今週は……えっと、まぁまぁ、かな?
やっぱりこの回のこの構成だと意外な犯人として「超りんだったのか!」ってインパクトがないとどうにも成立しないね。こうまでバレバレだと見てる側としてはある程度シラケるもんなぁ。他者の心を操作するにしても、もっと間接的に〜というか、巧妙にやらないとね。(無茶言うな? まぁね)
それと、ここのところメタ認識で面白さを作ってたから物足りないんだと思われ。エヴァ以外の誰かが「超の言動がヘンだ」ってところまで行かなかったのが残念だったのかも。明日菜には近いことを言わせてたんだけどねぇ。これじゃ超じゃないけど笑うしかないんじゃないかな。
総集編部分はダレるけど、キラリと光るポイントもチラホラ。
○双子
・風香のみせた姉妹愛に泣いた!(好きなものをあげる所)
・お姉ちゃんのところに走る史伽(超が正体を現した時)
○麗衣たま
ハイテンション演技よりも、その後の寂しげな横顔こそが本領。しっとり。
○千雨
なんつーか、バランスがおかしい(笑)
晩餐ツッコミでよしとするしかないか。
●欠席裁判
しかし被告であるかのように非難されてみえる登場キャラ達。見方によっては非常にナイーブでもあるし、もっと本質的な部分でネギの否定が作品だかキャラだかのアイデンティティ崩壊のイメージを喚起させるものでもあったり。
●こうなったら仕方ないっ!パターン
仲間割れ作戦
↓
ネギのことを思い出そう!
↓
失敗!
↓
笑いながら正体を明かす
↓
名簿みせて「思い出せないネ!」
↓
しかし、思い出してしまう
↓
失敗!
↓
クッ! こうなったら……
この「こうなったら……!」というのが見事なまでに典型的な悪役パターンなわけで。戦力の逐次投入っていうか。最初から全力でやってないっていうか(笑)
○見所
……はエンディングでチラ見せするイベント風景だったりして。麗衣たまが輝いているぜっ。
○次回
そろそろまとめに移行するとして、クライマックスをどうもってくるか?という部分かな。
ネギが復活して、世界樹をどうにかしないと刹那とかが出て来れないわけで。31人が復活する辺りから大逆転?そこに物語冒頭の置き去りにされる明日菜のシーンとかがどう繋がってくるのかが見所になってくるのかも。