雑記2

 
●<歯周病>菌の作る酪酸HIV活性化
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090211-00000012-mai-soci
 
歯周病の作る酪酸(らくさん)でエイズが活性化するんだそうな。
リンク先の記事にも書いてあるけど、
 
歯周病が糖尿病や心臓疾患にかかわっている〜
 
……という話もあるから、殺菌みたいな衛生学っぽい分野の攻撃対象は口の中へと移っていくのかもしれない。
 
ここで素人考えをするなら、高い殺菌作用を持つとされる「オゾンのナノバブル」が普及するかどうかという話がひとつと、殺菌ばかりに話が言っているのだけど、もやしもん的発想で「皮膚常在菌」のような人間の味方をするような菌を積極的に増やす方向での研究がどうなっちょるのか?ということではないかと。夜にヨーグルトを食べるのは乳酸菌の関係でいいらしいとかなんとか。
 
ニュー・ヒストリシズム、フローレンス・ナイティンゲール、衛生学、風の流れ、非衛生的な住居というパヴィリオン、シャーロック・ホームズ。そして風水への連想の飛躍までは本からだけど、HIV歯周病を間にサンドしてオーラルセックスへと繋がるとは思わなかった。
 
 
●ハンコック
楽しい作品だった。内容なんてあるか無いかだけど、それもまた良し。
 
 
●テジョヨン
……は見る気がしない。何せ134話だし。いや、家族がみてるのだけどね。
朱蒙チュモン)の作った高句麗(コグリョ)は、中興の祖であるペ・ヨンジュンじゃなくって、広開土王(→太王四神記)で息を吹き返した後で、このテジョヨン(大祚栄)の時に滅亡する。
 
前半はもうほとんど唐の李世民(リセイミン)vs淵蓋蘇文(ヨン・ゲソムン)の戦いになっていて、高句麗側からの視点なので李世民の侵略主義を批判する文脈で占められている。例えば唐は出来たばっかりの国だけど、高句麗は1000年の昔から存在する歴史ある国だぞ!みたいな(笑) 高句麗も650年ぐらいと言われているから、千年王国なのは新羅の方だけどね。 この淵蓋蘇文も一角の人材で、唐との親善を図ろうとしていた王を殺害して別の王を立ててたりする。親善といえば聞こえはいいけど、国を売るのとどう違うのか?みたいな話もあるらしくて、結局、淵蓋蘇文が死んだら高句麗はつぶれてしまって、大祚栄渤海を興すって内容……らしい。
 
作品的には蛇足・冗漫・散漫としか言いようがないほどダラダラと長い。主役の成長過程が飛ばされてしまっているのもやる気を削いでいるかも。朱蒙を一通り見たので、高句麗が潰れたのは残念だった。ローマ→ヘタリアの例もあるように、高句麗と韓国は別物というか(笑) 位置的に見ても北朝鮮の方だし。