雑記(neo・ダイブ・ちはや・ダーク・ナド)

 
金が無いと思うと色んな本が欲しくなるのに、ちょっと入るとみんな要らなくなる不思議。心を癒すためにマンガを買おうとして、何も買えなかったりする。
 
そんなときに、ふと人付き合いの延長線としてネギまneoを買って、思いのほか癒されてしまった(笑)夏美とか可愛くて。
感想とか書くつもりなんかなくて、単に読んだのが良かったらしい。自分は無理して吸収しようとしていたのだと気が付かされた。ここのところ毎日のようにブログを書いていてネタが尽きる頃合かと思っていたんのだけど、実は書き忘れとかがボロボロあって、足りないどころか増えていってたりする。なんだかよくわからない。
 
 
コンビニのケーキを食べたくて、でも場所がなくて。
マンガ喫茶で持ち込みオーケーになっているところが目に付いたので、1時間だけ利用するつもりで入る。
1時間で読める量はほんの少しなのだが、ハチワンダイバーを、と思って。相変わらずでサクッと読めた。何故か天空闘技場やってて、もうアホかと(笑)
 
時間があまったので、話題の「ちはやふる」を手に取る。面白くてびっくりした。つくづく世の中というのは侮っている方がびっくりできて楽しめるものである。2巻まで読んでタイムアップ。意外にも充実してしまった。
 
ウトウトしながら帰宅。ついにダークナイトをレンタルできた。でも眠い。でも見る……。
 
でもまーこんなもんかーとか思う。難しくてわかんねーよ、みたいな(笑)
情報量が多くて、展開が速いと「理解しないと負け」のルールで頭のいい人達の評価は高めになるよね。だけど、「こんなんでましたけどー」とやられると、「……ふぅーん」ってなっちゃうんだよなぁ。沈黙に耐えられない人は語っちゃうのかも。一応、なんか感想かかなきゃ!というプレッシャーは感じているんだけど。
 
うーんと、ジョーカーなんかさっさと殺しちゃえばいいんじゃね?みたいな部分がわからないっていうか。ビギンズ見たはずだけど「何故、敵を殺してはいけないのか?」の部分がよくわかんなくなってた。そんなルールの作品だったっけ?……なんかコウモリの恐怖とかどこいっちゃったの?みたいな。自分の手さえ汚れなければ、何人犠牲になっても構わないってなっちゃうと凄く無責任だし、最後のダークナイトってののインパクトが鼻で笑っちゃうレベルに堕するんだよね。その意味では単体の作品として「正義の意思を貫くこと」の大事さを説得力をもって描けていないことが弱点になっている。
……で、この部分に対する仕掛けが船の爆破だわな。だけど、それは誤魔化しじゃん。バットマンの正義と一般人の善良さとを同列に語ってしまったら、人類総バットマン化しろよ!って話にならないとおかしい。いわばギアスみたいにみんなでゼロになるっていう記号化だね。これで正体を明かせ!っていうのは論破できる。でもそれは最初の方でバットマンの真似をする連中が現れて殺されてたりして、バットマン自身に否定させてるわけだね。ここまでの反論封じは見事だといえる。
 
では、なんで人類総バットマン化してはいけないのか?だ。「悪があるから、正義の味方が必要だ(バットマン)」→「悪がなければ、正義の味方は必要ない」→「正義の味方がいるから、悪にも存在価値がある(ジョーカー)」みたいな言い換えと論理の反転があるけど、ここが多義的になっていて、「バットマンがいるから、悪がなくならない」←(なぜなら)バットマンがいるから、みんなが正義を体現する必要がない……みたいな隠れてる論理とジョーカーの主張する存在理由みたいなのが重なっているらしい。
 
結局はバットマンの選択自体がボトルネックというわけだよね。で、レイチェルとの約束がここに出てきて、バットマンの必要性はバットマン自身が作り出している幻想だってことを暗示させるか何かして、論理的にはフェードアウトしていく感じかなぁ。
 
やっぱり人類総バットマン化すればいいのに、そこはデントみたいな「表の顔」に任せて引退しよういう次善の策によって論理が閉じてしまうんだろうね。
 
で、人類総バットマン化が可能ならば、船爆破エピソードが成立することになるし、無理なら破綻する。……もちろん破綻しているわけだけど、囚人側に決戦存在か何かがいて(笑)、あたかもこの嘘が成立するかのような演出を混ぜているわけだよね。
 
で、こうやってぐるぐる考えている間はずーっとジョーカーが野放しになっていて、無責任なんだよなー、みたいな。で、どうして殺しちゃいけないの?って戻ってきちゃうなぁ。仮にバットマンに対する感情移入だとしたら、殺せ!の圧力もあると思うし。やっぱわからんなー。人様の感想を読むかなぁ。
 
結論ありきなのかもなぁ。ラストでダークナイトにしてジョーカーの理屈に勝たせるためにバットマンの方の理屈をいじくったのではないか?とか思ってしまう。レイチェル役のキャスト変更で説得力が激減してたのもあって(笑)、あんまり高い点数はつけたくないね。ジョーカーの生々しさは異常だったけど。
 
とまぁ深夜なのに解説モード発動で理解度はなんとなく高まったけど、寝ないとヤバくなった。
 
 
気が付いたら寝てて、クラナドのタイミングで起きて、この雑記書いたんだけどね。
疲れたのでさらに難解なクラナドの感想は流しちゃって、今からもう一度寝るっす。