んでラカン戦で有効になりそうな魔法を覚えるために巻物に入ったって仮説が立てられるんですけどねぇ。
 
 
ラカン戦の展開ですが、勝つはずなんですけど、母親の情報をお預けにするためだけに負けるかもしれませんね(笑) こりゃあ負けた時のことも考えないといけませんね。
 
ラカンに負けたら皆で賞金首として捕まればいいって話とかでしょうか。ネギだけで30万ドラクマだし、刹那や楓が順調に高額賞金首になっていれば100万ぐらいにはなりそうですし。そこで明日菜のボディチェックが入って、栞だったのがバレるとか。……無いとは言い切れない。さらに捻って、トサカが通報して賞金をゲット。その金で亜子たちを奴隷から解放とか。な、なんという善人設定(笑) これで勝っても負けてもなんとかなりそうですね。
 
 
アーティファクトで前半は優勢の展開からスタートするとなると、ピンチになってから逆転のスタイルですね。千の雷の術式兵装がタイムアップになって、大ピンチってところですかね。
 
(コタの腕の包帯が最後のページ書き忘れてますね。)
 
来週は、「ぼーず、また仮契約したのか、今度は誰とだ?」って感じでテオドラとの仮契約にラカンがムカチンと来て、ギャラクティカマグナムな展開が…………
 
 
うーん、タイムアップ。