雑記

 
●ナディア
20話「ジャンの失敗」
21話「さよなら……ノーチラス号
 
ジャンの発明品の失敗が原因で発見されてしまうノーチラス号。これで21話の最大級の戦闘シーンへ続いていくわけだ。20話では、「大人のやることには理由がある」とナディアに教えるんだけど、ナディアは「大義名分」と言って批難する場面がある。自分の復讐心を明かすエレクトラ
 
21話。ガーフィッシュ10隻ぐらいは楽勝でボッコボコにするんだけど、スーパーキャッチ光線なるトンデモ兵器で空中に吊り上げられてしまう。そこから原子振動砲で装甲を破壊されるノーチラス号。つまり、通常のミサイルだのでは装甲で耐えられてしまうので、先にヒビを入れたりしておく必要があるわけですな。
この辺りの戦闘シーケンスはお見事。自爆しようと提案するエレクトラ。20話で復讐心を明かしているところがここに掛かってくる。グラタンで出るグランディス達。特に飛行モード時の気球には液状のコーカテクタイト(装甲の材質と同じもの)が塗布してある設定で、20話で開発しているシーンがある。
 
ナディアが止めてくれと頼みに行くのだけど、不思議なビームで捕まってしまう。これを救うのが20話で試作品が失敗したジャンの発明品。かなりの距離からの落下だったけど、ブルーウォーターの落下制御は働かず、ナディア自身のサーカス的な能力で着地に成功(苦笑)
 
エヴァにもあった、電気が使えなくなると大変ってシーンもやりつつ、敵のトドメを逆手にとって死中に活を求めて、得る展開。あんまり海が深いと水圧でオジャンなんだろうけど、その辺りも助かるためのフラグを用意してある。
 
2話の単位でかなり綿密に作ってあるし、戦闘シーケンスはやっぱりお見事。絶望感の演出から希望を見出して、カッコつける流れも30分番組とは思えないほどたっぷりとして感じる進行だった。いやぁ、良質のエンタメだーね。
 
ここから締まらない話(島編)になっていくのかと思うと、とほほーだけどね(笑)
 
 
踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!
テレビみたよ。相変わらずくだらなかった。青島の病気ネタをひっぱるひっぱる。シチュエーションでコメディーっておきながら、とことんシリアスに展開させるっていう。基本通り!
 
作中で11年経過していることになってて、まぁいいのかなぁ。
最後はキョンキョンが不思議ちゃんでズレた感じの終わり方。 まとまった盛り上げ(カタルシス)を作るのには失敗してたね。
 
素材的に、大作映画を作れる感じじゃないんだよね。青島と室井の関係っていうグランドデザインはあるけど、達成しちゃえば終わりだし。日常型のコメディーのノリが大きい作品に、深刻な非日常イベントをぶつけてもなー、と。その意味ではらきすたけいおん系の日常モノだよね。ファイナルはレンタルすると思うけど、日常ものなんだから、サザエさんみたいにずっとやってても良かったんじゃないかなぁ。
 
 
氷菓
うーん。全22話って話があるんだけど、エンディングっぽくはなかったなぁ。(そういう風に見える部分はあるけど)来週ありそうな気がするんだけど、予告無かったし、終わるハズだ。こんなことやって大丈夫なのかなぁ?(笑) あえて区切らなかったとか? まぁ、いいんだけど。
 
ホータローが「自覚」するまでとしてみれば、1年だし丁度良くもあるんだけどね。