雑記(まとめ、総括的な何か)

 
えと、適当です。
 
 
●お疲れさまでした
今年も終わりを迎え、特に何か書くべきこともないんですが、何か書こうかと思い立ちまして、ちと頭を捻っているところです。
 
 
何はなくとも震災の年でしたね。
被災者の方々にしてみれば現在進行形の問題ではありますが、どこかで区切りを付けて、次の動きへと移らねばなりません。年末が「それ」かはわかりませんが、直接的に被災していない人々は、少し無理してでも気持ちを入れ替えて、前向きになっていかねばならないでしょう。
 
 
来年の見通しは、正直に言って暗いです(笑)
震災のショック、そこからの現状回復によって、問題から視線を逸らしていますが、先行きの不透明感は何も変化していません。放射能の問題も除染をどうするか?になってきてはいますが、どうするのかわからない。消費税だけアップして問題解決という気分でしょうね。大阪は元弁護士の人ががんばっちゃいますが、国全体としてみて根治する方向にはありません。気休めでしかありませんよね。
 
ジョブズもこの世を去りました。
私は熱狂的に信奉者を得る人とは波長が合わないらしくて、まったく彼のファンではありませんでしたが、ブレイクスルーできる人が居なくなったという漠然とした不安が残ります。影響が出るのは、もうすこし先になるでしょう。
マイケル・ジャクソンの再来が現れないように、ジョブズの再来もまた現れません。憧れはその人物へと辿り着く「力」たりえないからです。言ってしまえばジュリアス・シーザーも出てこないし、織田信長だろうと、坂本龍馬だろうと、二度と現れない。だけど、別の人物なら現れうる。
 
 
ジョブズタイプの人物は必要ない。むしろ邪魔です。
先進国というか、「日本」全体を活性化させるには、部分的なブレイクスルーなんて要りません。共通的な、「新しい何か」を見つけて、各分野に応用する。発展途上国には決してマネできないような真似をしていく必要があるのですから。
 
 
●エンタメ
さて、エンタメ分野ですけども、まとめられるほど詳しくないです(苦笑)
 
悪い意味では「まどマギ」でしょう。ちょっとメディアによる取り上げ臭がキツいっていう。 その意味では「京アニ」から「まどマギ」にシフトしたという風に見ることはできますが、シャフトなら「会社」ですけど、まどマギは「作品」です。シャフトの打率が分かっていれば、後は何も言わなくてもご理解いただけるかと思われます。(ネギま!の恨みは大きいです)
 
もっと悪い意味ではAKBの躍進ですね。AKB商法という言葉・悪影響はエンタメの良心を破壊し、徹底的に打ち壊そうという勢いがあります。けいおん!もこっち方向ですし、応援する価値があるのかどうか微妙ですね。念のために書けば、どっちも「作品の質」とは関係ないかもですけど、マネージメントというか、営業活動、宣伝活動とかのレイヤーをほっとくと枕営業的な業界の悪しき体質になっていくはずです。ギリギリの崖っぷちなのかもですけど、ジョブズとは逆の意味でブレイクスルーではあったのかもしれません。
 
シュタゲは今年の作品とは言い難いものがありますが、アニメとしてレベルが高くて文句ありませんでした。まぁ、原作はやっていないレベルでの判断デスケド。
 
後半はピングドラムでしょうか。
他にもタイバニだのいい作品はあったかもですけど、まぁ、ピングドラムをどう見るか?というのはちょっと問題にしておきたい部分ではありますね。

ピンドラは戦闘の無いエヴァンゲリオンで、謎で物語をひっぱって、抽象的なレベルで話を展開させました。ラストはエヴァのTV版エンドを想像しておくベきでしょう。
これは、「具体的なレベルで物語を動かす力が無い」という批判が数年前なら可能でしたけども、抽象的なレベルで物語を展開させていけない理由はたぶん消えていると思われます。ジャンル的にはファンタジーに近似するはずで、ある種の「リアリティ」が守られていれば、物語として成立すると予想されます。……だから正しいとか、だから面白いとか言うつもりはありませんが、言ってしまえば、この抽象度で視聴者を納得させるのは難しいだろうとは思います。ピングドラムで私はあんまり納得いってません。だからって具体的な物語に落とし込んでどうなるという作品でも無さそうです。具体的な物語に落とし込んで、現状よりも面白くなるか?といわれれば、それは無いでしょう。そういう作品だったと思います。
 
ま震災のあった年に、まどマギ、シュタゲ、ピンドラと、世界線を乗り換えようとする話が並んだのはそういう需要があったからなのか、もっと無意識によるものなのか分かりませんけども。
 
 
個人的にはマクロスFの映画版後編を忘れるわけにはいきません。総集編ではない別の物語を提示し、かなり強い主人公を表現できた良作ですね。
 
ガッキーが再起動した雰囲気がありますが、どうなんでしょうね。
 
ネギま!は魔法世界編が終了し、終わりに向けて加速しているような、どうなのかよく分からない情勢ですね。魔法世界編にもう1巻分使ってもよかったかもしれません。ラストだけ駆け足なのは、映画の関係だと思われますが、今の日常編も楽しいのでまぁよしというところではないかと。
ネギまの映画はノーコメントでいいでしょう。
 
Jコミは幸先よいスタートを切っている気がします。ほとんど読めていませんが、文化事業的な意味も大きく、日本にとって明るい話題の一つでした。
 
 
●来年は……
このブログどうしようかなぁ〜?という気分なのですが、ネギま!のあった週末ぐらいに読みに来ていただければとおもっちょりますです。あい。
 
 
そういえば、ハンタが長く続いたのも明るい話でしたね。
K-POOP炎上祭は楽しかったです。フジや花王に対するデモは、市民の政治的意識の現われでしょうし、他人任せの思想が変わってくるなら、放射能にも意味はあったかもです。(健康被害はちっともよくありませんが)
 
安西先生、おいしいお魚が、たべたいです……。