マージナル・オペレーション2

 
マジオペ面白いよマジオペ。
 
一巻のダイナミズムからするとトーンダウンだろうけど、水準は超えているなぁ。相変わらず1250円なのが一番の問題だ(苦笑)
 
作中で1年後らしき話で、主人公は「子供使い」の異名で呼ばれるようになっていた……。という部分から開始。日本観光しつつ、戦いもそれなりにこなしてます。中心の葛藤は、「子供使い」な事。子供だから面倒を見なきゃならない。けど、子供を戦わせてしまっている自分、というかね。
 
「仕事の報酬は仕事」を地で行く展開。日本国内での戦闘をリアリティを持って描くには、やはり銃をあっさり入手してたらつまらないんだよね。まず武器の入手のために戦う。でも「お遣い」ルートはそこで破綻させてしまい、襲われる→逆に打って出る、の展開をさせている。
 
思春期と地雷を連呼してて(笑)、遂に最後は思春期地雷とかの呼び方になっているジブリール。新キャラのイトウさんは、有能なんだろうけどマヌケ可愛い。ソフィは、ボウガンのスキルをゲットしててそれなんて「こんなこともあろうかと」展開!?と思ったけども、1回ぐらいならご都合主義に感じない辺りのバランスも良かった。
 
最後は僕のエクスかリバーを入手して、というのがやはりね。地味だけど盛り上がるというか。
続きが早く読みたいものだ。来春か、遠いな。