アメリカの正義の象徴


スーパーマンリターンズをみた。


今週、電脳コイルが無いって知らなかったので埋め合わせで。
エヴァンゲリオン映画版の予告を見るとやっぱしすっげーなぁ面白そうだなぁと思うのだけど、電脳コイルにスタッフを持っていかれてNHKが返してくれないから映画2作目の進行は絶望的という怪しい噂を某所で聞き、電脳コイルがんばれ!と素直に言えない部分が切なくてGJですね。
そんな進行状況が完全に沈黙!みたいな話を聞くと、巷で噂のH×Hの冨樫先生は本当に連載するの?みたいなこともまとめて気になります。少し前の記事とかに虫編で凄まじく中途半端な状態で連載を終了にしたいと言ってた、とか、連載終了の部分まで原稿書いてて編集が止めてる状態とかって情報がリークされてて、そんなにネトゲがやりてぇのかよ!?みたいなまとめがなされていたりするわけですが…………赤松先生がんばって!とかって書いて誤魔化そうとする私。だったら最初から書くなよ(笑)



成功者がいたとする。
誰かが巧くやるとスッゴーイとかって祭り上げておいて、忙しくなった頃に調子こいてんじゃねーよと叩き落とし、姿を見なくなった頃にまた懐かしく思ったり、長年の隠された愛を告白するってパターンが人間のダメさ加減をよく表していると思うのです。(今のグレンラガンとかね)
宮城の東国原そのまんま旋風とかのように、メディアが集中砲火を繰り出して意図的にブームをつくることが多くなってきています。メディアに顔を出す機会が増えれば揚げ足を取られる機会も増すことから、よっぽど巧くやらないと叩かれて潰されてしまいます。
 この、周りの人の態度がコロコロ変わるようなことに対してどのような戦略で対処するのか?という部分を有名なり有能な人間は意識しておかないといけないわけですよね。
例えば、わざと打率を落として平凡を装うだとか、たまにしか打席に入らないようにするとか、長期間に渡って活躍し続けるとか、もっと言えば、ひたすら良い人でいるとか…………?
しかしそれも明石家さんまぐらいテレビに出っ放しだと、見る側がたまに見ようか?とかってコントロールしてるんでしょうけどねぇ。



スーパーマンリターンズは、何も考えずに見ることができる楽しい作品ではありますが、過去の設定を思いっきり引きずっているので、前作を見ていないと辛い。ロイスがヒロインとか、緑色の水晶(クリプトナイト)が弱点とか、細かい話だと冒頭のいん石に近付いていく老女の無茶さだとかをどう説明するんだ?とか(笑)
 旧作をみるとスーパーマンアメリカの正義の象徴でした。
そしてやっと帰って来た真打ちの登場に心の拍手喝采でしょう。古き良きアメリカの正義の象徴です。
新しき悪しきアメリカの正義の象徴はというと、大抵が中年のオッサンで離婚暦がある(笑)
最近のスパイダーマンを見ても、汚れちまった悲しみがあります(主にヒロインが)



古き良き正義の象徴たるスーパーマンに限っては大丈夫………だよ………ね?(涙)



(しばらくおまちください)



ロイスなんてさっさと諦めて、新ヒロインを捜そうZE!女は星の数ほど居るっていうぜ?




……ってなりましたとも。正義のヒーローが、ヒロインの性的なだらしなさに苦しむ時代かぁ。
これってアレですか? ヒーロー3.0とか?(俺、もうバカ過ぎて死ぬかも)


とりあえず、人のピンチに駆けつけて助けまくります。
見所といえば、やはり圧倒的な困難を正面からブチ破る破天荒さですね
(シナリオ的に他人の助けが必要なシーンを除く)



アレっすよ、最大の困難って何か?ってのが見所。ヒーロー不必要論とかね(笑)