魔法先生ネギま! 236時間目

 
掲示板でネギまの無い3週間がやけに早く過ぎさったなぁ〜なんて書き込みを見て、思わず頷いてしまった。その彼らはどうだったのかは分からないけれど、私の場合は集中して考察したり更新してをやっていたわけで、充実していたのが大きかったと思う。ちょっとネギま断ち的なことをしよう……なんて思ってここしばらくは更新を止めていた。やはり感想を書くには飢えが必要なのではないか、ってね。
 
は、はやく読みたいよぉぉ〜(←弱すぎる)
 
ドラマCDは別に買わなくてもいっか、とか思ってたんだけど、本屋で平積みになっているのを見て思わず手にとってしまった。本編無視してボーナストラックを聞いて、いきなり撃沈される。
 
「ひゃっふ〜、たーのしすぎですぅ〜」
 
な、なんという神チョイス……
さよちゃんに関してはもうここしかないって部分を選んできやがったぜぇぇぇ!!!とか一人で盛り上がってしまった。いや、もうちょっと子供っぽい発音が良かったかも?なんて話はどうでもよくて、声優さんの声で作品のイメージを補強・増幅させているわけで、これがたぶん答えのひとつだなぁ、と思ったりした。OAD3のオマケもコレがいいのに、と本気で思う。
 
前置きが長いぜ…………orz
 
 
●飽和率95%オーバー!
面白すぎんだよなぁ〜とか思いつつ、残り5%はなんだ?というと、そりゃあラカン参戦が不安要素として働くことに対する留意みたいなものですわ。
 
12/5に書いた展開予想(コタ編)が大体合っているのを確認。ネタ的にもう一度ちゃんと説明しようかと思うわけで。ちなみにALNの日記を見ると、11/28に執筆開始なので「完全に」間に合っていません(笑)
 
我々が本気で作品に意見を反映させたいと思った場合、先生にメールを送るとかするとしても、数週先の展開を予想していくか、中・長期的な傾向を論じるなりして一定水準を超えて行くしかないんです。その意味では、何週かに一度、休みになる時っていうのはスケジュール的に言うと実は狙い目になるんじゃないかと思ってたりはするんですが。(でも私は毎週読みたい派w)
 
総括を書いた手前、ある程度までぶっちゃけますけど、だいたいの経験から、自分の意見が反映されているなんてこたぁ、ほとんどありません。言ってることがちげーじゃねーかと思うかもしれませんけど、ほとんどなのであって、ゼロじゃないことに意味があるんですって。大体、展開予想を確実に当てるための必勝法とかを考えたことがありますか?……そんなもん、究極の方法は自分の書いた意見がそのまま作品になる(使われる)ことに決まってますよ。どこぞの占い師じゃあるまいし、そんなの無理なんですってば。(でも本気でやると面白いですよw)
 
例えば、絶チルの椎名先生なんかは何がしかの意見を口出しされると無理矢理反発したりすることもあるそうです(苦笑)それで展開が狂ったりしたら堪りませんよね。おそろしい。
 
だから、あらゆる手段を使って追いかけていくわけです。ちょっと前までだったら、まぎぃさんがアレ見たコレ見たとか書いていたりしたんで、それが仕事場で流れてて音だけ聞くとかしてインプットされているものってことですよね。そういうのを追いかけていくことで、「発想の源」を探るとかしてないと(本当は)いけないんですよね。(……なんというかまぎぃさんはペトロニウスさんのサイトをチェックされていたので、色々と境界線は曖昧、なんだと思いますが)
 
それと参照物(リファレンス)から遠いと、人間ってオリジナリティを感じてしまうと思うんですよ。なんでそんなこと思いついたの?! ってびっくりしてしまうというか。…………でもそんな時間なんかなくって(涙)(例えば篤姫はみてないっス)
 
だから、我々読者ができることっていうのは、まず第一に楽しむことであり、オマケとして高い理解を示すことだと思われます。もっと面白いものを要求するためには、少なくとも現状のレベルを当然のように理解できていなければ、その資格はありませんよね。「もっともっと!」と要求するには、読者の高い理解が……あえて口にすれば、「愛が必要!」っちゅうことです(笑)クサッ
 
さすがに勿体無いっていうか…………思いませんか? このレベルの作品になってくると、読んでいる方としてもかなり惜しくなってくるっていうか。下手な終わり方をされて苦しむのって自分だよな、みたいな。
それもストーリー志向の私が現状の方向性に喜びを見出しているっていう傲慢さでもあるのかもしれませんけどね。(先日の楊さんのラジオとかね。掲示板の方で色々と勉強になりましたので。)
 
 
ラカン参戦、それホントに大丈夫なの?
「なんじゃつまらん、それなら優勝はあいつ(ネギ)で決まりではないか」
……と言った じゃじゃ馬皇女様の言う通りなんですよね。しかも今回はコタが観戦に徹していたように、ネギだけで十分っていうのがアピールされていました。なんというグッジョブな展開! これでコタと夏美の出番は近いと言えるでしょう(ヌッフッフ byコレット
 
えっと、フェイトに勝つのと、ラカンに勝つのとでは、どっちが困難でしょう。当然、ラカンに勝つほうが難しいですよね。つーか、不可能とかのレベルですよね(笑)
 
で、拳闘大会でラカンに勝った後で、フェイトに勝ったとして、それが何なの?ということを書いたわけです。今までは、拳闘大会が消化試合だった。それが今度はフェイト戦が消化試合になるぞ、というのが話の趣旨です。
 
拳闘試合で段々と盛り上がっていって、優勝、その後でフェイト戦に雪崩れ込むことになるわけで、ピークはフェイト戦でないといけません。そういう右肩上がりのテンションが求められているわけですよね。しかし、現状ではネギが闇の魔法でパワーアップ「済み」のため、優勝にはさほど問題がありませんでした。拳闘大会はネギと小太郎の2人しか基本的に参加できないイベントなので、ネギが強すぎることで小太郎の活躍の場所がなくなるのです。
 
そこでラカンにエントリーさせてきた。これで拳闘大会の難易度が高くなって、同時に小太郎のパワーアップはありえる話になった訳ですが、今度はフェイト戦が
…………orz
 
っていうのが、不安な部分なわけです。(フェイトは成長しないって話とかまでが色々と影響してきます)手抜きラカンに勝ったとしても、フェイトなんか楽勝になるような気が……?
 
いや、赤松先生は巧くやる! 期待!
 
 
なんか誤解を与えかねないな(笑) 例えば、超戦は、カシオペアっていう条件戦だったわけですよ。だから、ネギにしか戦えなかったわけです。うーん、もしかすると、拳闘大会でラカンが怪我するとかあるかもしれませんね。しかし、現状でネギパーティが無傷でフェイト達に勝つのは不可能でしょう。そういう奇跡の介在する余地としてラカンを残しておくとかいうのは、アリなんじゃないかなーと思うのですが。
……って、話がそれてるし。えっと、フェイト戦はバトルして勝てば勝利!っていう種類の戦いでは無いんですよね。作戦の成否を問うものですから、戦力で上回っても勝てるとは限らないものです。それでもネギ達に戦力すら無いってのは論外なわけですよね。大分、戦力差が縮んで来たのですが、そうして勝算が出てきたことで迫力も少なくなってきます。ましてや我らがラカンの後では屁の突っ張りにもならんでしょう。先生はそこをどうするつもりなのかなぁ〜?という話でした。
 
……分かってる人にはクドイな(笑)
 
 
●細かいところー
 
・扉絵の背景
さすがに苦労されただけあって、かっちょいいっスね(笑)
廃墟の方もよかったし、個人的には神話の英雄像をバックにチビちゃんが立っている1コマも好きです。
 
もうちょっと「意味」と重なってくると最高なんですが。例えば20巻ラストの186時間目みたいなのとか。まぁ、あそこは別格にしても、魔法世界入りたての頃よりは何倍も良くなりましたもんね(笑)
 
・地味じゃない。もう地味じゃないよ!
人形化は大成功でしたね。
 
木乃香
やっぱり木乃香が中心付近にいると、収まりがいいっていうか。いや、そんなこと気にしてる人あんまりいないんでしょうけど。木乃香はちっちゃくても可愛いです。
 
・千雨
……千雨はおっきい方がいいのにぃ〜。でもメンバー的に下にはいけないっていう。服も変わってないし。なんたるちーや!(かんなぎ
 
・テオドラ殿下
というわけで、戸松遥さんの声で聞こえております*1
ラカンの方は小西のアニキがタイタニアのヒューリック役で高めの声を出しているので、やっぱり置鮎さんですね。
 
・パルのかなかな
ひぐらし・レナの「かなかな」も3回続けてしまえば赤松オリジナル!っていう(ホントカヨ) 下はパルが中心で動かしてますね。なんというか、さすが副部長。
 
古菲
くーの発言が、どうも我々読者の代弁になっている気がする昨今(笑)
おかげで微妙にメタ認識入っていることもあり、質が高めに感じますね。親近感?みたいな。ファンの人達はどう思っているんでしょうねぇ。たまらんのではないかと。
 
・刹那&楓
絵になりますね。ニンニン♪
 
アスナ
ロリ化を描いてきましたね。
実はお風呂の話でもロリで出さなかったので、黄昏の姫御子とロリ明日菜のイメージの問題から、そういうのは使わない方向かと思っていたんですよ。まぁ元気な表情で差異を作ってはいるみたいですし、実際の中身は栞なんですけどね。
 
・まきえ&ゆーな
まき絵……よく言った!(笑)じゃなくって、イジメイクナイ!(←今更)
 
・ネギのバトル
緩急を付ける事での速度の演出ですね。
特に最後の右腕解放は余裕のある感じが、逆に危険な雰囲気を持たせていてカッコ良かったのではないかと。
 
 
後は、茶々丸レーダーとエヴァの幻術話、ラカンが影の出資者とかですね。なんか、まき絵にバレた臭い方も気になるところですが、次回は新年1月7日発売号で会おうぜ!って感じでしょうか。今度は二週後ですね、了解(涙)
 
 
これで今年のネギま感想記事は終了です。ウチは年内でまだ考察とかするかもしれませんが、そっちは読まない方も多いことでしょう。ともかく、今年も一年、ありがとうございました。

*1:かんなぎのナギ役