日記(協力者への渇望)

鈍感なのは嫌だね。
 
  
●「富の未来(下)」読了
 
もう最後の方は読み飛ばした。具体例は素晴らしいんだけど先に進まないし。
 
トフラーは生産消費を金銭経済と半々にしてたけれど、たぶん金銭経済は氷山の一角程度の規模だろうと思う。経済が扱う分野が「使っても無くならない」という性質をもつ「知識」にシフトするとこの均衡が崩れるようなことを想定しているんだろう。何年掛かるのかなぁ。そう簡単では無いだろうけど、音楽とか動画とかはタダで共有する動きが既に出てきているわけで……。ニコニコ動画批判とかを思うと、ブロガーとかのコメントする側が金銭経済を過剰に守りすぎていて、実際の動きはたぶん逆で生産消費が不遇なのが問題なんだろう。
まだまだ感想としてはいろいろあるが、アニメーターの生活をどうやって守るのかを考えると不安になるばっかりだ(笑)
 
人間性とかも変わっていくんだろうか?しかし、そう簡単ではないようにも思う。
それにこのペースで行くと寿命も大分延びるかもしれない。どこまで延びるんだろうか。我々がギリギリ第一世代になるかもしれないんだよなぁ。運動機能障害による老化現象(肉体の硬直)をちゃんと解明しておかないと若い体でもボケて使いモノに成らなくなる日が来るはずだ。腰痛とかもね。アルツハイマーがウィルスならいいけど、どうなんだろ。
 
マス化が進んで機械化して人件費の削減で人減らしが起っている。
知識経済化で失業が専門知識を必要とするような構造問題に変化する。非マス化が進んで個別対応で人間を雇うように戻るのかと考えると、微妙。農業がロボット化されて、且つ、幹細胞で人間の寿命が延びると「働かざるもの食うべからず」が消えるかもしれない。はてさて。それよりも死を選ぶという選択におののくのが先だろうし。トゥモローワールドの世界?
 
 
●「ウィニング 勝利の経営」ジャック・ウェルチ(途中)
  
ジャック・ウェルチ! なるほど、先を行ってる。車輪の再発明をしないで済むというのはこうのだよなぁ。だけどやっぱり今じゃないと理解できないね、これは(笑)微妙なニュアンスも言いたいであろうことも(日本語訳が正しければ)分かるように思う。そうだよね〜となるほど!が交互に攻めてくるかのようだ。まだ半分だけど、これも常識化したい内容。
 
   
唐突だが、千雨といいんちょが好きな理由が分かった。
真の協力者に対する渇望がその根底にあったのかもしれない。アニキにとってのシモンがそうであったように、本当の意味で協力を惜しまないのがこの二人と見ることが出来るのだ。千雨の方は超戦を見れば「変革キラー」っぽい要素もあるんだけど、……という辺りでちゃんと記事に出来たらいいなぁ。
 
他の人はどういう理由でそのキャラが好きなんだろう?と多様性に対して思いを馳せるのであった。